サービスエンジニアの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

サービスエンジニアの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

サービスエンジニアの資格・試験には、電気工事施工管理技士や家電エンジニア、家電アドバイザーなどがあります。取り扱う機械・機器によって必要になる資格が異なるため、就職してから必要な資格を取得することもできます。専門学校では、サービスエンジニアになるための資格取得サポートを行ってくれるので、就職後、即戦力として活躍したいと思っている人におすすめです。この記事では、サービスエンジニアに役立つ可能性が高い資格試験についてご紹介します。

サービスエンジニアに役立つ資格・試験とは?

サービスエンジニアは資格がなくてもなることができますが、関係する資格を持っておくと就職や転職の際、有利になります。どのような資格が役立つのかご紹介します。

普通自動車免許

サービスエンジニアとして意外と重要な資格

サービスエンジニアとして仕事をするのであれば、運転免許は欠かせません。

なぜなら、サービスエンジニアは機械整備に必要な器具や道具を持ち運ぶ必要があり、電車などの交通機関が使えない場所でもサポートを提供する必要があるからです。特に地方の現場でトラブルが発生した時などは車での移動が一般的です。

大学生など新卒として入社する場合、なるべく早い段階で運転免許を取得することがサービスエンジニアとして活躍する条件になるでしょう。

電気工事施工管理技士

電気機器を取り扱うサービスエンジニアにおすすめ

電気工事施工管理技士とは、電気工事を監督するために必要な資格で、電気工事の安全や品質管理を行なえます。

サービスエンジニアの中には、工業用の電気機器のメンテナンスを行う人もおり、安全上の理由からこの資格が必要になることがあります。

電気工事施工管理技士には1級と2級があり、現場の主任技術者や管理技術者になるためには必須の資格ですが、サービスエンジニアも持っておいて損はありません。

例えば、変電所の設備点検や発電所のメンテナンス、非常用電源設備の点検・修理を行なう際には、この資格が必要になる場合があります。

基本情報技術者試験

IT・プログラミング系のサービスエンジニアに有効

サーバー管理や通信機器のメンテナンスを行うサービスエンジニアには、プログラミングや情報処理系のスキルが必要になります。この分野で活躍したいと思っているなら基本情報技術者試験がおすすめです。

この資格は情報処理技術者試験の中でも難易度の低い部類に入り、IT初心者の方でも合格できる可能性があります。この資格では、プログラミングの基礎やセキュリティ関係、アプリケーションの取り扱い等に関する知識とスキルを習得できます。

基本情報技術者試験は、IT系のサービスエンジニアとして活動の幅を広げていきたいと思っている人におすすめです。

家電製品エンジニア・家電製品アドバイザー

生活家電を取り扱うサービスエンジニアにおすすめ

家電製品を取り扱うサービスエンジニアにおすすめなのが家電製品エンジニアと家電製品アドバイザーです。

聞き馴染みのない資格かもしれませんが、家電業界では認知度の高い資格です。詳しく解説します。

家電製品エンジニアとは?

家電製品エンジニアとは、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの家電製品を取り扱うサービスエンジニアに注目されている資格です。

この資格は、家電製品の修理やセットアップ、メンテナンスを行なう能力を向上させるために設けられており、家電のプロフェッショナルとして活躍するために是非とも持っておきたい資格です。

この資格に合格すれば、製品のトラブルの切り分けや適切な処置、修理に必要な工具の適切な使い方ができる者として認定されます。

また、安全点検や適切なアドバイスを行なえるものと認めてもらえるので、お客からも信頼を得やすくなります。

家電製品アドバイザーとは?

家電製品アドバイザーとは、家電の販売だけでなく使用方法や廃棄方法について適切なアドバイスを行えるように育成するもので、家電のプロフェッショナルとしてのスキルを磨くための効果的な資格です。

この資格は生活家電とAV情報家電製品の2つに分かれており、お客との対応方法やコミュニケーション能力、製品取り扱い方やセットアップサポートについての知識が問われます。

また、製品が故障した時には、修理が可能なのかそれとも廃棄にすべきなのかの切り分けを行うことができ、サービスエンジニアとして重要なスキルを身に着けることができます。

さらに、容器包装リサイクル法や家電リサイクル法に関する知識も求められ、廃家電受付業務処理の手順を実行するスキルを身に着けます。

エックス線作業主任者

医療機器のサービスエンジニア

医療機器のサービスエンジニアとして活躍したいのであればエックス線作業主任者が効果的です。

エックス線作業主任者は国家資格として認められていますが、特定の受験資格はなく、厚生労働大臣が指定している安全衛生技術試験協会に申し込むことで受験できます。

エックス線は人間の体をチェックするために必要な装置ですが、使用方法を間違えると人体に悪影響を与えることもあります。そのため、電離放射線障害防止規則という安全基準が設けられており、エックス線作業主任者だけが取り扱えるようになっています。

医療用のエックス線装置を取り扱う場合には、第1種放射線取扱主任者が管理にあたることになっており、点検やメンテナンスを行うサービスエンジニアにもこれらの資格が求められることがあります。

サービスエンジニアに役立つ資格・試験の難易度と合格率

電気工事施工管理技士の難易度と合格率

1級と2級の合格率は4~6割程度

電気工事施工管理技士1級の平均合格率は40~48%程度。2級の合格率は55~67%程度になります。

約半数が合格していることを考えると独学でも十分に合格を狙うことができますし、しっかりとした勉強計画を練れば3カ月から半年程度の期間で資格を取得することも可能です。
試験の合格基準を以下に記載します。

等級 区分 合格基準
1級 学科 60問中、36問以上の正解で合格
実地 正解率60%以上の正解で合格
2級 学科 40問中、24問以上の正解で合格
実地 正解率60%以上で合格

試験の合否判定は一般財団法人建設業振興基金から通知で知らされ、国土交通省各地方整備局に受験番号が掲示されるので直接確認することも可能です。

参考書や過去問をしっかりと解くことで合格率を上げることができます。

基本情報技術者試験の難易度と合格率

平均の合格率は22~28%程度

基本情報技術者試験の合格率は22~28%程度となっており、合格するためには十分の対策と実力が必要です。

この試験は情報処理の試験としては認知度が高く、IT業界でも注目されているので、サービスエンジニアとしての顧客との信頼関係を深めるのにも役立ちます。

情報処理技術者試験の中では難易度が低いとされていますが、情報処理の試験を受けたことのない人の場合、合格するまでに3ヶ月から半年程度の期間が必要になるでしょう。

基本情報技術者試験の目的は、高度なIT人材を育成することや実践能力の向上を目指すものですから、試験に合格すればIT系サービスエンジニアとしての能力を証明できます。

家電製品エンジニアの難易度と合格率

AV情報家電、生活家電の合格平均は35~42%程度

家電製品エンジニアはAV情報家電と生活家電に分かれていますが、AV情報家電の合格率は35%程度。生活家電の合格率は42%程度となっています。

この資格に合格するためには、すべての科目(200点満点)で120点以上を取る必要があり、資格は交付日から5年間有効です。

合格率だけに注目した場合、難易度が高いように感じるかもしれませんが、マークシート形式であることや新卒者を対象していることを考えると短期間の学習でも合格できる可能性があります。

受験料は、AV情報家電と生活家電の両方を受験すると18,800円。AV情報家電か生活家電どちらか一つの場合は9,400円ですが、変更される可能性があります。

家電製品アドバイザーの難易度と合格率

一般試験・科目試験共に合格率は30~40%程度

家電製品アドバイザーの合格率は一般試験・科目試験合わせて30~40%程度となっています。

この試験はAV情報家電と生活家電の2項目に分かれており、試験科目はAV情報家電商品知識と生活家電商品知識、CS・法規があります。

140点中70%以上の正解率で合格となります。合格するための勉強方法としては、過去問を何度も解いて問題の傾向を把握することが重要です。

家電業界の移り変わりは速いため、古い用語は新しいものに変えられ、出題の傾向も変化します。短期間で集中的に勉強して、合格を目指すのがおすすめです。

エックス線作業主任者の難易度と合格率

毎年の合格平均は50~56%程度

エックス線作業主任者試験の平均の合格率は50~56%程度となっており、しっかりと準備を行なえば一回で合格できる可能性があります。

参考として、過去の合格率をご紹介すると、平成30年の合格率は約56%で平成29年は53%。平成28年と27年の合格率は約51%と57%になっています。

この試験に合格するための条件は以下の通りです。

  1. 総得点で60%以上の得点率
  2. 各科目で40%以上の得点率

個人によって差がありますが、理系の大学で勉強した人や研究施設での勤務経験がある人にとっては難易度は比較的、低く感じるでしょう。

一概には言えませんが、合格するためには1~3カ月程度の準備が必要といわれています。

サービスエンジニアの資格が取れる学校や講座

日本理工情報専門学校

日本理工情報専門学校には、電子・情報学科や電気デジタル情報科があり、機械系のサービスエンジニアを目指す人に注目されています。

これらの科では、基本的な機械の仕組みを把握するために、電子工学や機械工学を学習し、機械のプロフェッショナルになるための基盤を据えます。

さらに応用学として、回路設計やプログラミングなどのスキルを学び、複雑な機械の仕組みを総合的に習得します。実習を中心にしたカリキュラムが組まれているため、卒業した後は即戦力として活躍できるでしょう。

家電製品アドバイザーや2級電気工事施工管理技士などの資格取得もサポートしてくれますし、サービスエンジニアになるための就職のサポートも手厚く行ってくれます。

日本電子専門学校

日本電子専門学校には、情報処理分野やネットワークセキュリティー科、電気・電子科が設置されており、サービスエンジニアとして幅広い分野で活躍するための知識を習得できます。

この学校にはAIシステム科も用意されているので、近年注目されているAIに特化したサービスエンジニアになることも可能です。

この学校の卒業生は富士通やNTTなどの大手企業に就職しており、国内の中心企業で自分の実力を試したいという人におすすめです。

もちろん、資格取得のサポートも行っており、基本情報技術者試験やITパスポート試験、データベーススペシャリストなどを資格に挑戦することができます。IT系の資格を取ってサービスエンジニアとして活躍したいと思っている人におすすめです。

日本文理大学

日本文理大学には、航空宇宙工学科や機械電気工学科、情報メディア学科が設置されており、サービスエンジニアとして多種多様な分野で活躍できる知識を習得できます。特に航空宇宙工学科には以下の3つのコースがあります。

  • 航空宇宙設計コース
  • 宇宙システムコース
  • 航空機整備コース

航空機整備コースでは、航空機の設計や製造、整備などの学習を行っており、専門性の高い領域のスキルを効率よく習得できます。航空機関係のサービスエンジニアになれば、専門性の高い仕事ができているという満足感がありますし、高額年収も期待できます。

また、機械電気工学科では機械設計の基本から応用スキルを学習できるので、大型機器や精密機器のセットアップやメンテナンス、設計業務を習得したい人におすすめです。

サービスエンジニアの資格・試験まとめ

サービスエンジニアの資格は活動分野によって異なる。電気・医療・家電など、対応分野での資格取得を目指すのがベター

サービスエンジニアの活動する分野は幅広く、対応する機器の種類によって役立つ資格の種類が異なります。

例えば、電気と医療では取り扱う機器が異なるため、必要になる資格も違います。そのため、自分にとって最も役に立つ資格を見極めてから資格取得に挑戦するといいでしょう。

もし、現段階で何の資格を持っていなくても落胆することはありません。入社後、会社の支援を受けながら関係する資格を取ることもできるので、少しずつスキルを積み上げながら挑戦することをおすすめします。

サービスエンジニアの参考情報

平均年収400万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種コンピューター

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