ホワイトハッカーの給料・年収はどれくらい?初任給や平均月収などの収入について解説

ホワイトハッカーの給料・年収はどれくらい?初任給や平均月収などの収入について解説

ホワイトハッカーになるとどれくらい稼ぐことができるのでしょうか。ホワイトハッカーはインターネット上の番人として国や社会を守る貴重な存在です。簡単に就ける仕事ではないだけに、収入面も気になるところです。今回はホワイトハッカーの収入面に注目して解説を行います。

ホワイトハッカーの初任給

初任給は20万円~25万円前後

ホワイトハッカーの初任給は20万円から25万円前後が相場です。ホワイトハッカー単体の初任給は公表されていませんが、厚生労働省が実施した「平成30年賃金構造基本統計調査結果」によると大卒で情報通信業に就職した方の初任給の平均が約21万5,000円となっています。

大学院卒の場合は約23万5,000円となっており、大卒以上であれば20万円以上の初任給を手にできる確率が高いと言えるでしょう。

参考リンク:厚生労働省

学歴よりもスキルや実力重視の世界

ホワイトハッカーの仕事に関しては学歴よりもスキルや実力重視の世界です。新卒で最初からホワイトハッカーとして働くというよりも、プログラマーやシステムエンジニアとして経験を積みながら適性を見出されてホワイトハッカーになるというケースも少なくありません。

最初からホワイトハッカーとして採用される場合もそうですが、コンピューターやネットワーク、セキュリティに関する高度な知識やスキルがなければ務まらない仕事です。

年功序列といった考え方はなく、クライアントから受けた仕事をきちんとこなせるかどうかが重要です。その点において、若い方でも実力やスキルがあれば職位を上げたり収入を上げたりしやすい職業です。

一般的なエンジニア職からホワイトハッカーになるケースもある

上記でも触れたように入社直後からホワイトハッカーとして活躍するケースもあれば、エンジニア職からホワイトハッカーに転身するケースも少なくありません。

ホワイトハッカーはサイバー攻撃に対応するだけの高度な知識やスキルが必要であり、ITエンジニアであれば誰でもできるというわけではありません。ウィルスに対抗するためのスキルや不正アクセスに対抗するためのスキル、悪意ある全ての攻撃に対処するだけの知識やスキルが求められます。

そうしたスキルを身につけるために、当初はシステムエンジニアとして経験を積み、その中でセキュリティやネットワークに関する知識を身につける方も数多くいます。

最初からホワイトハッカーになることができなくても、エンジニアとして経験や実績を積む中で目指すことは十分に可能です。

ホワイトハッカーの平均給与の統計

平均月収は40万円~50万円前後

ホワイトハッカーの平均月収は40万円から50万円前後が相場です。平成29年に経済産業省が公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」を参考にすると、ホワイトハッカーが含まれると想定されるIT技術スペシャリストの平均年収が約758万円となっています。

この年収から月収を導き出すと40万円から50万円程度が妥当なのではないかと考えられます。毎月の月収に加えて、業績や個人の活躍に応じたボーナスも支給されます。

参考リンク:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

残業代込みのケースも多い

ホワイトハッカーを含めたITエンジニア職に関しては、基本給に見込み残業代が含まれた形で給与計算が行われるケースも珍しくありません。会社によって考え方は異なりますが、例えば、月45時間分の見込み残業代を含んだ形で給料を支払うというケースもあります。

設定された残業時間をオーバーした場合は、超過時間分の残業代が別途支給されます。ホワイトハッカーは毎日定時で終わるような仕事ではなく、時には長時間の残業を強いられることもあります。

そうした働き方も踏まえた上で仕事選びを進めることも重要です。

ボーナスの平均は200万円~300万円前後

ホワイトハッカーの平均年収が約758万円ということを考慮すると、年間に支給されるボーナスは約200万円から300万円前後になるのではないかと想定されます。

月収によって左右される部分もありますが、基本的にはある程度まとまったボーナスを受け取れると考えておいて問題ありません。

ホワイトハッカーは一般的なシステムエンジニアよりもさらに高度な知識やスキルが求められる仕事であり、それに見合った対価を受け取れる職業です。経験や実績に応じてボーナスの額も上昇しやすくなるでしょう。

ホワイトハッカーの年収統計

平均年収は760万円前後

ホワイトハッカーの平均年収は約758万円です。これは平成29年に経済産業省が公表したデータを参考にしています。就職直後から平均年収を目指すことは難しいですが、経験や実績を積むことで徐々に平均年収に近づいてくるでしょう。

参考リンク:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

年収1,000万円超えも十分に可能

平均年収は約760万円程度ということですが、あくまでも平均値であってホワイトハッカー全員が年収760万円というわけではありません。

人によっては400万円から500万円前後のケースもありますし、その反対も然りです。

活躍やスキルによっては年収1,000万円以上を目指すことも十分に可能な職業であり、そこを目指すホワイトハッカーも少なくないでしょう。年収を上げるためにはホワイトハッカーとしてのご自身の可能性を信じて頑張り続けることがポイントです。

セキュリティ市場の拡大と共に需要も拡大傾向

ホワイトハッカーの将来性に関しては、今後ますます脚光を浴びやすい分野だと言えます。世界的にIT化が進む中で、システム上の問題やセキュリティトラブル、ブラックハッカーからのサイバー攻撃は今後とも増加することが予想されます。

ITエンジニア全体としても人材不足が嘆かれており、特にホワイトハッカーになれるだけの知識やスキルを持った人材はそれほど多くありません。

IT化の流れによって一般企業でもIT機器を活用した業務が増えています。その中でセキュリティ対策にかける費用も増加することが予想され、今後ともホワイトハッカーは社会に欠かせない存在として重宝されるでしょう。

サイバー攻撃の脅威は今後も続く

サイバー攻撃の脅威に関しては今後も続くことが想定されます。サイバー攻撃は年々手口が巧妙化して複雑になっています。ブラックハッカーとホワイトハッカーとの間でいたちごっこのような状況になっており、ブラックハッカーとしてはホワイトハッカーに対応されないような手口を考案してサイバー攻撃を仕掛け続けてきます。

それに対応するのがホワイトハッカーであり、サイバー攻撃がなくならない限りホワイトハッカーの仕事もなくならないでしょう。セキュリティ対策やウイルス対策も含めてホワイトハッカーの需要は高まる一方です。

ホワイトハッカーの給与を上げる方法

ホワイトハッカーの平均月収や平均年収は一般的な平均値よりも高いレベルにありますが、さらに多くの収入を得たいと考える方もいるでしょう。ホワイトハッカーとして経験を積み成果を上げることで、さらなる高収入を目指すことは十分に可能です。

給与を上げるための具体的な方法について確認しましょう。

上流工程を担当できるように経験を積む

収入を増やすためには上流工程を担当できるように経験を積むことがポイントです。ITエンジニア全般に言えることですが、コードなどを書くことが中心の下流工程よりもシステム設計やクライアントとの折衝などを担当する上流工程を担当した方が収入は上がりやすくなります。

これはホワイトハッカーにも通じる部分であり、下流工程しかできないハッカーの場合は収入の上昇ペースが落ち込みやすくなります。

上流工程を担当するためには下流工程で経験を積み、クライアントとも対等以上にやり取りできるだけの知識量やプレゼンスキルが求められます。設計書を自分で書けるようになるとチャンスも広がるので、自身でスキルアップを図ることがポイントです。

セキュリティ分野以外のスキルを磨く

収入アップのためにセキュリティ分野以外のスキルを磨くこともおすすめです。具体的にはITアーキテクチャやネットワーク関連、クラウドに関する分野に精通していると仕事の幅を広げやすくなります。

ウィルスやサイバー攻撃、セキュリティホールや脆弱性の調査対応など、担当できる領域が広がればそれだけ待遇も良くなりやすいでしょう。常に新しい知識やスキルを身につけることを意識しておくと、自然と収入増につながりやすくなります。

関連資格を取得する

関連資格を取得して仕事の幅を広げることもおすすめの選択肢です。資格を取得することで、客観的に知識やスキルをアピールできます。ホワイトハッカーに関連する資格は数多くありますが、その中でも以下の資格取得がおすすめです。

  • シスコ技術者認定
  • 情報処理安全確保支援士試験
  • ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM) など

特にシスコ技術者認定は世界共通の基準で実施されている国際資格として認められています。国内のみならず海外のエンジニアやホワイトハッカーからも評価される資格であり、将来的に海外で働きたいと考えている方にもおすすめです。

海外企業での就職を目指す

海外企業での就職を目指すことも選択肢の1つです。サイバー攻撃への対応やセキュリティ対策は世界中が課題とするものであり、世界中のホワイトハッカーが日々活動を行っています。特にアメリカのシリコンバレーには優秀なホワイトハッカーも多く、最先端の知識やスキルを使って対策を行っています。

そうした環境に身を置くことで、国内企業以上に知識やスキルを身につけやすくなるでしょう。中国企業などもそうですが、高度なスキルを持ったセキュリティ人材を欲している国や企業に就職することで、これまで以上の収入を得やすくなります。

セキュリティ分野の強みを活かしたコンサルタントを目指す

ホワイトハッカーとしての経験を活かして、セキュリティ分野の強みを活かしたコンサルタントを目指すことも有効です。セキュリティ教育を実施する企業や組織も一般的になっており、その際に講師として専門的な知識を有するコンサルタントを招くことも少なくありません。

一般企業のみならず、学校や官公庁などから声がかかることもあります。コンサルタントとして独立して活動することもできますし、ホワイトハッカーを続けながら副業として働くこともできます。

仕事の幅を広げるという意味でも、コンサルタントを目指して精進することはおすすめです。

大手や外資系企業に転職する

現在の企業や働き方でそれほど収入アップが見込めない場合は、大手や外資系企業に転職することも有効です。大手企業や外資系企業は給与テーブルが高く設定されているケースが多く、活躍や実績に応じて大幅な昇給も望みやすくなります。

クライアントや案件を多く抱えている場合はそれだけ仕事の幅も広がりやすくなり、その分、自身のスキルアップにもつながります。よりスキルの高いホワイトハッカーに投資しようとする企業も増えているので、他社を見ることも選択肢に入れておきましょう。

フリーランスとして働く

実務経験が豊富で、ある程度個人でもやっていけると判断された場合はフリーランスとして働くことも選択肢の1つです。フリーランスになることで自分が対応できる案件を複数獲得しやすくなります。

それまでの経歴を伝えれば価格交渉も行いやすくなりますし、できるだけ高単価の案件を獲得し続けることによって会社員以上の収入を得やすくなります。スキルの高いホワイトハッカーを欲するのはどの企業にも共通することなので、一定のスキルレベルに達した段階で個人として働く選択も悪くないでしょう。

ホワイトハッカーの給料・年収まとめ

ホワイトハッカーになれば収入面も地位も高レベルを目指せる!

ホワイトハッカーの平均年収は約760万円程度であり、活躍や実績に応じてさらなる高年収を目指すことも十分に可能です。仕事としては社会から頼られる存在であり、セキュリティやネットワークに関する知識がある方にとっては最適な職業でしょう。

今後ともサイバー攻撃やウィルスは存在し続けると考えられており、ホワイトハッカーの仕事がなくなることは考えにくいです。反対にますます需要は高まるばかりであり、日本のみならず世界中で活躍するチャンスが広がっています。

収入面でも地位でも高いレベルを目指せるのがホワイトハッカーの魅力です。サイバー攻撃への対応やセキュリティ分野に興味がある方は積極的に目指してみましょう。

ホワイトハッカーの参考情報

平均年収600万円~800万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種コンピューター

統計情報 出典元:

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