ラジオパーソナリティの資格・試験とは?役立つ資格の特徴や試験の難易度、合格率などを解説

ラジオパーソナリティの資格・試験とは?役立つ資格の特徴や試験の難易度、合格率などを解説

ラジオパーソナリティになるために取得しなければならない資格はありません。しかし、競争率の高い職業なので、合格しなければならない試験やオーディションはあります。また、ラジオパーソナリティ以外にラジオ番組制作の裏側で活躍するにはどのような専門知識やスキルを持っていればよいのでしょうか。

ラジオパーソナリティの資格とは?

ラジオパーソナリティに必ず取得しなければならない資格はない

ラジオパーソナリティになるために必ず取得しなければならない資格はありません。資格や学歴より、話し方やトークの内容、その人のキャラクターが重要視される仕事です。

すでにほかの分野で活動しているアーティストやタレントの場合、オファーが来ることもありますが、ラジオパーソナリティの公募から採用してもらうためにはオーディションなどの試験に合格する必要があります。

ラジオパーソナリティは人気の職業のため、競争率が高くなることが予想されます。しかし、数か月だけの1クール契約だったり、パーソナリティを務めていた番組がいきなり終了してしまったりと、安定しづらい職業といえるでしょう。本業に別の仕事を持っていたり掛け持ちしている人がほとんどです。

得意な分野・知識・キャラクターに沿った資格があれば役に立つかも

ラジオパーソナリティとしてリスナーを楽しませるトーク力が必要です。日常的なちょっとした小話を取り上げて楽しませてくれるパーソナリティもいますが、中には専門分野に特化した番組を持っている人もいます。

例えば、料理に詳しいラジオパーソナリティが料理やグルメについて話をする番組を担当することになったとします。料理人としての職歴や、栄養に関する資格などを持っていればより、説得力があるトークができる可能性があります。

ラジオパーソナリティになるために何か資格をとったりするよりも、自分が得意な分野や話をしたいことについて勉強し資格を取ったり、関係する仕事をすることで、ラジオパーソナリティの仕事につながることもあるでしょう。

ラジオパーソナリティに役立つ資格「アナウンス検定」

正しく日本語を話すだけではなく、表現力も問われる「アナウンス検定」

ラジオパーソナリティはラジオを通して声を届ける仕事です。「話し」のプロとして、イベントや結婚式で司会の仕事をすることもあるでしょう。アナウンサーなど、わかりやすく・聞き取りやすく原稿を読み上げる仕事を兼業している人もいます。

アナウンス検定は大勢の前で正しく、わかりやすい日本語を話すスキルを証明するための検定です。「日本話しことば協会」が実施しており、1級~3級の階級があります。その審査基準は発音・発声や表現力だけではなく、正しい姿勢がとれているか、自然な態度で相手に良い印象を与えることができるかという点も含まれます。

3級では社内放送・案内・説明・会社のイベント司会など、大勢の前で正しく、好印象で話せることを目標としています。また、日本語音声言語について筆記試験で知識を問われるため、アナウンスの練習と同時に座学を学ぶ必要があります。2級ではDJ・司会など、プロとして活躍を目指す人が目指すレベルです。

1級は、アナウンサー・司会者・俳優など、音声言語表現者として仕事をする人向きです。印象・態度の審査項目では、魅力的なキャラクターか、テーマに合った内容を表現豊かに話せているかなど、より高度なレベルを求められます。2級を取得してからでなければ1級を受験することはできません。

ラジオパーソナリティなど「話す」プロとして仕事をするのであれば2級以上を目指すのが良いでしょう。

アナウンス検定の難易度・合格率

2級と3級は同じ内容のテストを受け、獲得した点数によって申し込みをした級の合否が異なります。

3級の合格基準は筆記試験100点中70点以上、アナウンステストA~EのCランク以上獲得することです。2級では筆記試験100点中80点以上、アナウンステストA~EのBランク以上獲得で合格てきます。

1級では筆記試験800点中620点以上、アナウンステスト8項目すべてでA~EのうちBランク以上の成績をとらなければ合格できません。「日本話しことば協会」では具体的な合格率など公開していません。しかし、販売されている公式テキストを使って試験対策を行うことはできるでしょう。

明確な合格率は公開されていませんが、1級になると当然難易度が上がるため難関資格のひとつとなります。

その他のラジオパーソナリティに関連する資格試験

実技試験あり!制作スキルと知識を証明できる資格「MIDI検定試験」

ラジオパーソナリティのみの仕事の収入で生計を立てられる人は一握りです。他の仕事を掛け持ちしている人がほとんどです。ラジオのでは音楽を流す機会が頻繁にあるため、音楽に関心がある・音楽を仕事にしているラジオパーソナリティも多いです。

MIDI(ミディ)とは音楽の演奏情報を伝達させる規格のことです。最近では生の楽器に触ることなく、電子音楽だけで楽曲を制作することも多いため映像・音声のコンテンツ制作会社や電子楽器に関係する仕事をしている人には関係が深いです。

「音楽電子事業協会」が主催しているMIDI検定では、MIDIに関する知識や実務レベルで制作や監修に携わるだけのスキルを持っているか測ることができます。

MIDI検定は4つの階級にランク分けされています。4級はコンピューターで音楽を楽しむことをコンセプトのしており、セミナーを受講し、セミナー終了後に行われる認定試験に合格することで取得可能です。

3級ではMIDIに関する基礎知識が問われ、筆記試験のみです。2級では2次試験に実技があるため、知識だけでなくMIDIデータ入力や編集に関するスキルも問われます。1級では実際に制作した作品を提出し、レポートを書くなどより実践的な内容となっています。

平成29年度MIDI検定の合格率

等級 合格率
1級 約28%
2級2次試験 約53%
2級1次試験 約76%
3級 約63%

平成29年度MIDI検定の合格率は、3級が約63%、2級1次試験が約76%、2級2次試験が約53%、1級が約28%です。2級の受験には3級を、1級の受験には2級を合格しておく必要があります。

ラジオパーソナリティに役立つ学校はある?

優秀な声優を数々排出!老舗の専門学校「東京アナウンス学院 放送声優科」

東京アナウンス学院はエンターテイメント業界で活躍できる人材を育成する専門学校です。1972年に日本で初めて声優を養成する教育課程を取り入れた老舗の専門学校です。長年蓄積した教育ノウハウの数々は、現役でテレビやラジオで活躍する著名人を輩出しています。

放送声優科ではアニメ声優や外国映画の吹き替え、ラジオパーソナリティを目指す人のためのカリキュラムが組まれています。声優プロダクションや劇団と太いパイプを持つため、卒業後プロの世界で活躍するためのスキルや知識を教えてもらうことができます。

演技指導や発声レッスンなど基礎技術はもちろん、ナレーションや声優などに欠かせない歌やダンスなどの授業もあるため、表現の幅を広げることができます。

学内で開かれる「星誕オーディション」では芸能業界プロの審査が入る

毎年「星誕オーディション」という学内オーディションが開催されます。学内で予選を行い、優秀な人材だけが本戦に出場できます。本選では芸能プロダクションなどの芸能業界に精通した芸能関係の会社が審査を行うため、プロ基準の審査を体感することができます。

エンターテイメント業界で活躍し、仕事を獲得するには数々のオーディションを勝ち抜く必要があります。オーディション本番で最高のパフォーマンスができるよう、対策講座や授業が充実しています。宣材に使えるプロフィール写真をプロのカメラマンが行ってくれるため、第一次審査である書類審査の対策もしっかり立てることができます。

ラジオパーソナリティを目指す人ももちろんですが、エンターテイナーとして活躍したい人には選択肢の幅を広げることができるのでおすすめです。

現場で活躍できる専門家を育成!「東放学園専門学校 放送音響科」

TBSの教育事業から生まれた専門学校ですので、現場に即した教育ノウハウを持っています。

現場で必要とされる技術や心得を学ぶことができ、テレビ・ラジオの制作に携わりたい人は要チェックの学校です。テレビ・ラジオ業界の制作現場では多くの卒業生が現役で活躍しています。

放送音響科ではラジオディレクターやラジオミキサー、構成作家、テレビ音声などを目指せる学科です。音を中心に学びますが、番組制作などの実習を通すのでディレクターの仕事にも役立つ知識を学べます。

製作スタッフになることで業界内のさまざまな人と交流を持つ機会も増えます。現場を知り尽くした業界人として安定した収入を得られるメリットがあるほか、ラジオパーソナリティの仕事をしてみたいことをアピールすることで夢に近づくかもしれません。

また、ラジオ局の採用は基本的に大卒・大学院卒のみですが、ミキサーなどの専門職は専門学校で一定のスキルを身に付けることで採用してもらえるチャンスがあります。

テレビ・ラジオの制作現場で活躍するプロが指導!実習が充実している

実際の現場で音の制作を担当しているオーディオ専門の技術会社のスタッフが講師として指導してくれる授業があります。

また、プロの声優やお笑い芸人、構成作家と模擬ラジオ番組を制作する実習もあります。企画の構成や台本作り、効果音や使用する音楽の選曲なども担当でき、ラジオ制作の裏側の仕事を疑似体験することができます。

ラジオパーソナリティの資格・試験まとめ

必須資格はないが取得して役立つことも!

ラジオパーソナリティになるために取得しておかなければならない資格はありません。しかし、ラジオパーソナリティのオーディションなど採用試験に合格する必要があります。

資格以上にキャラクターやトークスキルなどが問われます。ラジオパーソナリティの仕事以外にも、メインの仕事をして生計を立てている人がほとんどです。得意分野を追求して資格を取り、ラジオの仕事に生かすのもおすすめです。

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ラジオパーソナリティの参考情報

平均年収300万円~800万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種音楽・ラジオ

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