国家公務員になるには?求められることや向いている人の特徴などを具体的に解説

国家公務員になるには?求められることや向いている人の特徴などを具体的に解説

国家公務員になるには、国家公務員採用総合職試験 / 国家公務員採用一般職試験に合格し、各省庁の面接に受かる必要があります。行政に関わる仕事を行う人が多いものの、技術系や土木系の仕事などを行う人もいますし、研究職に就く人もいます。本記事では、国家公務員になるために必要なこと、向いている人の特徴などについてご紹介します。

国家公務員になるには何が必要?

国家に雇われるため、第一に「公共のために尽くす」精神が必要

国家公務員は国に仕える労働者であり、憲法43条には「全体の奉仕者」という言葉もあるように、広く一般社会の生活、特に国民の生活を助け、公共的な利益のために行動する職員を指します。

国家公務員だけでなく地方公務員も同じですが、基本的には主権者である国民が納める税金から給与が支給される職業であるため、公のための下僕である、という意味で俗に「公僕」とも呼ばれます。

特定の団体や社会的勢力の利益に肩入れすることなく、遍く全ての国民の生活のために様々な職種において仕事に従事するのが国家公務員であり、また、国の中枢にある各省庁に務める人が多いのも特徴です。

まさに国の中心から、国全体へと影響を及ぼし、広く国全体に及び活動を行い、日本全体の底上げにつながるような仕事を行なっていくわけですから、第一に「公共のために、国民のために、国のために」働くのだ、という精神と、熱意がないと続けていくのは厳しい職業です。

安定や高収入よりも、目の前の仕事にコツコツ取り組むことを喜ぶ事

国家公務員はその性格上、自身の生活の質よりも、国民全体の利益を重視する職業です。しかし実際に公務員を目指す人の中には、その安定性と高い年収に注目して国家公務員を志望する人が少なくありません。

実際、国家公務員の特にキャリア採用や国会議員などはサラリーマン全体の平均と比べると非常に高い年収を手にすることができますし、安定的な雇用と継続的な昇給が望める職業です。

しかし、そういった自分の利益に着目する人は、長く国家公務員を続けていく場合には自分の利益を追求しては不都合になることも多く出てきます。そもそも国家公務員の根本的な理念が、公共の利益のために奉仕することだからです。

時には異動もあり作業内容が大きく変わることもあるでしょう。そうした時に不満に思うことなく、また別の分野で社会に貢献できるのだ、という気持ちを忘れないようにしましょう。

社会の利益のために働いている自覚を忘れず、コツコツと目の前の仕事に取り組む姿勢が何よりも重要です。

大学職員に向いている人、適性がある人

好奇心旺盛で、環境が移り変わっても仕事を楽しめる人

国家公務員は広く一般社会への貢献を通して、公僕として国民生活に奉仕し、より良い国づくり、都市づくりに大きく寄与する職業です。そしてその仕事は非常に幅広く、決して特定の部署でずっと同じ業務を行うといったものではありません。

特に国家一般職、総合職の国家公務員は、一つの部署や機関でずっと仕事をするわけではありません。別の部署に飛ばされることは多くありますし、時に地方に飛ばされることもあります。基本的には数年単位で異動の辞令が出ることが多いようで、数年ごとに違う仕事に取り組まなければなりません。

そうした異動に際し、心を乱されることなく、不満に思うことなく、好奇心を持って新たな環境に溶け込めるような人が、国家公務員に向いています。国家公務員は地方公務員と違い、国全体に貢献する職業です。

地域が変わっても、自分に課せられた任務を全うしようという熱意がないと、続けることは難しいでしょう。

幅広い経験、知識を得ることで成長を実感できる人

国家公務員は、異動が多いだけでなく、同じ部署内でも多種多様な仕事を任されることが多くあります。国という非常に広い範囲で仕事を行う以上、特にキャリア採用や幹部候補の場合で優秀であればあるほど、若いうちから責任重大な業務を任されることも多くあります。

こうしたことに物怖じすることなく、果敢に多様な業務に飛び込んでいける人は、国家公務員に向いています。都度違う仕事を任される際に、仕事に取り組むために自身でも勉強を重ねるなど、これまで得る機会のなかったスキルや経験を積極的に積もうと考えられる人は、国家公務員の仕事に大きなやりがいを見出せるはずです。

職務に忠実に仕事に取り組める真面目で責任感のある人

国家公務員と一口に言っても様々な職種があります。特に行政に関わる業務、法律の制定に関わる職種などは主に文系の分野で頭を使う仕事であり、議論を行って自分の主張を通し、間接的に様々な働きかけを関連団体に行うなどの戦略的な行動も重要になってきます。

こうした自身や有権者が望む社会のあり方を作っていくために頭を使う仕事もありますが、中には上から言われたことや横から飛んでくる様々な指示や状況の変化に応じて忠実に規約を守らないといけない仕事もあります。

例えば、航空管制官は、毎日飛行する無数の飛行機の動きを制御し、状況の変化に合わせて都度パイロットなどに的確に指示を飛ばさないといけない職業です。この指示を一つでも間違えると大事故につながり、最悪の場合人が死んでしまうことも大いにあり得ます。

航空管制官は、自然に根ざした不確定な要素も大きく絡んできますし、人によるミスが大きな状況の混迷を招く可能性もある職業です。こういった即断即決や連携力の要求される職業は、自分の熱意や情熱だけでは務まりません。様々な状況や環境の変化を素直に受け止めた上で、出来る限り被害を出さないようにうまく危機を回避し続けなければなりません。

国家公務員の中でも技術系の職種に就く人は全般的にそうですが、決められた手順をしっかり守ってこそ業務がうまく回る場合もあります。こうした職種には、自分や社会の理想を追求するよりも、何よりも真面目で職務に忠実であり、責任感があることが求められます。

コミュニケーション能力が高い人

国家公務員は、先程も説明した通り、異動が多い職業であり、かつ、関わる範囲が非常に広いことが特徴的です。特に政治に関わる職種に就く人は、特に支援者や有権者、後ろ盾となる政党などと連携して、公共の利益のために仕事を行なっていく必要があります。

どんな職業に就くにしても、コミュニケーション能力が高いことは絶対条件として求められてきます。

政策に関わる場合では、自分の理想もある程度叶えていく必要はありますが、そうした政策の意見を支援者、有権者、所属政党、関連団体と連携して、ある程度統一しておかないと、組織としてのまとまりが瓦解してしまい、デメリットしかありません。

時には戦略的に、周りに迎合しつつも自分の意見を通すような強い野心も仕事によっては求められますし、業務内容に応じて距離感や姿勢のバランスを変えていく必要もあるでしょう。そうした際に、適切なコミュニケーション能力を持っていれば、不測の事態に直面してもうまく立ち回っていけるはずです。

国家公務員になるための学校等

大学卒業以上の学歴を持っておくと非常に有利になる

国家公務員試験には高卒者試験もありますが、基本的に高卒者試験は国家一般職の試験に限られており、業務の幅や給与もかなり制限されてしまいます。国家公務員を目指すなら、基本的に大卒以上の学歴を持っている方が、キャリアプラン的にも給与的にも有利なスタートを切れます。

そのため、国家公務員試験を受ける前に、出来る限り学歴を積んでおくことが重要になります。特に政治経済分野は競争率も高いので、より豊富な政治や法律や経済に関する教養を積んでおくことが大切です。特に大学院以上の学歴を持っていればキャリア採用として、幹部候補として国家公務員になることが可能です。給与の待遇もその分最初から大いに有利になります。

また、大学で自分の希望する職種に関する分野を学びながら学歴を積んだ上で、国家公務員試験に不安があれば、公務員試験対策に特化した予備校や専門学校に通うのが安心かもしれません。

国家公務員試験は30歳未満であれば受験が可能で、キャリア採用を目指す場合は30歳になる前までは再挑戦が可能です。一般職で社会人採用もありますが、その場合は40歳未満であれば採用試験を受けることが可能です。

年齢制限には少し余裕があるので、もし経済的にも余裕があるなら、大学と公務員系の専門学校や予備校をダブルスクールで通うか、あるいは大学卒業後に公務員の専門学校で実践的な試験対策に集中するという選択肢も取ることができます。

外交官になる場合は、語学を専門的に学ぶのも大いに有用となります。もし余裕があるようであれば、留学経験を積んでおくとさらに有利になるでしょう。

国家公務員になるには?まとめ

国の未来を作り、切り拓くために様々な分野の勉強を積もう

国家公務員は、国家規模での極めて国策的に重要な仕事も担うため、非常にやりがいが大きな職業です。特に政治に関わる仕事は、自分の発案で国を動かすことも可能になります。

そうした仕事でキャリアアップすることで、地位や名誉を得ることも大事ですが、あくまでも国家公務員は公共の利益を追求する職業です。仕事によっては自分を殺しても職務に忠実である必要があることもあります。

何よりも優先すべきは社会全体の利益です。そうした理念を忘れずに熱意を持って業務に取り組むことが、国家公務員にとって何よりも大事なことです。

国家公務員の参考情報

平均年収600万円~700万円
必要資格
  • 国家公務員採用総合職試験
  • 国家公務員採用一般職試験
資格区分 試験合格
職種公務員

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