入国警備官になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

入国警備官になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

日本を違法な外国人から体を張って守るという正義感あふれる入国警備官になるには、どんなことが必要なのでしょうか?今回はこの記事で、入国警備官になるために求められる事や適性、必要な教育などをご紹介いたします。

入国警備官になるには何が必要?

入国警備官は国家公務員

入国警備官は国家公務員であるので、「国家公務員入国警備官採用試験」を受験し合格しなければなりません。

この「国家公務員入国警備官採用試験」受験資格は、以下のようになっています。

受験年度の4月1日に高等学校又は中等教育学校を卒業した翌日から5年を経過していない者および翌年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者か人事院がこれらに準ずると認める者

ですが、平成24年度から40歳未満を対象に若干名ではありますが「警備官(社会人)」の採用が加えられることになったため、これまで諦めていた人や新たに希望する入国警備官の志願者にとっては受験できる機会が広がりました。

必要な体力、身体基準の必要を満たし運動能力を向上させる必要がある

試験(第2次試験)には体力検査があり、立ち幅跳び(男子205㎝以上、女子147㎝以上を基準)と上体起こし(男子21回以上、女子13回以上を基準)があります。いずれも、瞬発力や筋持久力を試すために行われます。

また、その試験内の身体測定で身長は男子160㎝、女子148㎝に満たない者、体重は男子47㎏、女子40㎏に満たない者、視力は裸眼一方でも0.6に満たない者(ただし矯正視力両眼で1.0以上であれば差し支えない。)また、色覚異常(ただし、職務遂行に支障のない程度であれば差し支えない。)がある場合、体力検査も共に基準に達していないと不合格となってしまいます。

入国警備官採用試験に合格採用後、初任科研修(全寮制で3か月間)で基礎的教育を受ける中で武道訓練、逮捕術、けん銃操作訓練などの訓練を受けることになりますから、体力に加え運動能力も必要になります。

入国警備官は、外国人違反者の身柄を体を張って確保をしなければなりませんし、その際危険が伴う場合もありますから充分な体力と運動機能は必然と言えるでしょう。

語学力も必要

さらに、初任科研修(全寮制で3か月間)では、多くの語学学習も行います。さらに、その後も外国語専門学校行われる語学研修(約3か月)や勤務終了後の通学研修などがありますから、外国語の習得に苦手意識があるとかなり大変な思いをすることになりますから積極的な態度で意欲的に取り組む必要があります。

当然ながら、仕事相手は外国人ですし、これからは増々外国人の受け入れによって様々な国籍や言語の外国人が増えてきますから、それに順応し捜査などをスムーズに進めるためにも言語の習得は必要不可欠になってくるでしょう。

必要とされる言語としては、英語、中国語、韓国語、スペイン語などと言われています。

女性が必要とされている

入国警備官の全体の約2~3割の女性が入国警備官としての勤めに従事しています。違法者の中には男性だけではなく女性や幼い子供も多くいて、その対応に当然ながら女性が適する場面が多々出てきますので、勇敢な女性入国警備官は今後も必要とされるでしょう。

入国警備官に向いている人、適性がある人

強い正義感

入国警備官の仕事は、違法な外国人から日本人の安全を守るために日夜体を張って任務を遂行するという過酷な仕事です。

一見単なる不法入国や不法滞在者に見える外国人の中には様々な密売(違法薬物、違法な武器など)と関係があったり国際指名手配者であったりと、重要な犯罪に関係している場合があります。当然一筋縄では行かない捜査、取り調べが続き体力気力がそぐわれてしまうこともあるでしょう。それを支えるのは強い正義感以外にはありません。

犯罪を未然に防ぎ、起きた犯罪に対しては絶対に許さないという正義があってこそ安全が守られるのです。日本の危機管理の甘さがよく取り出たされていますが、そのようなことは許されてはならないのです。

この仕事は、日本の安全を守るだけではなく犯してしまう外国人の更生の手助けをもしていることにもなります。外国人が憎いためではなく「罪を憎んで人を憎まず」の精神で犯罪こそ憎むのであり全ての人の安全を望む仕事なのです。

ですから、そうした誇りをもってこの仕事に携わる時、さらに「強い正義感」の持つ大切な意味を実感しこの仕事に邁進できるに違いありません。

自己管理のできる人

入国警備官の仕事は、過酷であり神経も使う仕事でありながら不規則な生活を強いられています。ストレス解消と言っても簡単にはいかないかもしれません。誰にでもいえる事ですが生活習慣を見直すことは大切であると言われています。

早寝早起き、健康的な食事、運動ということですが、それと同時に打ち込める趣味を持ち、過酷な生活とは真逆のゆったりできる自然の中でのんびり過ごすなど、自分に合った方法で上手に心身のリラックス法を追及できる人は、自己管理がうまくできている人と言えるでしょう。

そのような人には、こうした入国警備官という過酷な仕事とはいえ、この平和で安全な日常はこうした仕事によって得られているという事を実感できるでしょう。それは、やりがいにつながっていくのです。

入国警備官になるための学校・教室

大学

入国警備官になるために 大学で必要な教育を受けたいようであれば、少数ながら「危機管理学部」、「危機管理科」のある学校であれば危機管理についての知識を幅広く学ぶことができますから、人々をどのように守ることができるのかについての危機管理の正しい専門的知識を身に付けることができます。

入国警備官になることに限って教育を専門的に学べるわけではありませんから、実習や学校教育の期間に受けられる資格取得も入国警備官になることに直結するわけではありませんが、全般的な危機管理に関する専門知識は得られるので、必ず何らかの益は受けられるはずです。

専門学校

入国警備官になるために必要な教育を専門学校で受けたい場合、入国警備官に直結するわけではありませんが入国警備官を目指せる学校として紹介されている専門学校(1年制や2年制)はいくつかありので紹介いたします。

警察、消防学科

「警察、消防学科」のある専門学校では公安系専門学科として「警察コース」、「消防コース」、「海上保安官・刑務官・自衛官コース」などがあり、全て2年制となっていて体験実習もあります。

公務員学科

「公務員学野」のある専門学校の中には「国家公務員・県庁・市役所コース(1・2年制)」、「警察官・消防官コース(1・2年制)」「国家公安職(海上保安官・自衛隊など)コース(1・2年制)」などで、ほとんどが1~2年制でより専門的に学ぶことができます。

行政法律科、行政情報学科

「行政法律科」、「行政情報学科」のある専門学校では、「警察コース」、「警察・消防コース」、「公務員上級コース」などが1~2年制であります。学校によっては「救急講習、「体力トレーニング」などの実際的プログラムもあります。

専門学校でもそれぞれ内容に特徴がありますので、良く調べて自分に合った教育を受けられるかどうか確かめてみることは大切です。

各種学校や教室

入国警備官は、運動能力や語学力を向上させることが求められますから、様々な武道、合気道、などの運動系の教室や外国語専門学校や教室などで語学に触れるといった事を前もって体験、習得するならそれらもきっと役立つでしょう。

入国警備官になるには?まとめ

体力維持し正義感をもって入国警備官を目指す

入国警備官になるには国家試験を受けて合格する必要がありますが、それだけではなく体を張って日本の安全を守る仕事であるため体が資本です。

体力維持に努めつつ外国語の取得も必要で過酷な仕事ではありますが強い正義感をもって目指す仕事としてやりがいと誇りをもって取り組むことができる、なくてはならない立派な仕事です。勇敢で正義感の強い入国警備官を目指してみるのはどうでしょうか。

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