バーテンダーの資格試験とは?バーテンダーに関する資格試験の概要と合格の秘訣

バーテンダーの資格試験とは?バーテンダーに関する資格試験の概要と合格の秘訣

バーテンダーとして働きたい、または既に働いているという方の中には、「将来は独立して自分でお店を持ちたい。もっと認められたい。」と思う方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、バーテンダーとしての経験を積むことはもちろん、資格試験を取得することで、その道のプロに近付くことができます。

バーテンダーの資格とは?

バーテンダーには民間の3団体が主催する資格がある

バーテンダーの資格には国家資格はありませんが、民間の団体が主催する資格がいくつかあります。その民間の団体とは、一般社団法人日本バーテンダー協会、一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会の2団体です。

さらに、その2団体の他に、ジャパンバーテンダースクールという養成校を卒業した場合、その卒業生を対象に試験が実施されるため、その試験を受けてライセンス認定証を授与される方法もあります。

民間の資格試験はありますが、バーテンダーになるのに資格は必須ではありません。実際に、働きながらバーテンダーとしての経験を積む方が多いでしょう。ただし、資格があれば就職に有利となり、仕事の幅を広げることができます。

また、将来、独立して自分のお店を持つことを視野に入れている方にとっては、衛生管理を学ぶと同時に、より専門的な知識と技術を習得することで、バーの経営に役立つことも多いでしょう。

一般社団法人日本バーテンダー協会(N.B.A)の資格

日本バーテンダー協会は、昭和4年に発足したもので、酒文化の発展とバーテンダーの資質の向上を基本理念に掲げています。この協会は、経験年数に応じた資格試験を2種類設けています。

バーテンダー呼称技能認定試験

受験資格 N.B.A正会員の受験資格は、アルコール飲料を取り扱う飲食・サービス業に従事し、満20歳以上の者。N.B.A正会員以外の方は、飲食業でバーテンダーを職業とする満20歳以上の方(過去にバーテンダー業務に従事していた方で現在退職されている方は、過去の職場で従事証明がもらえれば受験可能)
試験項目 学科試験「改訂NBA新オフィシャル・カクテルブック」(柴田書店)より酒類総論を出題。20問で100点満点。
試験時間 1時間
合格点数 検定試験委員会が合格点数を決定する。
試験日 11月開催。年1回。
受験場所 東京地区、関西地区
試験時間 2時間
受験料 N.B.A会員:5,400円、非会員:21,600円
合格認定料 N.B.A会員:5,400円、非会員10,800円

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験

受験資格 N.B.A会員限定。協会在席3年以上。実務経験7年以上の会員で、バーテンダー呼称技能認定を取得して2年が経過した満25歳以上の者。
1次試験(学科試験) 衛生参考問題より、衛生問題を5問出題。合計20問。合格点数は検定試験委員会が決定する。
2次試験(実技試験) 「フルーツ・カッティング」、「ステア」、「シェークの基本技術」の3部門各10点の30点満点。25点以上で合格とする。
試験時間 1次試験は1時間。
試験日 11月開催。年1回。
受験料 5,400円
合格認定料 16.200円

N.B.A.認定マイスターバーテンダー称号証書

日本バーテンダー協会へ入会後、継続して20年在籍し、飲料業またはサービス業での経験が25年以上あり、かつ、インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験に合格した者に与えられる証書です。経験年数が重視されるため、資格試験はありません。

一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会(HBA)

日本ホテルバーメンズは、日本全国のホテルで本格派バーのあり方と飲料文化の発展・育成を目的としており、5つのHBA認定資格試験を行っています。

HBAカクテルアドバイザー(通信講座)

受験資格 試験当日20歳以上。非会員も受験可能。カクテルをライフスタイルに取り入れたい方。カクテルの知識を広めたい方。
受験・受講料 36,000円
試験・講習の概要 通年開催。自宅で受講・試験を受けることができる。随時、資料請求受付。

HBAビバレッジアドバイザー(筆記試験)

受験資格 協会会員・非会員共に受験可能。試験当日20歳以上。飲料関係者。HBAバーテンダー資格取得を目指している方(必須)
受験・受講料 会員:25,000円、非会員:35,000円
試験・講習の概要 年1回1月開催。飲料知識全般に対する筆記試験。別途、試験対策講習会があります。

HBAバーテンダー(ジュニア)(筆記試験・実技試験)

受験資格 会員のみ受験可能。HBAビバレッジアドバイザー資格取得者。実務経験者かつ現在もバー勤務であること(レストラン可)
受講・受験料 15,000円
試験概要 年1回3月開催。実際にカクテルを作る実技試験有り。試験対策として、別途、講習会があります。

HBAシニアバアーテンダー(筆記試験)

受験資格 会員のみ受験可能。試験当日28歳以上。HBAバーテンダー資格取得者。10年以上の飲料業務経験者かつ現在もバー勤務である(レストラン可)
受験・受講料 25,000円
試験概要 年1回1月開催。HBAバーテンダーとしてより高い知識を有する試験。

HBAマスターバーテンダー(支部長推薦が必要、筆記試験、論文、面接試験)

受験資格 会員のみ受験可能。試験当日40歳以上。HBAシニアバーテンダー資格取得者。支部長推薦を受けた者。
受験・受講料 25,000円
試験概要 筆記試験年1回1月開催。論文、面接試験は年1回3月開催。HBAバーテンダーとして最も高い知識を有する試験。

バーテンダーの資格の難易度・合格率

日本バーテンダー協会と日本ホテルバーメンズ協会の主催する資格試験の合格率は、どちらも公表されていませんが、合格率は高い傾向にあります。どちらも試験も内容によっては正会員のみ受験可能となっていますが、正会員に登録されるのも難しくありません。

上位資格は筆記試験よりも実技試験が重要

上位資格になると、経験年数や実務経験が必要になってくるため、筆記試験よりも実技優先の傾向にあります。また、筆記試験の出題範囲は明確になっているため、衛生問題と酒類全般に関して事前準備をしておけば合格できる内容となっています。

バーテンダーの資格が取れる学校

JBAジャパンバーテンダースクールで実技もカバーできる

ジャパンバーテンダースクールでは、シェーカーの振り方、材料の計量方法、基本的なカクテルの作り方や材料の保存方法など、バーテンダーとしての基本を一から学ぶことができます。また、フルーツカットや氷の割り方など、勤め先でも直ぐに使える技術を習得することができます。受講時間や内容によってコースが3種類に分かれているため、自分の都合に合わせて習得できるのは魅力的です。

さらに、講師の方々は、独立してバーを経営し、過去にコンクールで多くの受賞歴を持つバーテンダーの方ばかりです。実際にプロのバーテンダーの方々から知識や実技を教えてもらえることも魅力的ですが、そのような方との人脈を持てることも大きなメリットと言えるでしょう。

バーテンダースクールのコースシステム

バーテンダー短期集中コース

総受講時間 全36時間
受講開始時間 12:00~16:00
受講費用 89,000円
特徴 地方からの受講生や短期間で受講したい方向けのコース。1日約4時間を9日間受講する。

バーテンダー個人授業コース

総受講時間 全20時間
受講費用 98,000円
特徴 夜間や週末、平日の日中など授業の時間が選べる。受講時間は予約制。個人でじっくり受講したい方にはおすすめ。

フレアバーテンダーコース

総受講時間 全16時間
受講費用 49,000円
特徴 個人授業。ボトルやシェーカーを投げたりしながらカクテルを作るコース。

ジャパンバーテンダースクールで「バーテンダーライセンス」取得

ジャパンバーテンダースクールでは、卒業生で希望者を対象に「バーテンダーライセンス試験」を実施し、合格者には「バーテンダーライセンス」を付与し、認定書とバッジを発行しています。

ジュニアバーテンダーライセンス

受験資格 ジャパンバーテンダースクールを卒業している方
受験費用 10,000円。合格者は認定料として別途5,000円必要
試験内容 バーテンダーとしての基礎知識。カクテル作成の技法。氷の割り方など。

シニアバーテンダーライセンス

受験資格 ジュニアバーテンダーライセンスに合格している方
受験費用 10,000円。合格者は認定料として別途5,000円必要
試験内容 バーテンダーとしての深い知識。カクテル作成の技法。氷の割り方。フルーツカットと盛り合わせなど。

バーテンダーの資格まとめ

資格取得でさらに広がるバーテンダーの世界

バーテンダーとして働くには、必ずしも資格試験は必要ではありませんが、仕事の幅を広げ、多くの顧客に支持されるには、自分自身をステップアップする必要があります。その方法として資格試験にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

また、将来、独立してバーを経営したい方は、知識や技術が磨かれるだけではなく、バーテンダーの先輩や同じ志を持つ方々との人脈を築くことができるかもしれません。

バーテンダーの参考情報

平均年収300万円~400万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種飲食

役立ったら応援クリックお願いします

にほんブログ村 資格ブログへ

バーテンダーの関連記事

飲食に関する他の職業KANREN JOB