建築板金工の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

建築板金工の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

建築板金工として働く上で、資格や試験に合格していれば就職や独立に有利になる可能性があります。必ずしも資格を取らないと業務に就けない訳ではありませんが、建築板金技能士などを取得すれば就職や転職などで有利になる可能性はあるでしょう。本記事では、建築板金工に役立つ資格などについてご紹介します。

建築板金工に役立つ資格「建築板金技能士」

建物の板金工事に関する国家資格

建築板金技能士は住宅を含めた建物に関わる板金工事の技能を認定するもので、国家資格になります。

建築板金技能士の資格がなければ、板金工事が出来ないわけではありませんが、建築板金技能士を名乗るには合格する必要があります。名称独占資格で、試験は都道府県知事が行います。

建築板金は、トタンや銅板などの金属板を加工して屋根や壁、水回りに工事を施工する仕事です。建築板金技能士の資格はその建築板金の工事のスペシャリストです。

建築板金技能士の難易度・合格率

難易度は高め。学科と実技を身につける

建築板金技能士の試験は内外装板金作業おダクト板金作業に分かれています。内外装板金作業は1級から3級まであり、ダクト板金作業は1級と2級が用意されています。

学科試験と実技試験で構成されていています。合格率は公表されていませんが、国家資格であるので比較的難易度は高めと考えて良いでしょう。

合格率 公表されていない
受験資格
  • 1級 7年以上の実務経験、2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験
  • 2級 実務経験2年以上、または3級から合格者
  • 3級 不問
受験費用
  • 学科試験 3,100円
  • 実技試験 16,500円
出題範囲
■学科試験

建築板金用機械および器工具一般、材料力学、建築構造、製図、電気、安全衛生

■実技試験

内外装板金施工法、ダクト板金施工法

内外装板金とダクト板金の対策を

建築板金技能士の資格は内外装板金作業とダクト板金作業の2つに分かれています。内外装板金作業では、使用工具を用いて落とし口のついた樋状の製品を作成するものになります。

ダクト板金作業では、亜鉛銅板を加工してダクトに取り付ける内容になります。どちらも専門的な試験内容になっているので、試験対策はしっかりしておく事が大切です。

建築板金工に役立つ資格「木造建築士」

木造住宅のスペシャリスト

木造建築士は木造住宅のスペシャリストとして知られる国家資格になります。木造建築物の専門的知識を持っていて、設計や建築工事を担う存在です。

階数1階建て以下で延べ床面積300㎡以下の建物の設計と管理を行う事が出来る資格で、木造建物の専門家である建築板金工として取得していれば将来的に仕事の幅が広がるでしょう。

木造建築士の試験難易度、合格率

試験の難易度は高め。合格すれば信頼度も高い資格

木造建築士の資格は、国家資格として比較的難易度は高い傾向にあります。

学科試験と設計製図試験があり、学科試験は100点満点で60点以上の正答率が必要になります。合格率は毎年異なりますが、およそ35.8%となっています。

合格率 35.8%
受験資格
  • 大学又は専門学校で指定科目を修めて卒業した者
  • 高等学校又は中等教育学校で指定科目を修めて卒業したもので、実務経験が3年以上の者
  • 建築設備士の有資格者
  • その他都道府県知事が特に認める者
  • 建築に関する学歴がない者で実務経験が7年以上の者
受験費用 17,700円
出題範囲 建築計画、建築法規、法規、建築構造

学科試験と設計製図試験の試験対策を

木造建物士試験は、一級建築士の試験に比べれば難易度が低い試験です。木造の建物を建築するための試験なので、専門的な知識を身につけることが大切です。

独学でも合格を目指せる試験なのですが、学科試験と設計製図試験どちらも対策をしておく必要があります。

その他の建築板金工に関連する資格

建築板金工に関する資格はさまざま

建築板金技能士の資格以外にも建築板金工の資格以外にも建築板金工の仕事に関連する資格はいくつかあります。

  • 高所作業車運転技能講習
  • 建築士
  • 建築施工管理技士
  • 建築設備検査員

一覧にある建築施工管理技士は、建築工事の施工技術の制度や専門家に伴い建築工事などの安全性や品質向上を図るための教養を示す資格です。

高所作業車運転技能講習は、大きなカゴ状の装置に人が乗って高い所で作業するための乗り物の資格「高所作業車運転者」が取得できます。同じ現場で高所の仕事をする建築板金工と共通している部分があります。

どちらも現場で使われる資格ですので、取得しておくと建築板金工として仕事の幅が広がるでしょう。

建築板金工に役立つ資格が取れる学校

Kist金沢化学技術大学校

Kist金沢化学技術大学校では、建築板金工を目指す人のために建築コースが設けられている学校です。

技術や資格を活かした仕事に就きたいと考えている人にピッタリで、業界で必要とある資格を取得できるサポートも充実しています。

就職サポートも万全!不安なく希望の仕事へ

Kist金沢化学技術大学校では、就職サポートも万全という魅力があります。ビジネス講座を定期的に開催していて、コミュニケーションスキルを磨けます。

面接練習ではマニュアルを覚えるのではなく志望動機や将来的なビジョンなどもしっかり伝える指導を積極的に行っています。企業からの求人票は全て公開していて、データベース化をしているので希望に沿った求人を紹介してくれます。

メールでの情報発信も行っているので、気軽にチェックできる環境です。Kist金沢化学技術大学校では、卒業生を交えての座談会や人事担当の説明会も積極的に行っています。

Kist金沢化学技術大学校の就職サポートで、就職に対する不安も軽減されるでしょう。

大阪府板金高等職業訓練校

大阪府板金高等職業訓練校は板金の技術者を養成するために大阪府から認定を受けた職業訓練校です。60年の歴史があり多くの修了生を輩出しています。

大阪府板金高等職業訓練校では週に2回から働きながら学ぶことが出来るメリットがあります。実技と学科をそれぞれ週に1回ずつ学び、1年間で建築板金工としての技術や知識を一通り身につける事が出来ます。

週に2回なので気軽に学ぶことが出来ますし、実技と学科の学習によって資格の取得もしやすい環境であると考えられます。企業が求める即戦力を養成している学校です。

伝統技能を身につける事が出来る

大阪府板金高等職業訓練校では、日本が世界に誇るものづくり技能があります。

伝統技能の基本的な板金加工の技能を学ぶことが出来ます。建築板金工として板金加工は基本中の基本で、切る、曲げる、叩く、をしっかり身につける事が出来ます。

蕨戸田建設高等職業訓練校

蕨戸田建設高等職業訓練校では、建築板金工を目指すひとのために建築板金科が設けられています。

小物類の制作から伝統工芸の制作、寺社仏閣の銅板屋根葺、雨樋など板金作業は多岐に及び、幅広く学ぶことが出来ます。実際に建築板金について実践的に学ぶことが出来るので、3年間の訓練によって建築板金技能士の資格を取得する人が多いです。

業務に必要な資格取得の最短ルートとして効率の良い学習が出来る事が魅力。

働きながら技術を身に着ける事が出来る

蕨戸田建設高等職業訓練校では、働きながら職人として成長することが出来る環境です。週に1回の建築板金の訓練によって無理なく知識を吸収することが出来ます。

必要な知識と経験を習得しながら働き、同じ志を持つ仲間とも出会う事が出来ます。切磋琢磨しながら成長できる場所として支持されています。

建築板金工の資格・試験まとめ

建築板金工になるなら2つの資格、建築板金技能士と木造建築士の合格を目指そう

建築板金工の仕事自体は、特別な資格や試験に合格していなくても業務に就くことは可能です。

ですが転職や独立を考える場合には、資格を取得しておく方が良いでしょう。建築板金技能士と木造建築士の試験に合格すれば一定の知識やスキルの証明になり仕事の幅も増えると言えます。

建築板金工に関する資格試験は、他にも多くの試験が行われています。まずは建築板金技能士と木造建築士の資格取得を目指して、自分の理想とする建築板金工像に役立ちそうな資格を取得してみてはいかがでしょうか。

建築板金工の参考情報

平均年収300万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種建築・不動産

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