テレビディレクターになるには?必要スキルや向いている人の特徴などを具体的に解説

テレビディレクターになるには?必要スキルや向いている人の特徴などを具体的に解説

ADの目指す場所や目標でもあるテレビディレクター。業務内容的にも精神的にタフでないとやっていけないテレビディレクターになるには、どんなスキルや能力が必要になるのでしょうか。本記事では、テレビディレクターになるために求められること、向いている人の特徴などについてご紹介します。

テレビディレクターになるには何が必要?

テレビディレクターに求められるのは、番組作成に携わった経験年数

テレビディレクターになるには、長い年月をかけてチャンスが巡ってくるのを待つ必要があります。基本的にADとしてテレビディレクターの下で基礎を学び、数年かけてディレクターになる人が多いです。

ですが、他の業種でもディレクター職をやっている人ならば映像や広告、もしくは製作系のディレクターを経験している人だとそのままテレビディレクターとして就任できる人もいます。

テレビディレクターになるには学歴も必要に

ほとんどのテレビ局では、4年制大学を卒業している人を募集している所が多いのが現状です。短大や専門学校からでも大手企業でなければ就職できる可能性はありますが、前々から大手企業を狙っている場合は、大卒は取っておく方が良いでしょう

他にも、番組制作会社でアルバイトをしつつADになり、最終的にはテレビディレクターを目指すという方法もあります。絶対になれるとまでは言えませんが、短大や専門学校を卒業後そのまま就職を狙うより採用される確率は高くなります。

プレゼンテーション能力もテレビディレクターに役に立つ

番組を制作するにあたって、どんな番組にも予算というものがついて回ってきます。内容によってはプロデューサーのストップがかかる可能性もあり得ます。

プロデューサーなど上の人に納得してもらえるように、そして予算が少しオーバーしても視聴率をとれると説明するプレゼンテーション能力がテレビディレクターの仕事に役に立ちます。

決断力もテレビディレクターには必要

その場の雰囲気や流れを読み取り、いかに効率よく、進められるかを考えてすぐに指示をだせる決断力はテレビディレクターには必要です。

また、番組を作っている最中にトラブルが起きて撮影延期にせざるをえない場合、延期をするべきか内容を変更するかなど急な災難に対してすぐに判断し、決断する力があることはテレビディレクターに必要になる能力のひとつと言えるでしょう。

映像関係の知識や技術も身につけておくべきスキル

ADからになるにしろ、テレビディレクターになるためには専門的な知識と技術がなければテレビディレクターになることは出来ないです。

特にテレビディレクターの場合、番組作りの基礎を学校などで学んでおくことで就職した時にも役に立ちます。また、どんな番組を作るにしても映像を作るためにも専門的な知識と技術は求められるスキルといえるでしょう。

語学力も時には役に立つことも

最近では外国の方を取材することも多くなってきているテレビ業界では、語学力も求められてきています。絶対に必要とまではいきませんが、色々な人と打ち合わせする中で海外の人との交流もあります。

テレビディレクターになる前に語学力を高めておくと、のちのちテレビディレクターになった時に役に立ちます。

テレビディレクターに向いている人、適性がある人

テレビディレクターになるには、専門的知識や技術以外にも計画的にスケジュールを進める頭の回転力が早いことなど、持って生まれた適性と向いている性格が影響する場合があります。

精神的に強い人はテレビディレクターに向いている性格的特徴

一つの番組を作り上げ、放映するというのは責任も大きい仕事です。また、最後まで完成させた後に視聴率を上げる必要もあります。人気がなければすぐに終了してしまう可能性もあり、とてもプレッシャーのかかる仕事なため精神的に強い人でないと難しい職業です。

テレビディレクターは、最終的な責任者でもあるため、打ち切り、もしくは放映トラブルに関しても落ち込みすぎないことが大事です。良い番組をつくりたいという情熱を忘れずに、前を向く強さを持った人なら長く続けられる仕事とも言えるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人は適性がある

テレビディレクターの仕事上、番組スタッフ、出演者、プロデューサーなど、色んな人の打ち合わせをすることが多々あります。そのため、どんな人とでも信頼関係を築けるコミュニケーション能力を持っている人は向いているといえるでしょう。

番組を作るには、沢山の人の手助けが必要になるので、視聴者に見て貰えるような番組を作り上げるテレビディレクターには高いコミュニケーション能力が重要な適性の一つともいえます。

論理的な考えが出来る人もテレビディレクターに向いている

舞台の全体をイメージして、見ている人にもわかりやすいように放映するにはどうしたらよいのか、計算しながら論理的に考えられる人はテレビディレクター向いています。

構成がはっきりしていないと、番組を作っていく際に本人はもちろん、周りもどうすればいいのかわからなくなってしまいます。その前準備として大体の流れが書いてある台本を作成するため、放映する内容について念入りに調べておくこともテレビディレクターの仕事です。

リーダーシップスキルも求められる適性

カメラ、技術、他の専門分野の人や芸能人の人達に協力してもらいつつ指示を出す役目もあります。この人に協力したい、ついていきたいと思ってもらえるようなリーダーシップスキルがある人もテレビディレクターに求められる適性です。

テレビディレクターになるための学校・資格

テレビディレクターになるためには、学校で技術と知識を学んでから就職する人が多いです。大手企業を目指すなら大卒を目指す方が採用されやすいです。

ですが、テレビディレクターの専門学校だと同じ業界を目指す仲間に出会えることや、あるいはプロの人たちとのつながりを持てるチャンスもあるのも魅力の一つです。

専門学校東京ビジュアルアーツ

東京ビジュアル専門学校の映像学科の内のひとつ、テレビ放送専攻のディレクターやプロデューサーを目指せるコースがあります。番組を作りの基礎を学ぶことも出来ます。

さらに実習授業を多めにとっているので、就職する際にも即戦力として役に立てる人材育成に力を入れている学校です。実習授業ではプロの現場で、在学中に番組制作に参加することができます。

大正大学

大正大学では表現学部で、映像以外にも多様な表現について学べることが出来ます。マスコミやメディア関連について、学びながら企画力や情報収集能力についても鍛えることができます。

さらに、地域の企業へのインターンシップ制度なども積極的に取り組んでいるので、座学以外にも現場での学びも大事にしている学校です。クラスも少人数制となっているので、一人一人にみっちりと教えることができ、少人数だからこそ先生との距離も近いため、相談しやすい環境となっています。

テレビディレクターになるには?まとめ

できれば学歴と専門的知識はある方が良い。またコミュニケーション能力は必要不可欠

テレビディレクターは色んな人と関わる機会が多いので、人と話すことが好きで、なおかつ得意でないと働いていく上で苦労する可能性が高いです。またテレビ業界は学歴を重視することが多数なので、大卒を目指しながら専門的知識を学べる学校に行くことを考えておくといいかもしれません。

未経験者でも、長い年月かあるいはコネや他の業界での経験によってなれる職業でもあるので、テレビディレクターになることを諦めずに自分のスキルを上げていくと良いです。

テレビディレクターの参考情報

平均年収400万円~1000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種テレビ・映画・映像

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