ショコラティエの資格・試験とは?菓子製造技能士や製菓衛生師の資格を取得してスキルアップ

ショコラティエの資格・試験とは?菓子製造技能士や製菓衛生師の資格を取得してスキルアップ

映画などで、チョコレートのデザートを専門に扱うショコラティエという職業が注目されたことから、お菓子作りの中でも繊細で美しいチョコレートを扱うショコラティエに憧れる方も多くいらっしゃるでしょう。ショコラティエになるための資格試験や、その他必要な資格などについてお伝えします。

ショコラティエの資格とは?

ショコラティエになるのに必須資格はない

ショコラティエになるためには、必ず通わないといけない学校や必須資格はありません。

一般的には、専門学校や短期大学などで製菓の基本や技術を学んだあと、チョコレート専門店や洋菓子店などに就職して修行を積むことが多いです。また、チョコレート菓子の本場であるフランスやベルビーに留学して、高い技術を学ぶ方もいます。

ショコラティエの就職に有利な資格もある

先にも述べたように、ショコラティエに資格は必要ありませんが、以下のような資格を持っておくと、就職などで有利になる可能性があります。

菓子製造技能士検定

■目的

食品衛生管理の知識に限らず、製造に関する知識や技能を身に付けることができます。

■受験資格
  1. 検定職種と同一の職業訓練を受けた者。
  2. 受験する職種に相当する学科を専攻した者。
  3. 2年以上の実務経験者。

(1)(2)(3)の3種類で、いずれかの条件を満たすと受験資格が得られます。短期大学や厚生労働省指定の専門学校を卒業することで(2)の資格を得られる場合があります。

■種類

洋菓子製造業と和菓子製造業の2種類あり、それぞれ2級と1級があります。

■試験内容

学科試験では、食品一般、菓子一派南、関係法規、安全衛生に関する共通問題の他、菓子製造に関する専門的な知識も問われます。また、実技試験では、実際に菓子を製造し、仕込みから完成まで一連の流れを指定の方法で行います。

■試験料

学科試験は3,100円、実技試験は15,700円です。

■試験日

実技試験は2回に分けて行われており、実技試験が6月上旬~9月中旬、12月上旬~2月下旬です。学科試験は7月下旬~9月上旬、1月下旬~2月上旬です。

製菓衛生師

■目的

お菓子やパンを作るときの衛生面・安全面で必要な知識を得られる国家資格です。菓子製造に関わる人の資質向上と、公衆衛生の向上に寄与することを目的に設立された資格です。この資格を取得しておけば、養成講習会に参加することなく、店舗開業に必要な「食品衛生責任者」の資格を取得することができます。

■受験資格

次の(1)~(3)のいずれかに該当することが必要です。

  1. 都道府県の指定する製菓衛生師養成施設において、1年以上製菓衛生師として必要な知識および技能を習得した者。
  2. 菓子製造業の許可を受けた施設で、証明時において2年以上の菓子製造業に従事していた経験のある者。
  3. (1)および(2)以外の者で、製菓衛生方の施工された昭和41年12月26日において菓子製造業に従事しており、かつ、3年以上菓子製造業に従事していた者。
■試験内容

筆記試験は、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、製菓理論などで、四肢一択、マークシート方式です。実技試験は和菓子・洋菓子・製パンの中から1つを選択します。

■試験料

9,500円

食品衛生責任者

■目的

食品に関する店舗を営業する人は、自ら食品衛生に関する責任者となるか、その施設の従事者の中から1名を食品衛生責任者に指定する必要があります。独立開業する場合や就職する際に有利な資格となります。

■取得方法

都道府県で行っている養成講習会に参加して修了すると取得できます。

■養成講習会の内容

衛生法規2時間、公衆衛生学1時間、食品衛生学3時間の合計6時間受講します。

菓子製造技能士の難易度・合格率

技能士試験の中では難易度が高い

数ある技能士試験の中でも、難易度はかなり高いことで知られています。

難しい試験であることから、菓子製造技能士の資格を持っていると、技術力が高いと認めてもらうことができます。都道府県によって異なりますが、合格率は全国平均で40~50%前後です。

菓子製造技能士の取得で他の資格取得も有利になる

菓子製造技能士の資格を取ることで、「職業訓練指導員(パン・菓子科)」の免許を取得するときに、実技試験が免除され、学科試験のみで受験することができます。他にも、「製菓衛生師」試験の試験科目のうち、「製菓理論」と「実技」が免除されます。

ショコラティエの仕事に限らず、菓子製造に関して幅広く学び、試験取得しておきたい方は、まずは菓子製造技能士検定を受験することをオススメします。

製菓衛生師の難易度・合格率

事前に勉強すれば合格できる難易度

合格率は60%~80%であることから、極端に難しいという内容ではありません。

実務で菓子製造の経験があれば、解ける問題も多数ありますが、栄養学や食品衛生、衛生法規などは、事前に勉強しておかなければ難しいでしょう。

参考書や過去問題も多数出ていますので、試験対策を確実にしておけば、合格するのは難しくないでしょう。

ショコラティエになるための学校

ショコラティエを目指す方には、調理製菓の専門学校がオススメです。授業に実習が多く設けられており、知識だけではなく、製菓の技術も身に付けることができます。また、本場のヨーロッパへの留学制度を設けている学校もあります。

専門学校ビジュナリーアーツ・ショコラ専攻

日本初のチョコレート専門の専攻がある学校です。学校が運営するカフェとスイーツショップで、プロのパティシエから製造を学ぶだけではなく、販売や接客にも携わることができます。また、日本で唯一のチョコレート専用実習室を備えており、本格的な環境で2年間の学校生活を送ることができるでしょう。

さらに、実習室では材料が無料で提供されるため、通常の実習時間以外も利用することができます。また、海外研修では、パリの姉妹校で本格的な文化に触れられることも魅力の一つです。

初年度納入金

約140万円です(教科書代、教材費、ユニフォーム代、行事費、健康診断費、学生保険費など。)

年限

2年制

菓子製造技能士・製菓衛生師の資格が取れる学校

国際製菓技術専門学校

製菓技術学科で洋菓子、和菓子、パンなど製菓全般について学ぶことができます。学科は2年間のコース以外にも、1年間の濃縮したコース、通信コースも備えているため、短期的に集中して学びたい方や、学費を抑えて働きながら学びたい人には嬉しい内容となっています。

初年度納入金

製菓総合専門士科は約170万円、菓子、製パン科は178万円。洋菓子専科は188万円です。

辻製菓専門学校

辻調グループが運営する専門学校です。辻製菓専門学校は、製菓を幅広く学んだ上で、製菓衛生師の資格取得を目指すものです。2年制と1年制を選ぶことができ、広いジャンルで質の高い製菓技術を身に付けることができます。

「製菓技術マネジメント学科」では、在学中に製菓衛生師の資格を取得できるような手厚いサポートがあります。また、「製菓衛生師本科」では、卒業時に製菓衛生師の受験資格を取得できます。

初年度納入金

製菓技術マネジメント学科は約192万円、製菓衛生師本科は約220万円です。

東京製菓学校

「洋菓子本科」、「和菓子本科」、「パン本科」の3つに分かれており、通常のコース以外にも夜間コースの専科もあるため、働きながら資格取得したいという方にオススメです。また、「製菓衛生師」の資格取得に向けた無料の対策セミナーを実施しています。他にも、菓子製造技能士の資格も目標資格としており、手厚いサポートを受けることができます。

初年度納入費

洋菓子本科は約228万円、和菓子本科は約227万円、パン本科は約227万円です。

ショコラティエの資格まとめ

専門学校での実習や技能士資格試験などで製菓の腕を磨こう

ショコラティエになるには、必ずしも資格取得する必要はなく、調理製菓の専門学校などで学んでから就職し、働きながら経験を重ねてプロとなるケースが多いです。

また、一人前のショコラティエを目指す過程において、「菓子製造技能士」や「製菓衛生師」の資格を取得し、技術に磨きをかける場合もあります。高い技術を習得するためにも、専門の学校で学ぶことをオススメします。

ショコラティエの参考情報

平均年収250万円~300万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種飲食

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