建設機械施工技士の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

建設機械施工技士の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

建設機械施工技士として就業することを目指している方に向けて、給与や年収といった部分のデータについてまとめました。建設機械施工技士は職人や技術者といった側面が強い分野であり、一定の経験やスキルが重視される仕事でもあります。建設業界ならではの特徴も踏まえて解説を行っていきます。いかにして給料アップを掴み取れば良いのかも含めて理解を促進していきましょう。

建設機械施工技士の初任給

それでは、建設機械施工技士の初任給に注目をして解説を行っていきます。

建設系や建築系の学校を卒業した方は建設会社などに勤務することが多くなりますが、初任給について知っておくことが大切です。

仕事のモチベーションにつなげるという意味でも具体的な数字を確認しておきましょう。

初任給は17万円~20万円前後

初任給に関しては17万円~20万円前後になると想定しておきましょう。

建設機械施工技士に関しては、最初から建設機械施工技士として働くわけではありません。資格を取得するまでには学歴に応じて一定の実務経験を積む必要があり、まずは建設機械運転工などとして現場での経験を積むことが多くなります。

そのため、最初は資格がない状態で勤務するのでいきなり高い給料を得られるわけではありません。初任給は会社によって多少変わりますが、まずは現場での工事経験を積み、機械に関する知識やスキルを習得して自らの腕前を上げていくことが重要です。

資格取得までは時間を要する

初任給はそれほど高いわけではなく、最初は現場経験を積みながら技術の習得を図っていきます。

建設機械施工技士に関しては、高校や大学を卒業してからすぐに資格を取得できるわけではありません。2級と1級のそれぞれに受験資格があり、学歴や卒業した学科によって一定年数の経験を積む必要があります。

例えば、高校の普通科を卒業した場合、2級を受けるためには受験しようとする種別の経験が3年以上あることが受験資格とされています。

機械工学や土木工学、交通工学や都市工学など、指定学科と呼ばれる学科を卒業している場合は、それ以外の学科を卒業している場合と比べて受験資格を満たす年数が短くなります。

いずれにしても、一定の年数の実務経験がないと受験すらすることができないので、まずは会社に入って実務経験を積むことが重要です。

経験を重ねることで給料アップの期待も

最初は建設現場での機械の操縦が多くなりますが、経験を重ねて工事の責任者やリーダー的な立場として振る舞うことができるようになれば、給料アップに関する期待も持てるようになります。

ブルドーザーやロードローラーといった大型機械を扱うためには、それぞれの機械に合った資格を取得する必要があります。1つ1つの機械の操作資格を取得して実際に扱うことができるようになれば、その分の給料アップにも期待できます。

経験を積み、工事現場で主任技術者や監理技術者といった立場になることができれば、社内でも大きな役割を担うことができるでしょう。そのためには入社してからの日々を大切にしつつ、自身のスキルアップのために努力を重ねることがポイントです。

建設機械施工技士の平均給与

ここからは、建設機械施工技士の平均給与の統計について確認していきます。

厚生労働省の統計調査なども参考にしながら、平均給与の実態に焦点を当てていきます。いかにして給料アップを目指せば良いのかも含めて参考にしてみましょう。

平均月収は約30万5,000円

厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータによると、建設機械施工技士を含む建設機械運転工の平均月収は約30万5,000円となっています。この年収を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、基本的な生活を営んでいく上では十分な金額と言えるでしょう。

建設現場や土木現場など、外での作業が多くなるのが建設機械施工技士や建設機械運転工であり、体力的な部分も求められます。多少の雨や風でも作業を行うことは多く、暑さや寒さを含めた過酷さを考慮すると物足りないと感じる方が出てくることもあります。

経験を積んでいき、より大きな現場を任されるようになると年収アップの期待も高まります。

ベテランになれば給料アップへ

建設機械施工技士の世界は年功序列というわけではありませんが、経験を積みながらスキルを磨いていくことで給料アップにも期待することができます。資格取得自体も最初から行えるわけではなく、一定の経験を積んでから取得を目指すことになります。

ブルドーザーやクレーンなど、大型重機を扱うためにもそれぞれの資格を取得する必要があり、経験を重ねれば重ねるほど安定的に機械を扱えるようになります。そうなれば現場でも頼りにされることが多くなります。

仕事の幅が広がっていけば収入アップにも期待することができます。まずは下積み時代の努力を大切にしつつ、ベテランと呼ばれる年代になった時に大きな花を咲かせることができるようにすることが重要です。

男女での給料差があるのも実態

建設機械施工技士を含む建設機械運転工の給料に関して、男女差があることも実態と言えます。

実際に厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータを参考にすると、男性の平均月収は30万6,000円程度であるのに対して、女性の場合は23万2,000円程度となっています。

建設業界自体が男性の方が多く勤める傾向にあり、女性従業員が少ないのも現実です。実際に建設会社で活躍することを目指す女性従業員に関しても、給料の低さに辟易するという方が少なくありません。

建設業界では女性社員も男性と同様の仕事を求められることがあります。機械を上手く扱うことができなかったり、工事現場で活躍できなかったりすると、なかなか収入アップを期待することができなくなるでしょう。

反対に、女性社員でも必要な資格を取って男性と同様に働くことができれば収入アップを見込むことができます。女性は性別の差をハンディキャップにするのではなく、男性と同じように活躍するという気持ちを見せることが大切です。

資格手当を支給してくれる会社も

建設機械施工技士の仕事に関しては、資格を取得すると資格手当を支給してくれる会社もあります。全ての会社というわけではないので事前に確認する必要がありますが、毎月の給与に5,000円から2万円程度の手当を追加で支給してくれるケースがあります。

毎月の給与に手当がつかない場合は、資格を取得した時点で報奨金が支給されるケースもあります。報奨金の額については会社によってまちまちですが、社員のモチベーションを高めるために制度を用意している会社もあります。

自らのスキルを高めて仕事の幅を広げていくこともそうですが、収入を上げるために資格取得を目指すという考え方でも悪くありません。働いて給料をもらうことは大切なことであり、建設会社で勤める場合もそうした考え方を持って資格取得を目指してみると良いでしょう。

1級の資格取得者は有利に

建設機械施工技士の資格には2級と1級の2種類がありますが、特に1級の資格取得者が有利になるケースが多くなっています。どちらの階級でも手当を支給してくれる会社はありますが、1級を取得した方がより高額な手当をもらえる可能性があります。

1級を取得した方が任される仕事の幅も広くなり、単純に月収がアップするという効果にも期待できるでしょう。まずは、2級の取得から目指すことになりますが、最終的には1級を取得できるように日々精進していくことがポイントです。

転職による収入アップにも期待

建設機械施工技士の資格を持っている場合、自社での収入アップに期待することもできますが、それと同様に転職による収入アップにも期待することができます。近年の建設業界は慢性的な人手不足と言われており、建設機械の操作スキルや経験を持った人材は重宝される傾向にあります。

建設機械施工技士資格を持っていればなおさら重宝され、他の建設会社からも引く手あまたの状況を作り出すことができるでしょう。特に1級の資格を持っていれば現場責任者としての活躍を期待することができるので、転職の際にも有利に働くことが多くなります。

有資格者は優先的に採用される傾向があり、転職先での待遇も高いものが期待できます。転職するかどうかは別として、資格を取得しておいて損することはないので取得に向けてチャレンジすることがおすすめです。

建設業界には不可欠な存在

建設機械施工技士の資格には2級と1級がありますが、2級の場合は6種類の専門種目についてそれぞれの試験があります。合格した種類に対応する施工管理を行えるのが2級の特徴です。

それに対して、1級の場合は全ての重機に対する施工管理を行うことができます。その点において1級の取得者はとても重宝される存在であり、建設業界において欠かせない存在になることができます。建設会社の多くは有資格者を採用したいと考えており、資格の有無を問われることも珍しくありません。

資格を持っている方が活躍できるフィールドも広がっていきますし、それに合わせて給料アップも期待できます。個人としていかにスキルを磨いていき、建設業界に欠かせない存在になっていくかという視点を持ちながら日々の仕事に当たることが重要です。

建設機械施工技士の平均年収

ここからは、建設機械施工技士の年収統計に焦点を当てていきます。月収に関しては30万5,000円が相場となりますが、年収換算にするとどのくらいの金額になるのでしょうか。

建設業界で上を目指していくためのモチベーションとして、金額について確認していきましょう。

平均年収は400万円から500万円前後

建設機械施工技士の平均年収に関しては、厚生労働省の統計一覧の平均給与と年間賞与の情報を参考にすると400万円~500万円前後が相場となります。

新人のうちはそれほど高い年収を期待することはできませんが、経験を重ねて仕事の幅を広げていくことで、400万円から500万円程度の年収を期待することができます。

平成29年度の厚生労働省のデータを参考にすると、賞与の平均に関しては年間50万円ほどとなっています。資格を取得して自らのポジションを上げていくことで、より高い月給や賞与にも期待できるでしょう。

年収に関して他の業界や業種と比較しても決して低いわけではなく、平均的な位置にあると考えることができます。

まずは経験を重ねることが重要

建設機械施工技士として年収を上げていくためには、まず経験を重ねることが重要だと言えます。本文中でも紹介したように、建設機械施工技士の資格は最初から取得できるわけではありません。学歴に応じて一定の実務経験を積むことで受験資格が付与されます。

そのため、入社して最初のうちは平均年収には届かず苦しい生活になることもあるでしょう。それでも将来の良いポジションや良い生活を夢見て、日々の仕事に主体的に取り組むことで明るい未来を手に入れることができます。

まずは、ブルドーザーや油圧ショベル、ロードローラーやアスファルト・フィニッシャなどの機械を扱えるようになり、経験を重ねていくことがポイントです。

最初から高給取りは難しい

建設業界で勤めることを考えて建設会社に就職した場合、最初から高給取りを目指すことは難しいと考えておくことが賢明です。

基本的に実力主義であることは間違いありませんが、資格取得に年数がかかることや、機械を上手く扱えるようになるまでの期間などを考慮すると、入社してすぐに高い収入を期待することはできません。

まずは地道な作業の繰り返しを経験し、その中から自分の得意分野を見つけてそこで自らの立場を築いていくことが重要です。最終的には1級の資格取得を目指すことになりますが、最初のうちは2級の資格を取得して得意分野を作っていくことです。

1つ1つの重機の扱いを認められていくことで、社内でもポジションを高めることができます。建設機械施工技士として経験を重ねていくことで、800万円程度の年収を期待することができます。そこまで到達するための道のりは簡単なものではありませんが、実現不可能なわけでもありません。

若いうちから経験を積み、できることを増やしながら責任ある立場に立てるように精進していくことが重要です。

建設機械施工技士の給与・年収まとめ

建設機械施工技士の年収レベルは平均的。努力した分が返ってくる仕事

建設機械施工技士の給料や年収に注目をして解説を行ってきました。建設業界で働き、資格を取得することで一定程度の収入を確保することができます。

平均的に見て建設機械施工技士の年収水準は400万円から500万円ということで決して悪い数字ではありません。日本人の平均年収と同程度は期待できるでしょう。

そこからさらに高年収を目指していきたいという方は、1級の取得を目指して責任あるポジションに就けるように努力することが大切です。経験を重ねてベテランと呼ばれる立場として現場を指揮できるようになると、さらなる高年収も期待できます。

最初から高い収入を望むことは難しいですが、努力した分だけ自分に返ってくると信じて、日々の仕事や勉強を頑張っていきましょう。

建設機械施工技士の参考情報

平均年収400万円~500万円
必要資格
  • 1級 建設機械施工技士
  • 2級 建設機械施工技士
資格区分 国家資格
職業職種建築・不動産

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