ボディガードの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

ボディガードの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

ボディガードに必要な資格試験にはどのようなものがあるのでしょうか? 今回は、ボディガードのスペシャリストになるために必要となる警備員指導教育責任者の試験の内容を紹介します。さらにボディガードになるためにおすすめの学校についてもまとめています。

ボディガードの資格とは?

どこで働くかによって必要な資格試験が異なる

ボディガードを目指す場合には、どこで働くかによって必要な資格試験が異なります。

ボディガードには、警察庁皇宮警察本部皇宮護衛官や都道府県警察身辺警戒員のように公務員として働くボディガードと、警護会社やセキュリティー会社でボディガードとして働く民間のボディガードがあります。

公務員のボディガードとして働く場合

警視庁や警察庁で働くボディガードを目指す場合には、公務員試験の合格が必要です。試験は「警察庁」と「各都道府県の県警」で行われています。

警察庁の試験で採用となった場合は「国家公務員」となり、各都道府県の県警で採用となった場合は「地方公務員」として働きます。

地方公務員の警察官は毎年15,000人ほどいますが、国家公務員の警察官は数十名しか採用しません。そのため、国家公務員の試験のほうが難しいといえます。

民間の企業でボディガードを目指す場合

民間企業で働くボディガードを目指す場合には、企業が用意している採用試験に合格することが必要です。

民間のボディガードについては、特別な資格や試験はありません。そのため、採用試験に合格するためには、ボディガードとしての経験や知識をアピールすることが必要です。

警備員指導教育責任者は、ボディガードとしてスキルアップしたい人におすすめ

ボディガードとしてスキルアップを目指したい人におすすめの資格として「警備員指導教育責任者」があります。

警備員指導教育責任者は、昭和57年の警備業法改正で機械警備業務管理者とともに制度化した国家資格です。この資格を有しているとボディガードとして教育や指導をすることが可能です。

ボディガードとして働くために必要な資格ではありませんが、警備会社の営業所には必ず1名の警備員指導教育責任者を配置しなければならないので、ボディガードとして高いレベルのスキルを習得したい人にはおすすめです。

ボディガードに役立つ資格「警備員指導教育責任者」

警備員指導教育責任者は講習のみで取得できる国家資格

警備員指導教育責任者の資格を取得するための特別な試験はありません。講習を受けると資格を取得できるので、講習の態度に問題がなければ必ず取得できる国家資格です。

ただし、ボディガードの教育者を目指す場合には、資格を取得しているほか、わかりやすく教えることのできるスキルやセンスが必要です。そのため、資格を取得することで満足するのではなく、ボディガードのスペシャリストになるための努力が必要です。

警備員指導教育責任者の試験概要

合格率

合格率は公表していないものの、修了試験に合格すれば取得できる。

受験資格

受験資格は以下のとおり。

  • 最近5年間に警備業務に従事した期間が、通算で3年以上ある人
  • 警備業務検定1級の合格者
  • 警備業務検定2級の合格後、1年以上継続して警備業務に従事している人
  • 旧検定の1級合格者
  • 旧検定の2級に合格したのち、1年以上継続して警備業務に従事している人

受験費用

  • 1号警備 47,000円
  • 2号警備 38,000円
  • 3号警備 38,000円
  • 4号警備 34,000円

講習内容

  • 警備実践総論
  • 指導教育
  • 法令
  • 警備実践各論
  • 修了試験

資格試験は常時行われている

警備員指導教育責任者の資格試験は常時行われています。講習の申し込みをする場合は、一般社団法人全国警備業協会へ連絡をしましょう。

また、全国警備業協会のホームページでは、講習の日程も記載しているので、自分の都合に合った講習を受けるのもおすすめです。

資格を取得するには実務経験が必要

警備員指導教育責任者の資格を取得するには実務経験が必要です。直近の5年以内に3年以上の実務経験が必要で、業務の経験がない人は受講できません。

そのため、資格を取得するためには、未経験からでも警護の仕事を始めるのがよいでしょう。

その他のボディガードに関する資格・試験

警察官採用試験

公務員のボディガードを目指す人は警察官採用試験の合格が必要です。

受験資格は、国家公務員の警察官採用試験は21歳以上30歳未満、地方公務員の警察官採用試験については、Ⅰ類は35歳未満で大学を卒業の人か21歳以上35歳未満で大学卒業程度の学力を有する人、Ⅱ類は35歳未満で高校を卒業の人か17歳以上35歳未満で高校卒業程度の学力を有する人となっています。

受験資格には身体的な条件もある

警察官採用試験には身体的な条件もあります。男性は160cm以上、女性は154cm以上が必要です。体重についても男性は48kg以上、女性は45kg以上が必要です。

試験は一次試験と二次試験があります。学科試験だけでなく体力試験もあるので、体を鍛えておくことも重要です。

CIBG(Certified International Bodyguard)

CIBG(Certified International Bodyguard)とは、IBA国際ボディーガード協会が主催する民間の資格です。

国際社会で通用するボディガードを育成するために制定した資格試験です。試験には、実技試験やレポート提出などがあります。

試験のほかに300時間の訓練もある

CIBG(Certified International Bodyguard)の試験では訓練の参加が必須となっています。実弾射撃訓練を含む合計300時間の訓練を用意しています。

訓練ではインストラクターによる丁寧な指導が行われており、警備やセキュリティーの経験がない人でも安心して訓練を受けることができます。

ボディガードの資格・試験まとめ

ボディガードに必須資格はないものの、スキルアップのためには資格の習得が必要

ボディガードに特別な資格はありません。公務員のボディガードについては、公務員試験の合格が必須ですが、民間のボディガードについては、採用試験に合格すればボディガードとして働くことができます。

ボディガードのスペシャリストとして育成などに携わりたい場合は、警備員指導教育責任者の取得を目指しましょう。講習を受ければ資格を取得できるのでおすすめです。

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平均年収400万円~800万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種保安

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