品質管理の資格・試験とは?役立つ資格の特徴や試験の難易度、合格率などを解説

品質管理の資格・試験とは?役立つ資格の特徴や試験の難易度、合格率などを解説

品質管理の仕事は、資格が必要ない仕事だと思っている方もいますが決してそうではありません。品質管理に関係する資格を保有しておくことで、仕事を有利に進めることも可能です。このページでは、品質管理に必要な資格について紹介し、試験日程や対策などを詳しく紹介します。

品質管理の資格とは?

品質管理に携わる仕事で資格は必要なのでしょうか。結論から言えば、必要ありません。

資格が不要な代わりに必要なこと

品質管理の仕事では、資格が不要な代わりに次のような能力を身につける必要があります。資格の代わりに必要な能力とは次の通りです。

責任感

品質管理の仕事では、責任感のある仕事が求められます。品質管理業務を適当に行えば商品として売り上げることができても何かトラブルが起きてからでは取り返しのつかないことがあります。

例えば、品質管理を担当している商品にトラブルが起きてしまった場合、品質管理の責任者の管理体制が問題として取り上げられることもあります。そのため、どのような商品を管理する場合でも、品質をしっかり保証するために責任のある仕事が求められることになります。

品質管理の仕事を担当することになったら、責任感のある仕事ということを認識した上で仕事に取り組むように心がけましょう。

交渉能力

品質管理の仕事では、交渉能力も必要不可欠な能力であると言えます。資格を持っていなくても高い交渉能力を持っていれば、さまざまな問題に直面した時に解決するための方法を探ることができます。

また、現場スタッフの意見をどの程度反映することができるか。現場スタッフをどの程度説得して納得して仕事をしてもらうのかといったことも品質管理をする社員に委ねられているので、仕事をする上では、このような能力も必要不可欠であるということを覚えておいてください。

分析力

品質管理の仕事では、分析力も求められます。製造ラインの生産性を上げるためには、どの点を効率よく改善するか、なおかつ安全に製品を製造するためには何が必要なのかを常に考えておく必要があります。このような状況で高い分析力が品質管理には求められると言えるでしょう。

推奨されている資格「品質管理検定」

品質管理の仕事では、この資格を持っておかないと仕事ができないということはありません。会社で素質があれば品質管理の仕事を担当する可能性があります。しかし、品質管理の仕事は資格が全くないわけではありません。品質管理をする上で推奨されている資格もあります。

品質管理担当者の中には、「品質管理検定(QC検定)」を取得している方もいます。この資格を保有していると、品質管理に関する知識が豊富で安心して品質管理の仕事を任せることができるという資格です。

職場によっては、この資格を保有することを推奨されることもあります。就職してから品質管理検定の資格を取得することもありますが、就職・転職前に品質管理の仕事に就きたいと考えているならぜひこの資格を積極的に取得するように心がけましょう。

品質管理検定の資格概要

それでは、品質管理検定とはどのような資格なのでしょうか。簡単に資格の概要を説明していきます。

品質管理検定の資格は、1級〜4級まであります。4級になると企業で品質管理に必要な知識を理解している入門編の資格ですが、難易度が高くなるにつれて専門知識も変化していきます。

3級以上にはQC7つ道具という品質管理には欠かすことができないツールを使いこなすことができ、級が上がる毎に品質管理のスタッフとしてさまざまな能力を持っているということを証明することができます。

品質管理でも最高責任者にあたる役職を志しているのであれば、1級を取得することを目標にして取り組むという方法もあります。

7つ道具とは

品質管理の資格を取得する際に必要な7つ道具とはどのようなものなのでしょうか。1つずつ紹介していきます。

パレート図

重要な不良、問題点を洗い出す時にパレート図を用います。現象別に層別したデータを取る際にはパレート図を使用することになることを覚えておきましょう。

特性要因図

魚の骨とも呼ばれている特性要因図は、原因と結果の関係を整理するために用いるツールです。問題の原因を分析する際に積極的に使用されます。

グラフ

データの全体像を知るためにグラフを使用します。データの比較をすることでどのような問題が起きているのかを知ることができます。

管理図

生産ラインの工程が安定しているのかを知ることができます。自然的に発生するばらつきと異常が原因で起こるバラツキを区別して、工程の管理を行います。

チェックシート

データの分類や分布などを把握する際に使用するシートです。

ヒストグラム

データをいくつかに分けてその区分のデータを収集します。棒グラフで表すことで、データのバラツキを把握することができます。

散布図

散布図は、2つのデータの相関関係を見る際に使用します。このデータを使用することで、一見関連性のないデータでも関係性があるということを証明することができます。

このように、QC検定では知識以外にも実践的な道具を用いた問題が出題されるので、資格を取得するためにはさまざまな問題をクリアしなければならないことを覚えておきましょう。

品質管理検定の資格難易度・合格率

品質管理検定の資格難易度はどの程度なのでしょうか。資格の難易度や合格率について紹介していきます。

資格の概要

品質管理検定の資格は、9月と3月に試験を実施します。年に2回試験が開催されるので、最速でいけば2年で1級まで取得することも夢ではありません。しかし、難易度が高いため二年以上資格取得に時間がかかるものと覚えておきましょう。

資格の難易度

資格の難易度についてご紹介します。日本規格協会が指定しているテキストを元に学習をすれば取得することが可能です。3級以上になると試験対策をしっかりする必要があり、合格率は60%程度、2級になると40%、1級は10%と難易度が高くなることで資格取得の難易度が高くなります。

1級の資格を取得するためには、学習をしっかりするだけでなく日頃から品質管理の仕事に携わっていなければ解けない問題もあります。そのため、何度も挑戦して試験合格を目指す方も少なくありません。1級の難易度はとても高くハードルが厳しいものですが、諦めずに学習をするようにしましょう。

合格率
1級 10%
2級 40%
3級 60%

その他の品質管理関連資格

品質管理の仕事で持っておくと良い資格は他にあるのでしょうか。関連して取得しておいた方が良い資格について紹介していきます。

言語に関係する資格取得

品質管理の関連した資格は特にないものの、現場には外国人スタッフが少なくありません。そのため、外国語を話す機会がある場合もあります。言語に関する資格を取得して、さまざまな人とのコミュニケーション能力が高いことを社内でアピールするようにしましょう。

品質管理の資格が取れる学校・通信講座

品質管理の資格を取るための学校や通信講座について紹介します。

セミナーに参加

品質管理の仕事は独学で勉強することになりますが、日本規格協会が定期的にセミナーを開催しています。セミナーに参加すると、試験の問題傾向や、品質管理に今求められていることなどさまざまな情報を得ることができます。知識を深めるためにも、セミナーに参加するようにしましょう。

通信講座で勉強をする

通信教育で試験対策の勉強をすることも可能です。通信講座の場合、スケジュールに合わせて勉強をすることができるので、コツコツ勉強することができる方にはオススメです。また、試験対策がどこまで順調に進んでいるかも把握することができるので、ぜひ通信講座も利用して試験に臨むようにしましょう。

品質管理の資格・試験まとめ

資格があった方がより良い仕事ができる

品質管理の仕事は資格がなくても業務を行うことができる仕事です。しかし、QC検定の資格を保有していると、転職をしようとする時に役に立つだけでなく、品質管理の仕事で活用することができます。

ぜひ品質管理のスキルアップをしたい方、知識を深めたい方は今回紹介した資格取得を志してみてはいかがでしょうか。

品質管理の参考情報

平均年収400万円~700万円
必要資格 必要資格なし
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職種販売・サービス

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