マンション管理人の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

マンション管理人の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

高齢者が受付部屋に座っているだけのイメージがあるマンション管理人ですが、実際は掃除や巡回点検など、様々な仕事をこなしています。今回はこの記事で、マンション管理人の仕事内容や適性などについてご紹介します。

マンション管理人とはどんな仕事?

マンションに住む人が快適に生活できるように管理をする

マンション管理人は、マンションに住む人が快適に生活できるようにマンションの清掃・点検・受付業務などを行う管理者のことです。

高級マンションの場合はそれぞれの仕事をこなす専門の清掃員や受付業務員などが勤めていることもありますが、ほとんどのマンションでは管理人1人が様々な業務をこなすことになります。

マンション管理人の雇用形態

多くの場合はマンションの管理を委託された管理会社が、社員として管理人をそれぞれのマンションに派遣する形になっています。大きな管理会社だと人材派遣会社を持っていて、そこから派遣させる場合もあります。小さなマンションだと管理会社を通さず管理組合が直接管理人を雇用する場合もあります。

マンション管理人の仕事の具体的な内容

日常業務では一番の比率を占める清掃業務

マンション管理人の日常業務の中で一番の比率を占めるのが清掃業務です。清掃業務は、主に共用スペースの清掃とゴミ置き場の清掃・管理に分けられます。

共用スペースの清掃

玄関ホールや廊下、階段などの共用空間の掃き掃除や拭き掃除を行います。マンション住人が日々目にするところなので、綺麗な状態を保っていないと住人から苦情が寄せられてしまいます。マンション周辺の歩道にゴミが放置されていると、その掃除も求められることがあります。

ゴミ置き場の清掃・管理

ほとんどのマンションにある共用のゴミ置き場の清掃や整理も大切な仕事です。近年はゴミ分別ルールが厳密になり細分化されている自治体が多いので、住人の出したゴミ袋を開けてひとつひとつゴミを分別し直したりしなければならないこともあります。

ゴミ出しのマナーを守らない人がいたり、マンションの住人以外がゴミを不法投棄していったりカラスにゴミを散らかされたりとゴミ置き場の管理は労力がかかります。大規模なマンションの場合、ゴミ収集日になると各階にある集積場のゴミを1階の集積場に集める作業が必要になることもあります。

受付業務

管理人室でマンションに来訪する人に対応する、かかってきた電話の応対する仕事です。オートロックの付いたマンションには用事のある人以外が来ることは少ないですが、ない場合だとビラ配りやセールス業者などが頻繁に入ってくるのでそれらへ対応しなければいけません。

また住民から用事を頼まれたりクレームを受けたりすることもあります。さらにマンションの修繕工事をする業者や、リフォーム業者への応対も仕事のひとつです。

立会業務

エレベーターや自動ドアなどの設備の保守点検や補修・修理工事、ゴミの収集など外部から業者がマンションに入る時に立ち会う仕事です。マンションには様々な業者が入ってくるので、日程の調整や住民への工事連絡などを管理人は行わなければいけません。住民が入退去する場合に立ち会うこともあります。

点検・巡回業務

廊下や玄関ホールなどの電灯がきちんと付くか、非常ドアやエレベーターが故障していないかなどを毎日見回って点検する仕事です。電灯が切れている場合は交換するのも作業のうちです。分電盤や消防設備など普段住人が見ないところも点検して回ります。巡回は防犯対策でもあり不審者がいないかもチェックします。

高級マンションの場合は専門の常駐警備員がいますが、多くのマンションでは管理人が簡単な警備の仕事を勤めなければいけません。

報告・連絡業務

点検して見つけた故障・老朽化箇所など日常業務についての連絡や火災や事故などが発生した時の緊急連絡、住民からのクレームや住民同士のトラブルなどを報告書にまとめ管理会社へ提出する業務です。入退去者や区分所有者の変更などについても記載します。修繕工事を行った場合その進捗などについても報告します。

管理業務補助

管理費の督促など本来管理会社が行うような業務を補助する仕事です。管理会社やマンションによってやらなければいけないことは変わりますが、管理会社の事務仕事に関係することなどをやらなくてはいけない場合があります。

マンション管理人のやりがいや魅力

他業種からの転職やセカンドキャリアとして職に就きやすい

マンション管理人は特別な資格や経歴が必要とされず、業界全体の人手不足も相まって未経験者でも就職しやすい仕事です。介護や出産などなにか事情があって現在の職業をやめなければならなかった人や、定年後に高齢者でもできる仕事を探している人にとってはありがたいと言えるでしょう。

また、70歳以上でも仕事をしている方もいる職業なので定年後も長く仕事を続けたい人にとってもオススメです。

地道に自分のペースで働くことができる

マンション管理人のやることは多く、清掃から点検巡回など様々な仕事はありますが、肉体を酷使する重労働はあまりありません。地道に作業することにやりがいを見いだせれば、毎日同じような業務を繰り返していくだけで無理なく続けることができます。

また何か特別な工事が緊急で入るなどのことがなければ勤務時間は決まっており、残業はほとんどないというのも魅力の1つです。親の介護などで残業することができない人にはマンション管理人はオススメの仕事です。

居住者の日常生活を支える大切な仕事

ゴミの処理にしろマンション内の清掃にしろ、マンション管理人の仕事は居住者の日常生活を整える他人に奉仕する仕事です。一生懸命仕事をすればそれだけマンションの環境は良くなり居住者の生活の質を上げることに貢献します。

人のお世話をすることが好き、空間をきれいにしたり片付けたりするのが好きな人にとってはマンション管理人はとてもやりがいのある仕事と言えるでしょう。

マンション管理人のつらいこと

おかしな居住者のクレーム処理をしなければならないこともある

マンションには様々な居住者が入居してきます。そしてマンション管理人は居住者を選ぶことができません。中には他の住人とトラブルを起こす困った居住者もいます。騒音やゴミのルールを破ったなどのクレームが入った場合は、そうした居住者に対応しなければいけません。

仕事環境が孤独

多くの場合はマンション管理人は1人で1つのマンションを管理します。日々の業務を何から何まで1人でこなさなければいけない上に、仕事の話をする同僚などはいません。孤独に弱い人にはつらい仕事と言えるでしょう。

マンション管理人の仕事内容まとめ

マンション管理人は居住者が快適な生活を送れるようにする仕事

マンション管理人は、マンション居住者が快適な生活を送れるようにマンションの管理を行う仕事です。

特別な資格や経験が求められる仕事ではないため、定年退職した高齢者が再就職先として選ぶことが多い職業です。70歳以上の方でも働いている場合も多く、定年後も長く仕事をしたいと考えるのであればマンション管理人はオススメの仕事です。

マンション管理人の仕事は清掃・受付・点検巡回などです。高級マンションではそれぞれの業務を専門に行うスタッフが分業して行っているところもありますが、ほとんどのマンションでは1人の管理人がすべての業務を行うことになります。住人から悩みの相談を受けることもあり、1人でテキパキと物事を片付けられる人に向いています。

日常的にやらなければいけない仕事は多く、日々の業務をこなしていくうちにやりがいも感じられるようになっていくでしょう。

マンション管理人の参考情報

平均年収200万円~300万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種建築・不動産

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