ライバーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

ライバーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

ライバーは特に資格がなくてもなることが可能です。しかし、資格を持っておくと実際の配信で役立つことがあります。この記事では、ライバーが専門知識やスキルを高めるために取得しておくといい資格試験などの情報についてご紹介します。

ライバーの資格・試験とは?

ライバーには特別な資や試験格は必要ない

ライバーに関する国家資格や公的資格はありません。スマホにライブ配信アプリをインストールして、登録すれば誰でも簡単にライブ配信を開始することが可能です。

ただし、それはあくまでも一般ライバーとして活動ができるというだけです。つまり、趣味としてライブ配信をしているにすぎません。

どうしてかというと、ライバーは視聴者に見てもらってナンボの世界だからです。見てもらえないと投げ銭ももらえません。その投げ銭をもらえるようになるためには、目立つところにいることが必要です。

公式ライバーになると、配信をしているときにトップ表示されやすいので、それだけ視聴者や固定ファンもつきやすくなります。

ライバーを仕事にするには、公式ライバーが資格のようなもの

最初に書いたとおり、ライバーになるために必要な国家資格や公的資格はありません。最初にも書いたように、スマホにライブ配信アプリをインストールして、登録さえすれば誰でも配信をはじめることが可能です。

どの配信プラットフォームでも同じですが、公式ライバーのほうが優先して表示されます。最初にも書いたように、見てもらえなければ投げ銭を受け取るチャンスもないので、まずは露出を高めることが必要です。そのため、みんな公認されることを目指します。

ここからわかるのは、仕事としてライバーを行うためには、何が何でも運営から公式として認められなければならないということです。

公式ライバーの資格を得るにはいくつかの方法がある

ここまで読むと、ライバーを仕事にするなら公式ライバーになることが大切ということがおわかりいただけたでしょう。

では、どうすればなれるのかというと、方法は3つあります。それぞれの方法ごとに解説していきましょう。

● 運営からのスカウトを待つ

スカウトとは、運営が魅力的な配信をしている人に声をかけることです。配信アプリの運営元は、自社で配信されているライブはもちろんのこと、他アプリでやっているライバー、InstagramなどSNSで配信している人なども見ています。

その中から個性的な配信をしている人、継続的にライブをしている人などに声をかけています。

配信内容に自信がある人はスカウトを待ってもいいでしょう。ただし、スカウトされる人は若い女性が多いといわれているので、あまり過度な期待をしないほうがいいかもしれません。

● 運営に自ら申請する(オーディションなど)

運営会社各社では、公式ライバーになるための自主応募を受け付けています。その他、会社によってはオーディションやイベントを開催している場合もあります。

審査基準はどの会社も非公開ですが、公式ライバーになりたい理由や配信したい内容が重視されるようなので、自分が伝えたいものがある人はオーディションや自主応募などでその点をアピールしてみるといいでしょう。

● 事務所に所属する

ライバーにも2015年~16年頃にかけて、ライバー事務所なるものが登場しました。芸能人でいう芸能事務所や音楽事務所のようなものですね。

報酬を事務所と分けることになるものの、その分撮影機材・場所のサポートや配信方法のアドバイスを受けられるなどのメリットもあるので、特にはじめてライブ配信を行う人はライバー事務所から公式ライバーを目指すのが近道といえます。

ライバーに役立つ可能性が高い資格・試験

先にも書いたように、ライバーに国家資格や公的資格は必要ありません。スマホに配信アプリをインストールして、IDを登録すればすぐに配信をはじめることができます。ただ、ライブ配信を仕事にするのであれば、公式ライバーになることが資格といえるでしょう。

資格が必要ないとはいえ、ライブ配信ではずっと話をしたり、何らかのパフォーマンスをしたりしなければなりません。そのような点を考慮すると、下記のような資格を持っているとライバーの仕事に役立ちます。

資格名 主催
声優能力検定 NPO法人日本声優能力検定協会
日本漢字能力検定 公益財団法人日本漢字能力検定協会
日本語検定 NPO法人日本語検定委員会
話しことばとコミュニケーション検定 NPO法人日本話しことば協会
アナウンス検定 NPO法人日本話しことば協会

検定をうけることのメリット

ライバーに国家資格や公的資格がないとはいえ、上であげたような資格試験をうける意味はあります。

まずは、「しっかりと話ができるだけの基礎がある」と認められるという点です。どんなに優れた特技があり、十分なパフォーマンスを見せられたとしても、滑舌が悪くて何を言っているのかわからないようでは意味がありません。

ある程度はっきりとした発音で話すことができるだけで、視聴者も安心して見ることができるというわけです。

次に、一般常識があることを証明できるという点があります。

ある程度の年齢になった大人が正しくない言葉遣いをしていると、「一般常識・一般教養のない人」と思われる可能性もあるでしょう。

もちろん、持っていなくても問題はありません。それでも、ここで紹介した資格を持っていることで、ある程度きちんとした言葉遣いができそうというように見てもらえます。

発声に関する資格

ライバーの基本は声を出すことです。声優のような声の使い分け、アナウンサーのように正しいアクセントまでは必要ないものの、はっきりとした発音で話せることが求められます。

特に滑舌はライバーに限らず大切なことで、ゴニョゴニョと話しているだけで何を言っているのかわからないようでは、視聴者も離れていってしまうでしょう。

きちんとした発声ができているかどうかを確かめるためには、声優能力検定やアナウンス検定が最適です。

滑舌や声の使い分け、朗読などそれぞれ指定されたテーマについて声を吹き込み、その声を審査員が判定して合否を決定します。

2級・1級までは取得しなくてもいいとして、3級を目標にするといいでしょう。

漢字・日本語に関する資格

ライブ配信はすべてが配信されてしまうので、漢字を読み間違えたりことわざなどの意味を取り違えていたりしたものもそのまま流れてしまいます。

高校生であればまだ知らないで済まされますが、20歳以上であれば「知っていて当たり前」と思われる部分もあるので、間違いがそのまま流れるとしたら、恥ずかしい思いをするかもしれません。

難しい言葉を知っている必要はないので、せめて高校卒業くらいまでの漢字や言葉は知識として身についているかどうかを見たほうがいいでしょう。

漢字や日本語に関する資格といえば、漢字能力検定や日本語検定があります。どちらも準2級が高校在学、2級が高校卒業レベルです。この級までは常用漢字の範囲から出題されるので、このあたりの資格を持っておくとライバーの仕事に役立ちます。

話しことばに関する資格

公式ライバーになり、人気が出てくるとライブ配信に限らずいろいろな場に出ることになります。

外に出ると、挨拶や受け答えなどビジネスマナーを求められるでしょう。こういったことも、高校生であればまだ知らない点があるとしても、20歳を過ぎた大人であれば知っていて当然のこととされています。

ビジネスシーンに出て適応できるかどうかを確認するためにも、「話しことばとコミュニケーション検定」で確認してみるといいでしょう。

こちらについては最低でも3級を、できれば2級を目指してみましょう。

語学に関する資格

ライバーは何も日本国内だけではありません。ライブ配信アプリ自体、最初は外国で開発され、日本語版にカスタマイズされたものを日本法人がリリースしています。

現在、日本でもっとも人気のある配信アプリの「17 Live」の視聴者でもっとも多いのは、中国系の人です。配信は全世界の視聴者が見ています。また、中国系の人は熱心に支援してくれる人が多くいます。

日本のライバーでも、中国語で配信を行っている人もいるので、中国語の到達度を図る意味で資格を取る意味はあるでしょう。

ライバーに役立つ資格・スキルが学べる学校や講座

日本芸術専門学校

日本芸術専門学校は、学校法人日本芸術学園が運営する専門学校です。学科は演劇学科と芸術学科があり、演劇学科では映像やミュージカル、俳優の演技に関することを、芸術学科ではダンスや音楽などを幅広く学ぶことができます。

特に芸術学科ではクリエイター系やパフォーマー系の科目を学ぶことができ、演劇関係のことも合わせて学ぶことが可能です。それに加えて、のどを傷めない発生方法についてレッスンを通して練習できるので、話し続けることが求められるライバーにはピッタリの学校といえるでしょう。

専門学校東京ビジュアルアーツ

専門学校東京ビジュアルアーツは、学校法人東京安達学園が運営する専門学校です。

この学校では、音楽や演技・ダンスだけでなく、写真・映像・特殊メイクなどといったエンターテイメントやクリエイティブ分野に関することを学ぶことができます。

第一線で活動している現役のクリエイターなどが講師として在籍しており、日々進化する最新のノウハウをタイムリーに学ぶことが可能です・また、在学中からプロの現場を経験できる環境があり、その経験をライバーとしての活動に活かすこともできます。

最先端の施設が学生をバックアップ

学内には写真スタジオや暗室、デジタルTVスタジオ、ハイエンド編集機などの施設・設備があります。こういった施設を土日・放課後は無料で利用できるので、自主作品の制作やパフォーマンススキルアップに大いに役立つでしょう。

幅広く学べるので人脈も広がる

専門学校東京ビジュアルアーツは、音楽・ダンス・演技・特殊メイクなどといったエンターテイメント・クリエイティブ系の総合学園です。さまざまな目的を持って進学してきた学生が切磋琢磨する環境なので、学校でもさまざまなコラボレーションイベントや授業が開催されています。

番組制作や映画製作など、表舞台に立つ人と裏方を目指す人が一緒に学んでいるので、卒業後も人脈が広がるでしょう。

専門学校舞台芸術学院

専門学校舞台芸術学院は東京都豊島区にある専門学校で、もともとは俳優養成を目的とした学校です。

俳優養成を目的としている学校だけあって、徹底した基礎訓練には定評があります。ボイストレーニングやフィジカルトレーニングといった基礎的な部分を徹底的に鍛え上げるとともに、さまざまなジャンルでの表現や演じ方を実践で学ぶことができます。

講師には俳優・声優、能・狂言などの表現に関する各分野の第一線で活動している人が講師を努め、各分野のレッスンと舞台経験を積む機会を提供しています。

卒業生による特別レッスンが受けられる

舞台芸術学院は1948年に創立して、2018年には創立70周年を迎えている伝統校です。卒業生は1万5千人を超え、その中にはミュージカル俳優や声優、歌手、ダンサー、コメディアン、劇作家、音響スタッフなど、舞台で活躍する人材を輩出してきました。

そういった大仙で活躍しているプロの先輩が来校して、直接指導を受ける機会もあるので、ライバーとしてのパフォーマンスの基礎を鍛えられる環境にはもってこいといえるでしょう。

ライバーの資格・試験まとめ

どんなライバーになりたいかを決め、その理想に近づける資格試験の選択を

ライバー自体は特別な資格が必要なわけではないので、スマホと配信アプリさえあれば誰にでもなることができます。ただし、それはあくまでも一般ライバーとしての話。仕事として収入を得たいのであれば、やはり公式ライバーになることがその第一歩です。

また、資格試験については一般常識とされる言葉の遣い方や漢字の読み書き、ことわざ・四字熟語を理解しているかどうか、明瞭な発声で話せているかどうかをチェックするための目安として活用してみてください。

必ずしも資格が必要な仕事ではないとはいえ、資格取得に向けて勉強した経験は無駄になりません。自分の理想像をしっかりと持って、自分なりの配信方法や理想に近づくための資格試験の勉強を忘れないでください。

ライバーの参考情報

平均年収100万円~5000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種テレビ・映画・映像

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