市役所職員の資格・試験とは?地方公務員採用試験の概要と合格の秘訣

市役所職員の資格・試験とは?地方公務員採用試験の概要と合格の秘訣

市役所職員には、どのような資格を取得する必要があるのでしょうか。ここでは、市役所職員に必要な資格から、突破しなければならない試験などを詳しく紹介します。これから市役所職員を目指す方は、どのようにすれば市役所職員に採用されるかわかるので、ぜひ参考にしてください。

市役所職員の資格・試験とは?

市役所職員に必要な資格はどのような資格なのでしょうか。市役所職員に必要な資格や職員になるために必要不可欠な試験について紹介していきます。

資格が不要な仕事

市役所職員は、これといった特定の資格を必要としません。別の企業であれば、資格がなければ仕事に取り組むことができないケースもありますが、市役所職員は資格がなくても仕事を行うことができます。しかし、応募すれば誰でも市役所職員になれるわけではありません。市役所職員は、資格の代わりに地方公務員採用試験に突破する必要があります。

市役所職員の資格・試験「地方公務員採用試験」

市役所は、自治体ごとに募集要項を掲示します。これをみた応募者が応募して、試験を実施したうえで公務員にふさわしい人物を採用することになります。

これは、公務員として適性が本当にあるのかを見極めるためです。定員が割れそうな自治体であれば、試験勉強をしなくても良いということではないので誤解のないようにしておきましょう。

また、そのような市で働いたとしても、待遇が悪くリスクも高いので給与面や競争率で考えるのではなく、本当に働きたい市役所がある自治体に応募するようにしてください。

試験日程

試験日程は、大きく分けて4つのグループに分けられます。実施時期は5月〜9月で、A〜D日程があります。特に集中するのが9月に行われるC日程の試験です。日程が被っていなければ、他の自治体も試験を受けることが可能です。

そのため、市役所職員を目指す人の中には、A、Bで試験の感覚を掴み本命試験に臨むという方もいます。試験を受けるのであれば、いくつかの試験を受けてから本命試験に臨むと自分の能力を発揮することができるでしょう。

合格発表

合格発表は自治体によって異なりますが、10月頃には採用・不採用がわかります。合格発表が通知されるまでは、油断せず試験対策などそのときにできることをやっておくようにしてください。

地方公務員採用試験の試験内容

地方公務員採用試験といっても、どのような試験を行うのでしょうか。試験内容は次の通りです。地方公務員を目指すのであれば、次の試験を突破する必要があると認識しておきましょう。大きく分けて1次試験と2次試験があります。それぞれ次のような事を行います。

教養試験

教養試験では、公務員として必要不可欠な教養を問う問題です。教養を問う試験になるので、特段に難しい知識は必要ありません。基本的な知識があれば、難なく答えることができるので、社会人として必要な知識として割り切って勉強をするようにしてください。

論文

自治体によって異なりますが、1次試験、2次試験のいずれかで出題されます。論文で落とされると頭を悩ませる受験者も少なくありません。問題は自治体毎に委ねられていますが、課題に対して60~80分以内で意見をまとめ、800〜1200字程度に自分の意見をまとめる必要があります。

思考と文章力が必要とされる試験なので、文章力に自信がない方は日頃から文章を書く癖をつけておくようにしましょう。

適性試験

公務員として素質があるのかを見抜く試験です。受験者の性格を判断し公務員として適性がないと判断されれば、試験がいくら優秀でおも落とされてしまう可能性があります。公務員の仕事は人を相手にする仕事が多いだけでなく、時には市民に寄り添わなければならないこともあります。

人間とのコミュニケーションがうまく取れない方や、ストレス耐性がないと判断されると、適性検査で落とされることもあります。

事務能力診断検査

市役所職員は、事務処理能力も問われます。さまざまな申請書類を効率よくさばいていく必要があるので、このような試験で適した能力を持っていないと判断されれば落とされてしまうこともあります。

二次試験

二次試験では、どのような試験を行うのでしょうか。一般的には二次試験で行うのは面接です。この面接で合格になれば、正式に市役所職員として採用されます。人物を判断されるので1次試験で優秀と判断されても、ここで落とされる場合もあるので、油断せずに試験に臨みましょう。

地方公務員採用試験は自治体によって難易度が異なる

地方公務員採用試験の難易度や合格率はどの程度なのでしょうか。市役所職員の資格の難易度について紹介しましょう。

自治体によって難易度は異なります。これは、応募者が各市によって少しずつ違うためです。競争率の激しい市で応募することになれば、難易度は必然的にあがります。応募者が少ない市に応募すれば、合格率が60〜70%に達することもありますが、主要都市であれば合格率は大きく下がり、10~15%程度になります。

さらに人気のある自治体であれば最終倍率が20倍~30倍以上になることも珍しくなく、非常に狭き門となる場合もあります。

その他の市役所職員に関連する資格・スキル

市役所職員は、どのような資格を持っていると職員になった時に仕事を有利に進めることができるのでしょうか。市役所職員に求められるスキルについて解説していきます。

パソコンスキル

さまざまな事務処理などを行う際には、エクセルやワードを活用して書類を作成することになります。時には、プレゼン用の資料を作ることもあります。このような場合に備えてパソコンスキルを身につけておくと、スムーズな作業を行うことができます。

地方公務員採用試験の対策ができる学校

公務員試験の対策ができる学校は次のような学校です。独学で公務員試験に挑戦する方もいますが、確実に突破したいのであれば、公務員試験対策をしっかり行ってくれる資格の専門学校などに通うようにしましょう。

資格の専門学校

行政書士、弁護士などの士業を専門に扱っている資格の専門学校では、地方公務員採用試験対策講座を開講しているケースがあります。このような学校に通うことで、地方公務員の資格対策をしっかり行うことができます。

このような学校に通うと試験の勉強するポイントだけでなく、苦手分野の対策を万全に行うことができます。専門学校によっては、論文などを重点的に対策する講座を開講しているケースもあるので、どの分野に強い学校かを判断してから入学を決めましょう。

大学の専門講座

大学内で対策講座を開講していることもあります。また、地方公務員を多く排出しているゼミに所属すれば、どのように試験対策を行うことができるか学ぶことができます。また、場合によっては、OBの先輩が論文を添削してくれることもあるので、大学に通う方は広い視野で試験対策を考えるようにしてください。

通信講座での資格対策

社会人の方や、独学で公務員試験を目指している方の中には、通信講座でマイペースに勉強をする方法もあります。通信講座の良い点は、好きな時間に好きな場所で勉強ができるという点にあります。自分のペースで試験対策をしたい方は、通信講座も選択肢として考えましょう。

市役所職員の資格・試験まとめ

難関な試験であるが、努力をすれば突破口が見つかる

市役所職員になるためには、地方公務員採用試験に挑戦し突破する必要があります。競争率が激しい自治体になれば、優秀な成績をおさめなければ市役所職員になることができません。今回紹介した対策やポイントを理解した上で、地方公務員採用試験対策に力を入れてください。

地方公務員の試験はコツコツと地道な努力をすることができる人であれば突破できる可能性があるので、計画的に対策勉強をするようにしましょう。

市役所職員の参考情報

平均年収500万円~750万円
必要資格
  • 地方公務員採用試験
資格区分 試験合格
職種公務員

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