品質保証の給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

品質保証の給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

品質保証は、商品やサービスを確認して保証するのが仕事です。リコールやトラブルなどを防ぐために重要な仕事ですが、給料や年収についてはどのくらいなのでしょうか?今回の記事では品質保証の給料や年収について、さらには年収アップのための方法についても紹介します。

品質保証の初任給

品質保証の初任給は18~22万円

品質保証として働く場合、初任給は18〜22万円程度が相場と言われています。品質保証の仕事は業種や企業の規模によっても大きく異なりますが、同じ会社の他の部署と比較してもそれほど変わりはありません。

品質保証の初任給は平均並み

厚生労働省による「平成30年賃金構成基本統計調査結果」によると大学卒の平均初任給が20.6万円、高校卒の平均初任給が16.5万円です。品質保証の初任給は平均並みですが、商品やサービスの確認をして保証するという責任のある仕事の割には、給料はそれほど高くはないといえるでしょう。

新人の品質保証は、企業の形態や品質保証に関わる商品についての理解、さらには仕事をする上での関連する法律について学ばなくてはなりません。仕事内容が多い分、対価はやや低めと考えておくのがよいでしょう。

品質保証で働くには募集要項の確認を

大手メーカーで品質保証の応募資格は「大学卒業以上」が一般的です。学部については、メーカーによって異なり、「理数系の大学や学部」に限定しているところもあれば、「全学部全学科」で募集しているところもあります。

また大手メーカーでは品質保証部門として独立しているところが多いですが、中小企業の場合には技術系総合職として募集しているところもあります。

品質保証になりたい場合には企業の募集要項をよく確認して、採用された場合には品質保証の仕事のみで働くことができるのか、商品の開発や生産、または情報システムなどに配属される可能性はあるのか確認するようにしましょう。

他業種からの転職の場合には十分な検討を

他業種からの転職を考える場合には注意が必要です。製造業のほとんどは品質保証を配置しているため中途採用を行なっている企業も多いですが、一般的には品質保証の業務の経験者のみを採用しています。

中小企業などでは未経験の品質保証を募集しているところもありますが、ほとんどは20〜30代前半の未経験者を求めています。そのため転職で品質保証を目指す場合には、十分な検討をして決定するようにしましょう。

品質保証の平均給与

国や独立行政法人による品質保証の平均給与に関する詳細なデータはありませんが、一般的に品質保証の平均給与は33.3万円と言われています。

厚生労働省による「平成29年賃金構成基本統計調査結果」によると大学卒の平均給与は30.4万円となっているため、品質保証の給与は平均並みといえます。

残業は少なめ

品質保証の仕事は会社内での責任が大きく、トラブルが発生すればクレームの窓口として処理をしなければならず、プレッシャーのかかることもあります。

その一方で、通常の業務はデスクワークのみで残業もそれほど多くなく、休日についても完全週休二日制を採用していることが多いです。そのため、ある程度のメンタルの強さを持っていれば働きやすい仕事といえます。

業種によって給料は異なる

「平成29年賃金構成基本統計調査結果」によると、製造業で働く男性の平均給与は31.8万円ですが、卸売業で働く男性の平均給与は34.5万円です。会社の規模によっても大きく異なりますが、製造業の品質保証よりも卸売業の品質保証の方が、給料が高くなる可能性があるといえます。

品質保証のおもな就職先としては食品メーカー、化粧品メーカー、医薬品メーカー、化学メーカー、医療機器メーカー、商事会社などがあります。産業によっても平均給与はかなり異なるため、安定した収入を希望する場合にはどの業種の品質保証を目指すかを検討しておくのは大切です。

男女の給料格差は?

「平成29年賃金構成基本統計調査結果」によると、製造業の管理や事務、技術労働者として働く人の男女別の平均給与は、男性が38.9万円なのに対して女性は25.2万円となっています。50代になると男女での給料の差はかなり広がり、男性の平均給与は女性の平均給与よりも20万円程多くなります。

大きな理由としては、男性社員の方が部門を統括するポジションで働いていくことが多いことがあげられます。ただし、品質保証の一般社員だけで比較した場合には、男女による差はそれほど多くはありません。給料のアップを狙うなら業務で求められるスキルや専門知識を習得しておくことがカギです。

品質保証の平均年収

品質保証の年収は300~700万円

国や独立行政法人による品質保証の平均給与に関する詳細なデータはありませんが、一般的に品質保証の平均年収は300〜700万円と言われています。企業の規模によって年収は大きく異なりますが、日本の平均年収は360万円ほどと言われているため、品質保証の年収は平均並みといえます。

賞与や各種手当ての確認も必要

品質保証は、営業職とは違って数字による結果が見えにくい仕事です。そのため実績に応じて支給されるインセンティブ制度などはありません。そのため、品質保証の年収は固定給や賞与や残業などの各種手当によっても大きく左右されます。

給料や年収の高いところで働くためには、福利厚生や住宅手当などが充実しているところ選ぶのも一つの方法です。

スキルを積めば年収アップも

もちろん品質保証の仕事でもスキルや経験を積んで評価を受ければ、給料や年収のアップも可能です。

一般社員から他の従業員の教育や管理を任される立場で働くようになれば、品質保証の仕事は少なくなりますが、その代わりに年収の大幅アップも期待できます。品質保証についての知識だけなく、会社をマネジメントするための能力を身につけることが昇進するために必要なスキルです。

転職して年収アップをする

品質保証でスキルアップする方法の一つに、他の業種の品質保証に転職することがあげられます。企業によっては品質保証の責任者を募集しているところもあり、転職によって新たなポストに就く人もいます。

最近では高い技術を持つだけでなく、安定した生産を続けることに力を入れている企業も多く、新たに品質保証のスペシャリストを採用しているところもあります。品質保証は、収入の面だけでなくやりがいの面でもスキルアップができる仕事です。

品質保証がスキルアップをする別の方法として、海外展開をする国内企業に転職するパターンがあげられます。最近ではアジアを中心の海外の事務所や工場を開設する企業もあり、グローバル展開を行なっているメーカーの中には、海外事務所専門の品質保証を募集しているところもあります。

海外で活躍するためには英会話のスキルなども必要とされますが、新しく開設した事務所ならば品質保証部門を率いていく立場で働くこともできます。

品質保証の給与・年収まとめ

品質保証の給料や年収は平均的。転職で年収アップも可能な仕事

品質保証の平均給与や年収レベルは平均並みです。企業の規模や業種によっても給料は大きく異なりますが、商品やサービスについての一定の品質を保つために確認するという責任のある仕事の割にはそれほど高くは無いといえます。

品質保証の仕事は営業職のような数字で結果が分かる仕事ではないため、インセンティブ制度などがない仕事です。そのため安定した収入を得るためには就職活動をする際に、賞与や残業手当や住宅手当などの各種手当が充実しているかを確認することも大切です。

キャリアアップを狙うには、品質保証だけではなく管理者としてのスキルや知識も求められます。ただし、品質保証のスペシャリストを目指すならば、高待遇での転職を目指すという方法もあります。

給料面だけでなく、陰で会社を支えるという強い信念を持てば、続けることのできる仕事です。

品質保証の参考情報

平均年収300万円~700万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種販売・サービス

統計情報 出典元:

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