人材コーディネーターの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

人材コーディネーターの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

人材コーディネーターに必要な資格・試験はありませんが、関連する資格やスキルについてご紹介していきます。関連資格の内容や難易度、その他有利になる一般スキルや評価される経験についてもご紹介します。

人材コーディネーターの資格とは?

人材コーディネーターとして働くために、特に必要な資格というものはありません。この仕事は未経験からスタートすることもできますし、資格を持たない人材コーディネーターもたくさん活躍しています。

ここでは人材コーディネーターに関連性のある資格として、国家資格の「キャリアコンサルタント」と、国家検定の「キャリアコンサルタント技能士」を紹介していきます。

キャリアコンサルタントとは

働く人の主体的なキャリア形成を支援する専門家として、2016年4月に「キャリアコンサルタント」という国家資格が生まれました。キャリアコンサルタントの資格を持っている人材コーディネーターは「キャリア支援」の専門性を示すことができるとして、人材業界で評価されることもあるようです。

キャリアコンサルタントの資格は国が認定する養成講習を終了し、国家試験に合格したうえで登録する必要があり、少しハードルが高くなっています。キャリアコンサルタントは名称独占資格となっていて、「キャリアコンサルタント」を名乗れるのは、国家資格有資格者だけです。

キャリアコンサルタントの合格率は厚生労働省のサイトで紹介されていますが、直近に発表されている第11回の合格率が学科試験62.6%、実技試験74.7%、学科・実技試験同時受験者57.4%となっています。

キャリアコンサルタントのレベル

かつてはキャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の資格は民間資格のみでした。複数の民間資格が乱立したために、2008年から国家検定の「キャリアコンサルティング技能検定」が実施されるようになり、2016年に国家資格の「キャリアコンサルタント試験」が誕生しています。

国家資格誕生と同時にキャリアコンサルタントは以下の4つのレベルに分けられるようになりました。

  • 導入レベル(数十時間の講習・実習で学んでいる)
  • 標準レベル(キャリアカウンセリング実践に必要な知識・スキルがある)
  • 熟練レベル(キャリアカウンセリングを安定的に実践できる)
  • 指導レベル(キャリアカウンセラーを指導できる)

キャリアコンサルタントはこの4つのうち、標準レベル以上(標準レベル・導入レベル)に該当します。

キャリアコンサルティング技能士とは

2008年に実施されるようになった国家検定のキャリアコンサルティング技能検定に合格すると、試験等級に応じて「キャリアコンサルティング技能士」を名乗ることができます。レベルは1級と2級に分かれていて、先に紹介した4つのレベルのうち、1級が指導レベル、2級が熟練レベルに該当します。

キャリアコンサルティング技能検定の受験資格は、キャリア相談などの実務経験があること、大学や大学院において検定職種に関する科目を修了することなどが必要となります。

キャリアコンサルティング技能士の合格率

キャリアコンサルティング技能検定は学科試験・実技(論述)試験と、後日に実技(面接)の3つの試験で構成され、2級は年2回、1級は年1回の受験となります。

直近の合格率は、第8回1級試験(平成30年度)が学科61.67%、実技3.62%となっていて、第20回2級試験(平成30年度)が学科64.14%、実技12.05%となっています。

その他の人材コーディネーターに関連する資格

キャリアコンサルタントとキャリアコンサルティング技能士が、キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の資格として代表的なものとなっています。

厚生労働省が認定しているキャリアコンサルタント養成講習はいくつかあり、受講する講座によっては民間資格の「CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)」資格や、グローバル資格の「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」の取得を目指せるものもあります。

ここに挙げたキャリアカウンセラーの資格は社会的信用度の向上や、就職活動の際にアピールすることができ、就業要件として資格取得を条件としている会社もあります。

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)とは

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は米国のキャリアカウンセラー養成プログラムを、実務対象資格として日本向けに構築して導入したものです。

現在、NPO法人日本キャリア開発協会(JCDA)が資格認定を行っていて、全国に9つの支部、31の地区会を持ち、16,000人以上もの資格取得者が会員相互の交流や啓発、各種情報交換を活発に行っています。

GCDF-Japanキャリアカウンセラーとは

GCDF-Japanキャリアカウンセラーは日本で展開されている米国発症のトレーニングです。キャリアコンサルタントとして活躍するために必要なキャリアコンサルティングの幅広い知識と、実践的なスキルが身につくカリキュラムが用意されています。

GCDF-Japanとあるように、GCDFは日本以外にもアメリカ、カナダなど世界16地域が採用している国際的キャリアカウンセラー資格で、2016年の4月から厚生労働大臣によりキャリアコンサルタント養成講習に認定されています。

人材コーディネーターに役立つスキルを学ぶには

国家資格や国家検定の他にも、有利になるスキルや評価される経験があり、スキルについてはパソコン教室などで学ぶことができます。

特別にこの資格を持っていたほうがいいというものはありませんが、基本的なパソコンスキルがあれば、業務上でも役立ちます。

また、クライアントや登録スタッフと連絡をとることが多いため、基本的なビジネスマナーは身に付けておいたほうがいいでしょう。そういった意味ではパソコン教室や、ビジネスマナー講座で学ぶことは仕事のうえでも有利になります。

人材コーディネーターへ転職する場合、過去に営業や接待など対人関係の仕事経験がある人は、有利になることが多いそうです。営業の経験がない人でも、コミュニケーション講座などで学ぶことで、コミュニケーションスキルを高めることができます。

人材コーディネーターの資格・試験まとめ

資格よりも適正があるかどうかが重要

人材コーディネーターの関連資格として2つの資格を紹介しましたが、これらの受験資格には実務経験が必要となります。人材コーディネーターになるため資格を取得するのではなく、自分の実力を確認する、あるいは実力を示す指標として考えるといいでしょう。

未経験でも人材コーディネーターになることはできます。この仕事に必要なのは、あくまでもその「人となり」で、適正があるかどうかも重視されることを意識してください。

人材コーディネーターの参考情報

平均年収300万円〜500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種オフィス

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