Webプログラマーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

Webプログラマーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

Webプログラマーに役立つ可能性がある資格・試験にはいろいろな種類があり、試験内容や難易度は異なります。自分のスキルと実力を証明するために各試験に挑戦してみるといいでしょう。この記事では、Webプログラマーの業務や就転職の際に役立つ資格試験などについてご紹介します。

Webプログラマーに役立つ資格は?

Webプログラマーは各種のプログラミング言語を使って、インターネット上で使用するシステムを作り上げる仕事です。

絶対に必要な資格というものはありませんが、持っておくと就職や転職に有利になる資格はあります。どのような資格がWebプログラマーに役立つのか詳しく解説します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構が開催している国家資格で年間に10万人程度が受講しています。

IT業界において高度な人材を育成することを目的としており、プログラミングに関する知識だけでなく、ネットワークやセキュリティに関する知見も必要になります。

IT業界では有名な資格試験のため、合格しておくことで面接官への印象アップが期待できます。

Web制作会社やシステム会社への就職・転職を希望している場合、この資格取得に挑戦してみてもいいでしょう。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験も独立行政法人情報処理推進機構が行っている資格試験で知名度も抜群です。

応用という名称からもわかるように基本情報技術者試験よりも難易度が高く、ITの基礎知識に加えてプロジェクトの管理や運営能力なども必要になります。

合格するためにはインターネット運営やサーバー管理において問題が発生した時に適切な対応力が求められ、Webプログラマーとしても重要なスキルと知識を深めることができます。

最初は基本情報技術者試験から挑戦して、合格したら上位資格である応用情報技術者試験にトライするといいでしょう。

Webプログラマーとして活躍したいと思っているのであれば、持っておいて損のない資格になります。

C言語プログラミング能力検定試験

Webプログラマーが必要とする資格は多数ありますが、その中でもC言語に特化した資格がC言語プログラミング能力検定試験です。

C言語は世界的にも知名度の高い言語であり、習得難易度も高いといわれています。C言語プログラミング能力試験には1~3級までのランクがあり、実技試験を伴った1級が一番難しくなっています。

コーディングやデバッグ、コンパイルなどに関する問題が出題され、C言語に関する知識を総合的に深めることができます。将来的にWebプログラマーとしてキャリアップすることを目指している場合、1級の取得を目標にするのがおすすめです。

Java™プログラミング能力認定試験

Javaは汎用性の高いプログラミング言語で、スマホのアプリ開発やWebサービスの開発の際に必要になります。

そのJavaの能力を認定するのがJavaプログラミング能力認定試験です。この資格には1級から3級までのレベルがありますが、即戦力として活躍できることをアピールするためには1級または2級の合格が必要になるでしょう。

Javaを取り扱えるWebプログラマーの需要は高まっていますから、時間がかかってもトライしたい資格の一つです。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験ではPHPの基礎知識が必要になります。近年スマートフォンが普及するようになり、HTML5やCSS3などを使用したWebアプリが多くなっています。HTML5はJavaScriptと組み合わせて使用することが多いですが、その際にPHPの技術が必要になります。

Webサービスにおいて汎用性の高いPHP技術認定試験に合格しておくことで自分の可能性を最大限に広げることができます。この資格試験にはプログラミングの基礎能力が求められる初級と応用力が重視される上級コースが用意されています。

自分の実力と将来的な可能性を考慮して決定するといいでしょう。

webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験とはその名の通り、Webを作り上げているために必要になる能力全般が求められる資格試験です。

年間15,000人以上が受験する資格試験であり、Webプログラマ-としても是非とも合格しておきたい資格です。試験の内容は以下の二種類に分かれています。

  • スタンダード
  • エキスパート

スタンダードコースは初心者向けとなっており、Web制作に関する基礎知識を学習します。

一方でエキスパートコースはWebデザイナーやシステムエンジニア、プログラマーとしてすでに活躍している人が受験しています。

内容はXHTML1.0対応版、HTML4.01対応版、HTML5対応版に分かれており、難易度も格段に高くなります。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験とは、Ruby Association Certified Ruby Programmerのことで、Rubyを使用したシステム開発の能力を認定する試験です。

Rubyはプログラミング言語の一つですが国内大手のWebサービスにおいても導入されています。そのためWebプログラマ-として活躍したいと思っているのであれば、挑戦したい資格の一つです。

Ruby技術者認定試験にはGoldとSilverのランク分けがされており、GoldランクはRudyを使った開発スキル、SilverはRudyに関係する基本的なスキルとなっています。

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語ということもあり、IT業界でも注目度の高い資格です。Webプログラマ-への就職・転職時もこの資格を持っていることはスキルの証明として働き、武器になるでしょう。

Webプログラマーになるために資格・試験をうけることのメリット

Webプログラマーは無資格でもなることができますが、資格・試験に合格しておくと面接などで有利になる可能性はあります。

インターネットの普及が進むにつれてWebプログラマー需要は増しています。特に経験があり、即戦力として活躍できるWebプログラマーを募集している企業は多くあります。

未経験であっても資格を持っておけば自身のスキル力をアピールすることができますし、すでにある程度の経験を持っていたとしても多くの試験に合格していることで自分の実力を証明できます。

資格を得るためには時間もお金もかかりますが、長期的な視野で考えれば必要な投資とみなすことができるでしょう。

Webプログラマーに役立つ資格の難易度・合格率

初中級難易度:webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験にはスタンダードとエキスパートのランクがあり、スタンダードは実技問題のみ、エキスパートには実技問題と知識問題が出題されます。

エキスパートの方が出題範囲も広く難易度が高くなります。

Webクリエイター能力認定試験の概要

スタンダード エキスパート
受験資格 なし なし
受験料 5,700円(税込) 7,300円(税込)
出題形式 実技問題 知識問題・実技問題
合格基準 得点率65%以上 得点率65%以上
難易度 レベル2 レベル3

年度によって違いがありますが、平均的な合格率は80%前後となっているようです。

決して簡単な資格試験ではありませんが、事前の対策をしっかりととることで合格の可能性も高くなります。

中級難易度:Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験の難易度、合格率に関しては公表されていないので正確な数値はわかりません。しかし、同レベルといわれている他の資格と比較することである程度の難易度がわかります。

RubyのSilverコースはPHP技術者認定試験の初級レベルと同等といわれています。PHPの初級レベルの合格率は70%程度と言われているので、RubyのSilverコースも決して不可能なレベルではないことが分かります。

Ruby技術者認定試験のGoldコースは広く深い知識が必要になるので難易度が上がりますが、それでも事前の対策を講じれば歯が立たない資格ではありません。きちんとした方法で順序良く学習すれば合格率も高くなります。

中高難易度:Java™プログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験は1~3級にレベル分けされていますが、Webプログラマーとして活躍を望むのであれば1級または2級を合格しておきたいところです。

Javaプログラミング能力認定試験2級の合格率は60%程度と、半分以上は合格しているようです。とは言え、全く準備や対策を講じない状態で受験すると不合格になる可能性は高いでしょう。

また1級試験になると実技試験が導入され、150分で合格レベルに達する必要があります。合格率は2級とほぼ同じで、65%程度の合格率となっています。実技試験が入ってくるので実戦形式に近い学習スタイルが必要になります。

Javaプログラミング能力認定試験を受験する人の多くは、過去の問題集や参考書を使いながら学習しているようです。実用性の高い学習方法を取り入れることで合格率を上げることができます。

Webプログラマーの資格が取れる学校や講座

大学で教養と専門知識を深める

Webプログラマーとして成功するためには、プログラミング言語に関する知識だけを持っていればいいというわけではありません。コミュニケーションの取り方や教養を深めることも必要です。

大学ではWebプログラマーになりたい人だけでなく、いろいろな夢を持った人が在籍しています。年齢や背景が違う人と接することでコミュニケーション能力を高め、コンピューター以外の学業に励むことによって教養を深めることもできます。

実際Webプログラマーにはコミュニケーション能力が必要になります。Webサービスの基盤を作り上げるためにはWEBディレクターやWEBデザイナーなどと意見を交わし仕事を行います。

また、大学・短大卒業者は専門学校を卒業した人よりも給与が高い傾向にあります。専門学校よりも時間・資金が必要になりますが、長期的に考えてどちらが適しているのか判断しましょう。

大学に通うデメリット

Webプログラマーになりたい人が大学に通うデメリットは以下のものがあります。

●プログラミング以外の勉強もしないといけない

大学では通常の学業にも励まなければいけません。プログラミングに関係する勉強だけをすればいいというわけではなく、その時間がもったいないように感じられるかもしれません。

●卒業まで時間がかかる

また大学の場合、4年という期間が非常に長く感じられることもあります。専門学校であれば1~2年で卒業できますからライバルに差を付けられるように感じるでしょう。

●即戦力になるのは難しい

また、大学では実戦形式に近いWebプログラマーに特化した学習は難しいので、新卒採用として就職しても最初はわからないことだらけで即戦力としては活躍できないでしょう。

少しでも早くWebプログラマーとして活躍したいという人にとってはデメリットの方が大きく感じられるかもしれません。

しかし、在学中に実用性の高いプログラムを開発したり、将来起業するための準備を進めていく人もいます。時間を有効に使い大学でも有益な学習を目指すことが重要です。

専門学校でWebプログラマーの学習をする

より専門的な知識とスキルを深めたいのであれば専門学校がおすすめです。大学や短大よりも実習カリキュラムに力を入れているので、就職した後も即戦力として働くことができます。

また、すでにWebプログラマーとして成功している人がゲストとして招かれることもあるので、移り変わり激しいIT業界の最前線の情報に触れることができます。

学校によっても違いますが、IT系の資格取得に特化している専門学校も多くあり、90%以上の生徒が何らかのIT関連資格に合格している学校もあります。

Webプログラマーに特化した学習を受けたいという方は専門学校の方が適しているかもしれません。

専門学校のデメリット

実践力にたけている専門学校ですがデメリットもあります。

  • 大卒に比べて給料が低い
  • 取得する知識が偏る
  • 就職する選択肢が限られる

Webプログラマー平均給与は30~40万円程度といわれていますが、大学卒業者の方が平均給与が高い傾向にあります。特に初任給ではその差が顕著に出ることがあります。

また、専門性の高い教育を受ける分、知識の幅が偏ったり、活躍できる幅が制限される可能性もあります。大学よりも短期間でスキルを習得できますが、デメリットも考慮して決定しましょう。

独学でWebプログラマーになれるか?

大学や専門学校に通わずに、完全に独学でWebプログラマーになれるでしょうか?絶対に不可能というわけではありませんが、それなりに難易度が高いものと考えていいでしょう。

プログラミングに関する知識をある程度持っている状態であれば参考書等を見ながら進めることもできるかもしれませんが、プログラミングコードを全く書いたことがないような人の場合は、すぐにつまずいてしまい挫折する可能性が高いでしょう。

もちろん、近くにWebプログラマーの専門家がいてマンツーマン指導を行ってくれるのであれば独学でも可能かもしれませんが、独学で必ずなれる職業とは言えないでしょう。

Webプログラマーの資格・試験まとめ

Webプログラマーに役立つ資格・試験は沢山ある!一つずつ合格していけばキャリアアップも目指せる

今回取り上げたようにWebプログラマーに役立つ資格・試験はたくさんあります。

Webプログラマーは実力の世界ですから、資格・試験を一つずつクリアしていけば大きなプロジェクトに絡むことができるかもしれませんし、大幅なキャリアアップを実現できるかもしれません。

Webプログラマーを目指す人は、基本的には大学や専門学校で知識を習得することになるでしょう。自分の目指したい道、目標をしっかりと定めてから選択することでWebプログラマーとしての成功を掴める可能性が高くなります。

WEBプログラマーの参考情報

平均年収350万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種コンピューター

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