内部監査の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

内部監査の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

専門的な分野で活躍する内部監査の仕事をする上で、資格や試験に合格していれば転職やスキルアップにも有利に働く可能性があります。今回はこの記事で、内部監査に関連する資格、内部監査士と公認内部監査士についての試験の情報をご紹介します。

内部監査に役立つ資格「内部監査士」

企業内部の業務処理の適法性などを監査する資格

内部監査士とは、試験はなく内部監査士としての業務を行っているグループ全体が講座を受講する事が条件になっています。

グループ全体が講座を受講する事が条件になるので、資格を取得する時に一人で取得する事は稀だと言えます。

研修を終えて論文を提出する

内部監査士の資格はテストがないので内部監査の仕事をしている人が講座を受講して研修して論文を書いて認められれば認定されるという資格になります。

論文は8,000文字から10,000文字で提出することが必要なのでボリュームもあるので文章の書き方も学んでおいた方が良いでしょう。

内部監査士の試験概要

内部監査士は受講して認定されれば合格する事ができる資格です。とても簡単な資格とイメージしがちですが、内部監査に関した仕事をしていない人だと難易度は一気に上がってしまいます。

内部監査士の資格を取るには内部監査を実際に行って経験を積む事が前提になっています。いくら試験がない内部監査士ですが、初心者がいきなりグループの講義をしても資格取得は出来ないと考えた方が良いでしょう。

合格率 毎年異なる
受験資格 次のうちいずれかに該当すること

  1. 内部監査業務にたずさわっている方
  2. 1.に該当しない場合は、大学・専門学校等において、会計学・商学・経営学・経済学・情報工学等のうち、いずれかを学んだ方、及びこれと同等の資格・能力の方
受験費用
  • 正会員 162,000円
  • 非会員 232,200円
出題範囲 論文テーマ/指定テーマより1テーマを選択、論文内容/内部監査の理論もしくは実務に関するもの

合格率は高いが論文対策を

内部監査士は、試験はないのでグループ研修を受けて論文を提出することになります。論文は文字数こそ多いものの、テーマに関係ない事を書かない限りは不合格にはならないと言われています。

それでも受講料がかなり高額である為に確実に論文対策をして取得することが望ましいと言えます。

内部監査に役立つ資格「公認内部監査士」

国際的に内部監査の知識や技能を証明する資格

公認内部監査士とはアメリカに本部があるIIAが主催・認定している資格で、組織の内部監査についての知識や技能を証明する国際的な資格です。

内部監査士とは異なり、公認内部監査士は3つの試験に合格することが条件で難易度もグッと上がるのが特徴です。

IIA本部での登録から4年以内にすべての資格に合格して、認定に必要な書類を提出して承認されなければいけません。

全て4年以内に行わなければ合格パートは無効になるので、難易度も比較的高い資格です。

公認内部監査士の試験概要

公認内部監査士の資格の難易度は比較的高く、各科目の合格率は35%から40%と言われています。

最終の合格率は10%~15%%とかなり厳しい門であることは間違いありません。
合格基準は各パート250点から750点のスケールドスコアに換算されて600ポイント以上で合格になります。

公認内部監査士は、取締役や従業員の不正のチェックなどですが、国際的に活躍できる資格なので取得する事をおすすめします。

合格率
  • 各科目 35%~40%
  • 最終合格率 10%~15%
受験資格 次のうちいずれかに該当すること

  • 4年制大学の卒業生、または最終年次以降の者。
  • 短期大学または高等専門学校を卒業し、受験申込の時点で最低2年の実務経験がある者。
  • 受験申込の時点で最低4年の実務経験がある者。
受験費用
■IIA会員
  • 初回受講料 12,000円
  • パート1 31,000円
  • パート2 25,000円
  • パート3 25,000円
■IIA非会員
  • 初回受講料 24,000円
  • パート1 43,000円
  • パート2 37,000円
  • パート3 37,000円
出題範囲
■パート1

必須のガイダンス、インターナル・コントロール / リスク、監査業務実施のためのツールと技術

■パート2

内部監査部門の運営管理、個々の監査業務の管理、不正リスクとコントロール

■パート3

ガバナンス / ビジネス倫理、リスク・マネジメント、組織構造とビジネスプロセス、コミュニケーション、経営管理・リーダーシップ原則、IT・事業継続、財務管理、ローバルビジネス環境

専門的で広範囲に学ぶことが大切

公認内部監査士の試験では試験会場にあるパソコンで試験を行います。専門的な問題と範囲もとても広いので、独学で学習する場合には長期的に計画しておくことが大切になります。

パソコンで試験を受けるので、慣れていないと戸惑う事もあると思います。模擬試験を受験することで本番のシミュレーションが出来て、自分の中でも自信をつける事が出来るでしょう。

公認内部監査士の試験については広範囲での学習が必要という事を覚えておきましょう。

その他の内部監査に関連する資格

内部監査に関する資格はさまざま

内部監査士や公認内部監査士の資格以外にも内部監査の仕事に関連する資格はいくつかあります。

内部会計だけではなく、企業の財政状態や経営状態が記された財務諸表が適正かどうかを監査することに興味がある人は、公認会計士という国家資格も視野に入れてみると良いかもしれません。

  • 公認不正検査士
  • 公認情報システム監査人
  • 公認会計士
  • 米国公認会計士
  • 公認金融監査人
  • 内部統計評価指導士

一覧にある公認不正検査士は企業にコンプライアンス体制が求められている現在では不正の早期発見と防止を行う専門的なプロとして注目されています。

情報システムの監査を中心として、公認情報システム監査人もセキュリティやコントロールに関する高度な知識を持つスペシャリストとして支持されています。

内部監査に役立つ資格などが取れる学校

嘉悦大学

嘉悦大学では少人数制のアットホームな環境で経営学や経済学を基盤にしたデータサイエンスやマーケティング、会計やファイナンスについて選択できるカリキュラムを編成しています。

企業や行政と連携したアクティブラーニングで、課題を発見して解決できる力を養っています。

手厚い資格取得支援制度が魅力

嘉悦大学では、多くの資格取得にむけての支援が充実しています。指定する資格を取得した場合には報奨金が出ることも大きな魅力のポイント。

経済や経営について学びながら内部監査としての資格の取得を目指すことが出来る環境が整っています。

授業内外で先輩が後輩をサポート

授業に混じって学生や教員のサポートを先輩がアシスタントするのが嘉悦大学のSA/TA制度。授業内で抱いた質問や疑問をその場で解決して学生の学習効果の向上を図っています。

独自のプログラムですが、先輩にもマナーや基礎知識を指導するのでお互い学び吸収することが出来る魅力があります。

内部監査の資格・試験まとめ

内部監査になるなら2つの資格、内部監査士と公認内部監査士の取得を目指そう

内部監査の仕事自体は特別な資格や試験に合格していなくても業務を行う事が出来ます。就職やスキルアップを考える場合には資格を取得することがベターと言えます。

内部監査士や公認内部監査士の資格があれば、一定のスキルや経験を証明するのに役立つと言えます。内部監査士の資格については、試験などはなくグループで講座を受講して論文提出することで取得することが出来る特殊な資格です。

合格難易度が高いのが公認内部監査士の資格で、3つの試験に合格する必要があるので幅広い範囲で学習が必要になります。

内部監査に関する資格は内部監査士や公認内部監査士以外にも多くの試験が行われています。自身の理想とする内部監査に役立ちそうな資格を取得してみて下さい。

内部監査の参考情報

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必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種オフィス

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