音響スタッフの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

音響スタッフの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

音全般をサポートする音響スタッフとして働く上で、資格や試験に合格していれば就職や転職に有利に働く可能性があります。今回はこの記事で、音響スタッフに関連するサウンドレコーディング技術認定試験や映像音響処理技術者 資格認定試験などについてご紹介します。

音響スタッフに役立つ資格「サウンドレコーディング技術認定試験」

サウンドレコーディング技術認定試験は、一般社団法人日本音楽スタジオ協会が認定する民間資格で、音楽スタジオで使用される機器やデジタル技術などの現場で必要とされるレコーディング技術の試験です。専門的な音響機器を扱う音響スタッフとして働くには取得しておくべき資格と言えます。

サウンドレコーディング技術認定試験の概要

合否での判定ではない。十分な試験対策を

サウンドレコーディング技術認定試験は、合否で判定するものではなく試験の成績によってA~Eのランクで判定されます。

基本的にマークシート方式で試験が行われ四者択一です。合格率は合否での結果ではありませんが、Aランクを目指すのであれば十分な学習が必要です。

合格率 合否での判定ではない
受験資格 誰でも受験可能
受験費用 5,400円
出題範囲 音響の理論、電気音響、スタジオシステム、レコーディング技術、先進技術、音楽、音楽著作権、録音の流れ、録音の歴史

テキストや過去問で学習しよう

サウンドレコーディング技術認定試験の学習方法としてはホームページに過去問が記載してあり、テキストと合わせて学習することがおすすめです。

音や音響についての基礎理解、コンピューターの知識や操作も必要なので効率的に理解を深めるためにレコーディングのプロから体系的に学ぶことも効果的と言えそうです。

音響スタッフに役立つ資格「映像音響処理技術者資格認定試験」

音響に関する基礎知識を認定する資格試験

JPPAが認定する資格の映像音響処理技術者資格認定試験は、テレビやCM、映画などを手掛ける映像や音響業界で仕事をする際に知っておかなければいけない技術の基礎知識を理解、効果的な学習が出来るように設けられた資格です。

基本的な機材の特徴や役割、映像や音響の成り立ちまで幅広く基礎知識が問われる試験です。

映像音響処理技術者資格認定試験の概要

試験の難易度は低め。合格すれば信頼度も高い資格

映像音響処理技術者資格認定試験の難易度は比較的優しいと言われています。合格率は約70%のマークシート方式で行われます。

合格基準は100点満点中の60%の得点率で合格になります。難易度は低めですが、音響の基礎知識や機器の特徴など幅広く学習する必要があります。

合格率 全国平均 約70%
受験資格 誰でも受験可能
受験費用 5,400円
出題範囲
■技術基礎問題

電気の基礎、色の基礎、編集の基礎、デジタルの基礎、デジタルテレビ放送の基礎、保守管理の基礎

■映像基礎問題

映像信号の基礎、編集技術の基礎、デジタル映像信号の規格、各種VTRフォーマット、デジタルテレビ方法の基礎、撮影技術の基礎、フィルム関連作業の基礎

■音響基礎問題

音の基本原則、音声回路の基礎、マイクロフォンの特徴、音声調整卓、スピーカー、デジタル音声信号の規格と特徴、MAシステム、録音機器、音声ミキシング
デジタルメディアコンピューター基礎問題:デジタルメディア、デジタル圧縮の基礎、ディスクメディア、基礎用語、インターネット技術の基礎、コンピューターの基礎

■著作権基礎問題

著作権、私的録画、著作権の侵害、デジタル著作権

過去問を集中的に学習すると効率的

映像音響処理技術者資格認定試験の学習方法として過去問をメインに学習すると効率的に学習が出来ます。過去問はホームページに掲載されているので気軽に確認する事も出来ます。

不安な場合には問題集も市販されているので、合わせて学習すると合格率も高まりそうです。

その他の音響スタッフに関する資格

音響スタッフに関する資格はさまざま

サウンドレコーディング技術認定試験や映像音響処理技術者資格認定試験の資格以外にも、音響スタッフの仕事に関連する資格はいくつかあります。

音響だけではなく、同じ舞台で活躍する照明業務に興味のある人は、舞台・テレビジョン照明技術者技能検定の取得も視野に入れてみると良いかもしれません。

  • 舞台機構調整技能士
  • 舞台・テレビジョン照明技術者技能検定

一覧にある舞台機構調整技能士は、劇場やコンサートホールやライブハウスなどの音響設備の調整や操作を行う仕事です。

厚生労働省が主催する国家資格であり、演劇や音楽を最高の状態で届けるための証明になる資格です。音響スタッフとして働くには取得すべき資格と言えます。

音響スタッフに役立つ資格やスキルを得られる学校

東京ビジュアルアーツ専門学校

東京ビジュアルアーツ専門学校では音響スタッフを目指す人のために音楽総合学科が用意されています。

コンサートやライブなどのイベントに対応できる力を基礎から実践まで総合的に学ぶことが出来ます。プロ仕様の機器を使用してテクニックを学習出来る事は大きな魅力。他学科とのコラボでイベント制作も通して、現場で求められるスキルを実践的に学べます。

就職バックアップ体制で高い就職率が魅力

東京ビジュアルアーツ専門学校では、就職率94%という高い就職率を誇ります。キャリアカウンセラーを学内に配置して、OBやOG訪問や企業研究など万全のサポート体制を整えています。

入学時から授業の中で細かい就職指導を実施していて、動機付けから自己分析など個別指導が大きな魅力。卒業後の就職・デビューのバックアップも行なっています。

ESPエンターテイメント大阪

ESPエンターテイメント大阪では音響スタッフを目指す人のために音楽芸能スタッフ科が設けられています。数多くの実習やイベントで現場に出られる学びを体験できます。

音楽業界のスタッフを目指せる学科として、実践力と即戦力を身につけられます。実践を通して資格取得も目指すことが出来ます。1年次で基礎を学び、2年次では本物のライブ現場でマネジメント業務を実践的に学べます。

充実した設備環境で学べる

ESPエンターテイメント大阪では校内にライブホームやレコーディングスタジオ、バンドスタジオなどが設けられて、充実した設備を完備しています。

授業に使用する事はもちろんですが、放課後も学生に無料で開放しています。個人やグループでの練習を思う存分利用できます。

きめ細やかな少人数制の指導

ESPエンターテイメント大阪では、少人数制で指導を行なっています。得意不得意は人によって異なりますし、一人ひとりに合わせたきめ細やかな指導は魅力の一つ。少人数制だからこそ、現役のプロからの指導もしっかり頭に入れて肌で感じることが出来ます。

手厚い就職サポートも魅力

ESPエンターテイメント大阪では、独自のネットワークで豊富な求人情報から就職を目指すことが出来ます。グループが持つ音楽や芸能、声優業界と幅広いネットワークがあり求人誌に出回ることが少ない音楽業界の求人情報が集まります。

個別ガイダンスや業界企業を集めての就職セミナーを実施しています。大型フェスなどにスタッフとして参加する事でプロと一緒に作業をする事が出来る環境です。レベルアップはもちろんですが、就職やアルバイトが決まる事もあります。

音響スタッフの資格・試験まとめ

サウンドレコーディング技術認定試験と映像音響処理技術者資格認定試験の合格を目指そう

音響スタッフの仕事自体は、特別な資格や試験に合格しなくても業務に就く事は可能ですが、資格を持っている方が就職や転職には良いと言えます。

音響スタッフに関連する資格試験は様々な試験が行われています。まずはサウンドレコーディング技術認定試験や映像音響処理技術者資格の取得を目指しつつ、自分の求める音響スタッフに役立ちそうな資格を目指してみると良いでしょう。

音響スタッフの参考情報

平均年収350万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種音楽・ラジオ

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