アナウンサーの給与・年収は?人気と経験を積んでフリーになれば、お金と自由を獲得できる
なりたい職業ランキングで上位にくるアナウンサー。平均の給料や年収はいくらくらいなのでしょうか?今回はこの記事でアナウンサーの平均給与や年収とともに、給与アップの可能性や手段についてご紹介します。
アナウンサーの初任給
新人アナウンサーの給料は平均23~25万円
アナウンサーとして働く場合、初任給は23~25万円前後が相場といわれています。子どもたちに人気の職業ランキングで男女ともに上位に位置するアナウンサーですが、給料面ではかなり期待が持てる仕事であると言えます。
キー局や地方局によっても多少の差が生じるようですが、特に新人のころは発声練習やお茶入れ、先輩アナウンサーのシゴキもあるので続けられることがポイントになります。
転職したときの給料は経験や役職で左右されやすい
アナウンサーの世界ではより高い待遇で仕事をしたいために経験を一定以上積んでからフリーになる人も多いです。フリーになった場合の初収入は、これまでの経験によって決まるのが一般的で、かなり高い年収が期待できると言えます。
基本的に10年以上アナウンサーとして活躍していて、加えて人気の高い人でなければフリーアナウンサーになる事は難しいですが、給料面では夢のある転職であると言えます。
アナウンサーの平均給与の統計
アナウンサーの平均給料は約46万円
厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータによると、アナウンサーの平均給与は全国平均が約46万円となっています。
アナウンサーの仕事はテレビやラジオで情報を正確に伝える一方、バラエティー番組の司会などをしたりと多岐に及び、かなりプレッシャーのかかる仕事です。ハードな仕事内容に比例してアナウンサーの給料レベルは高いと言えます。
経験を積んで人気が出て多くの番組に出演することが出来れば、さらに給料は上がり知名度に左右されることもあります。ですが給料だけに捉われて、心が折れないようにすることも大切になりそうです。
年齢に応じて給料もアップすることが多い
アナウンサーの給料は、経験によって給料がアップすることが基本的です。当然人気が出ればすぐに給料アップにつながりますが、もともと特別な資格がなくても業務に就くことは可能なので、人気や経験によって左右される傾向にあります。
アナウンサーとして20代の新人のころには月収は約30万円ほどですが、50代になれば月収は60万円以上と跳ね上がります。働き盛りの30代になれば 約45万円ほどで経験を積みながら日々アナウンサーとして学ぶことを続ければ一般的な職業の給料より多くもらうことが出来ます。
地方局よりもキー局のほうが高めの傾向
アナウンサーの給与は高めの傾向ですが、キー局と地方局でも大きく異なります。
テレビ局やラジオ局のアナウンサーは、そのテレビ局やラジオ局の花形的な要素があるので、テレビの視聴率がアップしたりリスナーが増えることで、その番組の顔として全国にその名前が知れ渡ります。
露出が増えることで月収も上がっていきますが、地方局で働くよりもキー局で働く方が月収は高めの傾向です。キー局では平均月収が50万円前後ですが、地方局になると約40万円ほどになります。ラジオ局になるとさらに低く、35万円ほどが平均の給料になります。
当然人気や経験によって大きく月収は異なるので人によって異なりますが、給料面を考えるのであればキー局で働くことがおすすめと言えるでしょう。
経験や実績によっては給料アップにつながることも
アナウンサーの給料レベルは高めの傾向ですが、経験を積んで昇格することで大幅な給料アップを見込める仕事であると言われています。
厚生労働省の賃金統計基本調査の比率からみると主任は平均月収45.6万円、係長で56.7万円、課長は75万円になっています。アナウンサーとして部長のランクになれば月収82万円が平均給与となっています。
役職以外にもアナウンサー検定などの資格を取得していれば給料アップに繋がるチャンスが生まれるかもしれません。それでもアナウンサーは現場で経験や人気を獲得することがメインになるので、あまり期待しすぎるのは良くないかもしれません。
アナウンサーの年収統計
アナウンサーの年収は800万円前後
厚生労働省の統計一覧の平均給与と年間賞与から算出したアナウンサーの平均年収は約800万円になります。
新人の場合には月々の給与が23万円から25万円であれば、年収は350万円台ですが経験を積むにつれて上昇し、一般的なアナウンサーでも年収は800万円になります。経験を積んで役職が上のポジションになる事で大幅な給料アップにつながり、加えてアナウンサーとして人気が出ることでも給料アップに繋がる夢のある仕事です。
一般的な企業に比べると多くの年収が見込めるアナウンサーですが、長時間労働や変則的な生活スタイル、周りを見ながらの司会進行など神経をすり減らす仕事内容に比例して、年収レベルは高い傾向にあります。
キー局で働ければ大幅な年収を期待できる
アナウンサーとしてキー局に勤めることが出来れば大幅な年収が期待できます。誰もが良く知るフジテレビであれば年収は平均1500万円、NHKでは約1200万円、日テレとテレビ東京では約1450万円となっています。
とは言えキー局で働けてもしっかりと経験を積んで実績を残すことが大前提です。人気を獲得することに加えて運に左右されることもあるかもしれません。成功への道は簡単ではないですが、地道な努力を続けて少しずつでも自分のファンを増やすことで道は開けてくるはずです。
都道府県によっても大きくアナウンサーの年収が異なる
働く都道府県によってもアナウンサーの年収の差があります。
平均年収と国税庁の都道府県別年収との比率から見ると一番高い年収を期待できる都道府県は東京で平均年収が1190万円、ついで大阪の1020万円、愛知の935万円と続きます。逆に一番アナウンサーとしての年収が低いのが青森と沖縄の680万円です。
他の職業に比べると圧倒的に高いアナウンサーとしての年収ですが都道府県で見ても大きな差があるのです。都道府県別でもアナウンサーの平均年収が大きく異なりますので、より多くの年収を求める場合には東京や大阪などの人口が多い地域で働くことがポイントになりそうです。
将来アナウンサーとしてフリーを目指す人も
アナウンサーとして将来的にフリーになりたいと考えている人も多く、フリーを目指して活動している人も多いです。なぜフリーアナウンサーになるのかというと自分がやりたいことができることと、収入面が大きくアップすることの2点が挙げられます。
アナウンサーの成功は人気で左右されることも大きいので、局アナウンサーとして経験を積んでからあるタイミングでフリーになる事が大半です。会社に在籍していればリストラがない限り確実に仕事を続けていくことが出来るので、安定もしています。
将来的にフリーアナウンサーを目指して働くこともおすすめの働き方だと言えます。
アナウンサーの給料・年収まとめ
アナウンサーの年収レベルは高め。人気と経験を積んでいけばフリーとしても活躍できる仕事
アナウンサーの平均給料や年収レベルは、精神的・肉体的なタフさも求められる仕事内容を考えても、高めの傾向と言えます。働く場所や規模によっても差が生まれやすいでしょう。
人気や経験があれば給料アップも見込め、資格を身につけることや役職に就くことで好待遇で仕事が出来る可能性もあるでしょう。ゆくゆくはフリーアナウンサーとして活躍することが出来るチャンスもあるかもしれません。
アナウンサーという職業は、地道に人気を獲得して経験を積めば自身の理想が叶うかもしれない、可能性の大きな仕事だと言えるでしょう。
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アナウンサーの参考情報
平均年収 | 700万円~1200万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | テレビ・映画・映像 |
統計情報 出典元:
- 職種・性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額
- 職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額
- 年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額
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