労働基準監督官になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

労働基準監督官になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

働き方改革で企業の労働者への管理が厳しくなりました。労働者が働きやすい環境を作る上では労働基準監督官が必要不可欠です。労働基準監督官になるにはどのような能力が必要なのか、どのような人が労働基準監督官になるべきかをこのページでは詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

労働基準監督官になるには何が必要?

労働基準監督官にはどのようなことが必要なのでしょうか。労働基準監督官になるために必要なことを詳しく紹介していきます。

労働基準監督官採用試験に合格をする

労働基準監督官になるためには国家試験である「労働基準監督官採用試験」に合格する必要があります。公務員として必要な基礎知識を問われることになる基礎能力試験のほか、法文系、理工系のどちらかの専門分野の試験を受けて合格する必要があります。

国家公務員試験は毎年競争率が激しいため、労働基準監督官になりたい方はこのような試験を合格して採用される必要があるということを覚えておきましょう。

労働に関する法律に精通しておく必要がある

労働基準監督官になると法律に精通しておかなければなりません。自分の担当する企業が法律の基準をしっかり守りながら動いているか、労働者がブラック企業などに良いように使われ不当な労働を強いられていないか、など厳しくチェックする仕事があります。

企業はグレーゾーンなことをしていることも多く、法律に詳しくなければかえって自分が不利な状況になることもあります。そのために労働基準監督官になるのであれば、労働法をはじめとした企業に関する法律を熟知しておく必要があります。

各業界での知識

法律以外でもさまざまな業界の知識を知っておく必要があります。例えば自分の担当する管轄内に自動車関連の企業が多いのであれば、自動車関連の法律を学ぶ、自動車業界が現在どのような動きをしているかなどを把握しておかなければ管理することができません。

また業界の経済状況を把握しておかないと労働者が不当に働かされているなども生じていることもあるので、法律だけでなく柔軟性のある知識も必要になります。さまざまな知識が豊富であれば労働監督官としても認められ、キャリアップへとつながることもあるでしょう。

労働基準監督官に向いている人、適性がある人

労働基準監督官に向いている人や労働基準監督官としての適性のある人とは、どのような人物なのでしょうか。ここからは労働基準監督官に適している人物像について迫っていこうと思います。労働基準監督官を志す方は自分に適性があるのかしっかりチェックしてください。

向いている人

労働基準監督官は会社に法律を遵守させることで、労災を防ぐという役割があります。過酷な労働環境下では労働者が命を落としてしまうことも考えられます。このような事故が起きた後にトラブルに対処するのではなく、このようなトラブルを未然に防ぐために労働基準監督官が存在しているのです。

そのため、労働基準監督官には「労働者を守る」という確かな目的が必要になります。それではどのような人が向いているのか詳しく紹介していきます。

人を正しい視野で判断することができる

労働違反をしているかどうかを常に判断しなければなりません。場合によっては仲の良い友人が違反をして会社を経営していることもあります。このような状況でも正しい判断のもとで会社を管理しなければなりません。

この時に求められることは「冷静に状況を見極めることができる判断力」です。判断を誤ってしまえば違反を見過ごして大きな労働災害を引き起こすこともあるため、常に正しい基準を持って接する必要があります。

体力に自信がある人

労働基準監督官はデスクワークではなく管轄したエリアをまわり、管理する必要があります。時には時間外の相談や対応しなければいけない業務が積み重なるため、ハードワークな仕事であるといえるでしょう。

また問題を解決させるためには会社の意見、労働者の意見を聞いて解決策を模索しなければならないため、慎重な配慮が必要になります。このような配慮は労働基準監督官には常に求められるため、神経を使い精神的な疲労が蓄積することもあります。このような状況が1年通して続くので体力に自信がなければ務まらない可能性があります。

法律が好きな人

先にもお伝えした通り、労働基準監督官ではさまざま法律を学ばなければなりません。法律に興味のある方には労働基準監督官の仕事は向いているといえるでしょう。もちろん法律だけ熟知していても労働基準監督官になれるわけではないので、働く上での知識として活用できるよう日頃から法律の勉強をしておきましょう。

適性がある人

労働基準監督官に適性のある人とはどのような人なのでしょうか。詳しく紹介していきます。

正義感が必要

労働基準監督官は間違ったことを正しい方向へ導く必要があるため、正義感が必要になります。正義感がなければこの仕事は務まらず、正しいことを正しいと言えるような正義感のある方が向いているといえます。

客観性

労働基準監督官では物事を客観的に見極めることが必要になります。自分の感情に流されるのではなく客観的な視野で物事を見つめることができる方は、労働基準監督官に向いているといえるでしょう。

コミュニケーション能力

労働基準監督官は労働者の意見、経営者の意見を聞いて問題解決をする必要があります。また労働者がどのようなことで頭を抱えているのかといった問題に対しても、コミュニケーションを通すことで問題を見つけることもあります。

コミュニケーションがなければ労働基準監督官としての仕事もできないため、人とのコミュニケーションが好きな方にはオススメの仕事であるといえるでしょう。

労働基準監督官になるための学校・教室

労働基準監督官になりたい方は労働基準監督官の試験を突破しなければいけません。筆記試験だけでなく面接方式の試験もあるので、事前にしっかりとした対策が必要になります。それでは、このような対策をしっかり行うためにはどのような対策をとる必要があるのでしょうか。

資格の専門学校

公務員試験突破を目的とした専門学校で学ぶことができます。資格を取得するためには1年かけて学ぶコースから、2年程度の期間で勉強するコースまであります。公務員試験は試験資格が限られているので、どのタイミングで試験を受けるか逆算をして試験に臨むと良いでしょう。専門学校で勉強する上では次のようなメリットがあります。

試験対策をしっかり行うことができる

労働基準監督官になるための試験対策をしっかり行うことができるので、講座を受けているうちに自分がどの程度理解しているのかを知ることができます。また過去の問題傾向からどの範囲を勉強しておけば良いかを知ることができるので、無駄がなく効率的に勉強することが可能です。

面接など独学ではカバーできない部分もフォロー

テキストなどで筆記試験対策はできるものの、2次試験の面接では独学では対応できない点もあります。しかし専門学校ではこのような点もしっかりカバーすることができるため、面接などの普通ではカバーできない部分もフォローすることができます。

このような点から、労働基準監督官を目指すのであれば資格の専門学校に通いながら資格対策をすることをオススメします。もちろん人によって良い勉強スタイルがあるので、これだと思った勉強方法で労働基準監督官を目指しましょう。決して簡単な道のりではないので覚悟を持って勉強に励むようにしてください。

労働基準監督官になるには?まとめ

規則正しく正義感の溢れた方にはオススメの仕事

労働基準監督官は今後も活躍が期待できる仕事です。労働者を守る立場の仕事になるため正義感がとても必要な仕事になります。

試験の難易度は高く競争率も激しい仕事でもあるので、これから労働基準監督官を目指そうとしている方は試験対策をしっかり行ったうえで試験に臨むようにしましょう。これから労働基準監督官を目指す方は今回紹介した内容をぜひ参考にしてください。

労働基準監督官の参考情報

平均年収400万円~650万円
必要資格
  • 労働基準監督官採用試験
資格区分 試験合格
職種公務員

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