ピアノ講師になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ピアノ講師になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ピアノ講師になるにはピアノの演奏技術はもちろんのこと、ピアノや音楽の素晴らしさを伝えるための熱意が必要です。またコミュニケーション能力や発信力も大切な要素です。今回の記事では、ピアノ講師になるために必要な要素や適性についてご紹介します。さらにピアノ講師になるために役立つ大学や専門学校の情報もご紹介します。

ピアノ講師になるには何が必要?

生徒のための熱意が必要

ピアノ講師になるために必要な要素はたくさんありますが、まずは熱意を持つことが大切です。ピアニストは美しい音楽を聴かせることが目標ですが、ピアノ講師は生徒が美しい音楽を弾けるようにサポートすることが目標です。

そのため、ピアノのレッスンを通して生徒全員が音楽をもっと好きになってもらうように、ピアノを生涯の友と感じてもらうように教えることが求められます。

ピアノのレッスンの基本は練習です。生徒によっては何時間もの練習で苦痛に感じてしまうこともあります。ピアノ講師が熱意を示すことで、生徒たちが練習を楽しく感じられるような雰囲気を作ることは大切です。

知識があれば熱意も持ち続けられる

ピアノ講師にとって熱意は大切な要素ですが、熱意を持ち続けるためには知識が必要です。ピアノ講師に必要な知識とは、ピアノに関する知識と教育のための知識です。

まずピアノ講師はピアノに関する基礎を理解しなければなりません。ピアノの弾き方、音階の指くぐり、楽譜の読み方などを分かりやすく説明できるようにしなければなりません。独学でピアノ講師になる人もいますが、ピアノの基礎知識は最低限習得する必要があります。

さらにピアノ講師は教育のための知識も持たなければなりません。生徒のやる気を高める方法、生徒が理解しやすい教え方などを勉強しておけば、生徒から信頼される講師になれます。

技術も大切な要素の一つ

ピアノ講師になるために必要な要素にピアノの演奏技術があります。ピアノ講師はピアニストとは違い、世界のピアノコンクールで入賞するような特別な演奏技術は必要ありませんが、それでも講師と生徒との間に一定以上の実力の差があることは重要です。

ピアノのレッスンを申し込む生徒の中には、ある特定の曲を上手に演奏できるようになりたいという目標を持っている人もいます。曲の中には自分の得意ジャンルではない可能性もありますが、それでもすぐに対応できるだけの技術力があれば、どんな生徒にでも上手に教えることができるでしょう。

向上心が技術を磨く

ピアノ講師にとって技術は重要な要素ですが、技術を磨くためには向上心も必要です。ピアノのレッスンを受ける生徒の中には、ある程度の技術を身につけている人もいます。

もしピアノ講師が自分の演奏技術に満足してしまっているならば、いつかは生徒に追いつかれる可能性もあります。そのため、講師である自分がもっと上手になるように努力したいという向上心を持ち続けることは非常に大切です。

ピアノ講師に向いている人、適性がある人

指導力はピアノ講師に必要な適性の一つ

ピアノ講師になるには生まれ持った能力や適性も大きく関係していますが、その一つに指導力があげられます。

野球などのスポーツでも同じことがいえますが、現役時代に名選手と呼ばれた人が必ずしも良い指導者になるとは限りません。その反対に、現役時代はそれほど結果を残せなかった人が、後に名コーチや名監督と呼ばれるようになることもあります。

ピアノ講師についても、どんなに高い演奏技術を持っていても、上手に教えたり伝えたりできる能力がなければ「良い先生」にはなれません。生徒の演奏を観察して、直さなければならない部分を分かりやすく教えることのできる能力が求められます。

コミュニケーション能力も大切な適性の一つ

ピアノ講師に必要な能力としてコミュニケーション能力もあげられます。ピアノのレッスンを受ける人は幼児や子供だけに限らず、主婦や年配の方など年齢層もさまざまです。そのため、どんな人に対しても柔軟に対応できる能力は大切です。

特に趣味を持つためにピアノを始めた年配の方については、ピアノの技術を教えるだけでなく、気配りや思いやりも必要です。常に生徒の立場になって考えることのできる講師であるならば、多くの人から信頼されるようになるでしょう。

発信力があれば仕事の幅が広がる

ピアノ講師になるためには、音楽教室に勤めるか自宅でピアノ教室を始めるかのどちらかです。音楽教室に勤める場合には、与えられたマニュアルどおりに生徒を教えますが、自宅でピアノ教室を始める場合は、レッスンのカリキュラムや生徒の募集などをすべて自分で行わなければなりません。

そのため、ピアノ講師は自分の教室をアピールするための発信力が求められます。ピアノ講師の中には、通常のレッスンに加えてインターネットを利用してオンラインでレッスンを行っている人もいます。ピアノ講師になるには、さまざまなアイデアを駆使して営業ができる発信力を持つことが大切です。

フットワークの軽さも必要な要素

ピアノ講師の仕事は、受け持つ生徒によっても勤務時間が異なります。子供へのレッスンが中心ならば午前中や午後の時間がメインになりますが、会社員や学生へのレッスンが中心ならば放課後や勤務後の夜間がメインになります。さらに土曜日や日曜日についても生徒からのリクエストがあれば、ある程度柔軟に対応することが求められます。

ピアノ講師は生徒が集まらなければ仕事ができません。そのためピアノ講師には、生徒の要望に応じられるようなフットワークの軽さが必要です。

ピアノ講師になるための学校・教室

音楽大学に進学してピアノ講師を目指す

ピアノ講師になるための特別な資格はありませんが、生徒を集めるためにはある程度の学歴が求められます。ピアノ講師については「音楽大学卒業」の学歴を持っていると、多くの生徒から信頼されやすくなります。さらに、小学校や中学校の音楽の教諭免許を持っていると生徒を集めやすくなります。

専門学校に進学してピアノ講師を目指す

ピアノ講師の中には、音楽に関連した専門学校に進学した人もいます。専門学校ではピアノの演奏技術を学ぶための充実した施設が用意されているところもあります。また、現役のミュージシャンによるより実践的な授業を行っているところもあります。夜間に授業が開かれる専門学校もあるため、社会人からピアノ講師を目指す人にもおすすめです。

以下のような学部や学科名の場合は、ピアノ講師を目指す人のためのカリキュラムが用意されていることがあるので詳しくチェックしてみるといいでしょう。

  • 音楽学部
  • 芸術学部
  • 演奏学科
  • 音楽総合アカデミー学科
  • ミュージシャン学科
  • 音楽表現学科

独学でもピアノ講師になることは可能

ピアノ講師の中には独学で学んだ人もいます。特別な資格がなくても、確かな技術と指導力があればピアノ講師になることは可能ですし、音楽大学に進学しなかったものの、ソロリサイタルなどを開催して活躍するピアニストもたくさんいます。

ただしピアノ講師になるためには、ピアノの演奏技術だけでなくピアノの基礎知識を習得しておくことは大切です。音楽教室の中には、ピアノ講師の育成を専門としたところもあるため、まずは基礎知識を身につけてから講師を目指すこともできます。

資格を取得してピアノ講師になる人も

大手のピアノ教室での勤務を希望する人は、ピアノ講師に関する資格を取得することをおすすめします。音楽教室の大手であるヤマハや日本音楽協会では、ピアノ講師を目指す人のための検定試験を行っています。試験内容は、筆記試験のほかに楽典や聴音、演奏などの試験もあります。

ピアノ講師になるには?まとめ

ピアノ講師には熱意と技術が必要

ピアノ講師になるには、生徒に教えるための熱意が大切です。生徒のためにピアノの楽しさや喜びを上手に伝えられるようになれば、信頼されるピアノ講師として働くことができるでしょう。

加えて、ピアノ講師にはピアノを上手に演奏するための技術力も不可欠です。常にピアノの演奏技術を高めたいという向上心を持ち続ければ、どんな生徒にも対応できるでしょう。

ピアノ講師になるための特別な資格はありませんが、生徒を集めるためにも音楽大学卒業などの学歴があると良いでしょう。技術と指導力があれば独学でも講師になることは可能ですが、ピアノに関する基礎知識は必要です。

ピアノ講師の参考情報

平均年収200万円〜300万円
必要資格 必要資格なし
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職種音楽・ラジオ

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