作曲家の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

作曲家の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

音楽を創造する作曲家ですが、その仕事内容はそれぞれの作曲家によっておおきく異なります。メロディーのみを作成する作曲家、楽曲にピアノやギターなどの伴奏を付けて仕上げる作編曲家、オーケストラ編曲まで手がける作編曲家など様々です。本記事では、作曲家の具体的な仕事内容、仕事のやりがいなどについてご紹介します。

作曲家とはどんな仕事?

作曲家の仕事は、曲を世の中に生み出すこと

作曲家の主な仕事は、アーティスト、または楽曲制作を依頼されたクライアントに対して曲を提供することです。

ロック、ポップ、クラシック、またはBGMや効果音まで幅広く「音」に「メロディー」を乗せ、一つの曲として完成させます。

あらゆるジャンルで活躍する作曲家の仕事

「作曲家」というと、偉大なクラシック作曲家であるバッハやヴェートーベンなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

現代における作曲家は、クラシックのみならず、あらゆる分野の楽曲に対して作曲をするため、その活躍の幅はどんどん広がっています。

作曲家が作る音楽の代表としては、

  • 歌手やアーティストがリリースする音楽
  • CMに流れる音楽
  • 映画やドラマなどで流れるBGM
  • ゲームで流れるBGMや効果音

などがあります。それぞれの内容について簡単にご説明します。

歌手やアーティストがリリースする音楽

一番イメージしやすいのがこちらのパターンではないでしょうか。話題の歌手やアーティスト、バンドに対して曲を作り、提供します。アーティストは基本的に音楽プロダクションなどに所属しており、作曲家はそれらのプロダクションから依頼を受け、楽曲を制作します。

アーティストのイメージやファンの年代、コンセプトなどに基づいて、依頼者と打ち合わせを重ねながら曲のイメージを固めていきます。「好きな音楽を作る」というよりは、依頼内容や意図を汲み取り、イメージに適した楽曲を提供することが求められます。

CMに流れる音楽

テレビコマーシャルに流れる音楽を制作します。こちらは企業が依頼したCM制作会社などから依頼を受けるパターンが多いです。CMの内容、商品のイメージ、企業のイメージに合った楽曲を制作することが求められます。

CMで流れる曲は特に日常に溶け込みやすく、思わず口ずさんでしまうような楽曲が多く生み出されています。

映画やドラマなどで流れるBGM

映画やドラマといった、映像作品に流れる楽曲を制作します。制作会社より依頼を受けることが多く、このようなBGMについてはシーンの状況に応じて一つの作品に対していくつも楽曲が作られます。

BGMは映像作品の演出にも深く関わる内容であり、音楽が作品の良し悪しにも大きく影響します。作品によっては、「サウンドトラック」としてBGMをまとめたCDを発売することもあります。

ゲームで流れるBGMや効果音

ゲーム内で流れるBGM、操作音や効果音を制作します。ゲームの制作会社で楽曲制作チームに所属することで、このような楽曲の制作に携わることができるケースが多いです。作曲家としては珍しく会社員として制作会社に所属するので、一般的に仕事が安定しているといわれています。

近年のゲーム業界ではテレビゲームだけではなく、PCゲーム・スマホゲームなどゲームの種類や媒体が増えているため、作曲家の活躍の場も広がっています。

作曲家の仕事のスタイルは大きく分けて2つ

作曲家として仕事をするにあたって、大きく分けて2つの働き方があります。1つめは音楽プロダクションに所属する、そして2つめはフリーランスとして働くということです。

音楽プロダクションと契約することで、プロダクションに所属しているアーティストなどの楽曲依頼の仕事を受けることができます。比較的安定して仕事の受注ができるので、まずはこのような場所で経験と実績を積むというパターンが多いようです。

フリーランスとして作曲活動をする場合には、過去の実績や人脈、スキルが必要です。というのも、これらが無ければ仕事を受注することが非常に難しいといわれているためです。

フリーランスになるには、プロダクションなどで働きながら培ったスキルや実績がある程度認められ、楽曲依頼が見込める状態まで自身を高めていく必要があるでしょう。

作曲家の具体的な仕事内容

楽曲制作依頼を受け、条件に合わせて作曲をする

作曲をするには、まず楽曲制作依頼を受けることが第一歩となります。仕事の受注方法には、コンペ形式、直接依頼形式という大きく分けて2つのパターンが存在します。

コンペ形式は、ひとつのプロジェクトやアーティストの楽曲に対して、提案楽曲を広く募集し、応募作品の中から採用を決めるというものです。必ずしも採用されるわけではない、かつ多くの応募者がライバルとなるため、根気・熱意・実力が求められます。

コンペ形式には、このように広く募集するパターンと、複数の作曲家にクライアント側が依頼するパターンが存在します。後者の方が前者よりも採用確率は上がりますが、確実に仕事を受けられるわけではないという点では不安定であることについては変わりありません。

次に、直接依頼形式はクライアント側が作曲家に対して直接作曲の仕事を依頼するというパターンです。仕事の進め方としては、クライアント側が作って欲しい楽曲のイメージを作曲者に伝え、打ち合わせを重ねながらイメージのすり合わせを行うという流れになります。

依頼内容、曲の長さなどの条件をクリアし、納期までに楽曲を仕上げることが重要です。

ピアノやギター、パソコンを駆使して作曲をする

作曲の方法は人によってさまざまな方法があります。一例としては、まず楽曲のリズムを作成、次にコード、メロディーを追加、そのあと複数の楽器音などを乗せていき、最後に音のバランスを調整するといった具合になります。

近年ではほとんどの作曲家がパソコンで楽曲を制作しています。作曲にピアノやギターを使用する場合においても、完成したメロディーをパソコン上の作曲ソフトに打ち込み、音の調整や編曲作業を行うことがあります。そのため、作曲家には音楽のセンスだけではなく、作曲ソフトを扱うパソコンスキルも求められています。

作曲家の仕事のやりがい

数百年残り続ける音楽を生み出せる、夢のある仕事

曲には物質としての形がないため、色褪せることなく数百年と残り続けていく可能性があります。

数百年後も歌い続けられるような楽曲を作ることはもちろん容易いことではありません。しかし、実際に長く歌い継がれている楽曲も存在している中で、このような理想を追い求めることも作曲家の醍醐味であるといえるでしょう。

人々の心の中に残り続け、受け継がれていくような曲を生み出すことができれば、それは作曲家として誇らしい仕事だといえます。

作曲によって人の心を動かすことができる

楽曲は深く人の心に入り込み、時には心を動かすような可能性を秘めています。スポーツの応援歌や祈りのために音楽が使用されるのもそのような理由があるからでしょう。

励ましたり、元気づけたり、寄り添ったりと、曲を聴いた人に何らかの影響を与えられるというのも作曲家のやりがいであるといえます。

時代によって音楽も変化する

楽曲は数百年と残り続け得るものですが、時の流れによってそのスタイルは変化していきます。

好きな曲をひたすら作り続けるという方法もありますが、時には時代の流れを敏感にキャッチし、その時に生きる人に響くような楽曲を作ることも重要です。

作曲家の仕事内容まとめ

作曲家の働き方は多様。活躍するには音楽への情熱が必要

作曲家は、制作する楽曲のジャンルや仕事の受注方法などによって働き方の幅が広い職業です。

しかしクリエイティブな職業であるため、安定的に仕事の依頼を受けること、高い実績を残すことは簡単なことではありません。

そのような厳しい状況でも音楽に対する情熱を持ち続け、日々努力を重ねることが作曲家として活躍するための条件であるといえるでしょう。

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