ピアノ講師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

ピアノ講師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

ピアノの技術や音楽の楽しさを生徒に伝えるピアノ講師の仕事。ピアノは、幼少期の習い事の中でも、昔から常に不動の人気を誇っています。今回はこの記事で、ピアノ講師の仕事内容ややりがいなどについて詳しくご紹介します。

ピアノ講師とはどんな仕事?

ピアノの技術・音楽の楽しさを伝える

ピアノ講師は生徒がピアノを弾くことができるようにする「技術面の指導」と、ピアノを通して「音楽の楽しさを伝える」ことが主な仕事です。その多くは30分から1時間のレッスンの中で行われ、ピアノ講師は生徒一人一人の技術や能力に合わせながら技術指導を行います。

ピアノという楽器を通して音楽の魅力や意義を伝えることもピアノ講師の重要な仕事です。ピアノは「情緒や感性」の教育にもつながり、「音楽のある生活が人生を豊かにする・人間性の深みが増す」などの実感も得ることができます。

昨今では人口の減少によってピアノを習う子供の数も少なくなってきました。しかし一方では、シニア世代の増加に伴い年齢を重ねてからピアノを習い始める人も増加しています。以前はクラシックを主なレッスン内容としていたピアノ教室も、ジャズ・ポップス・ブルース・ロックなどの多彩な分野を学ぶことができるように変化してきています。

働くスタイルは2種類

ピアノ講師として働くには、主に2種類の方法があります。1つめは企業や組織が運営するピアノ教室の講師として所属すること。2つ目は個人でピアノ教室を開講してピアノを教える働き方です。

両者とも生徒にピアノを教えることに変わりはありませんが、どちらの働き方にするかによって、レッスンの進め方や仕事の幅が異なります。

出張レッスン専門のピアノ講師もいる

働くスタイルに関係なく、出張レッスンを専門にしているピアノ講師も存在します。「子供が小さく教室まで通うのが大変」「自宅周辺にピアノ教室がない」などの場合に利用されることが多いようです。

ピアノ講師の具体的な仕事内容

体験レッスンの開催

近年、どのような習い事でも「体験レッスン」を開催している教室を多く見かけます。教室の雰囲気や先生との相性を確かめるために、習い事を始める多くの生徒は体験レッスンの申し込みをしてから入会の手続きをするのが一般的です。

ピアノ講師はピアノ教室の楽しさや魅力を伝えるために、体験レッスンの内容を計画し、自分の教室の特徴や強みをその場で伝えなければなりません。組織に所属しているピアノ講師であれば企業が体験レッスンの広告やPRを行ってくれますが、個人の場合は自分で人を集める必要があります。

近年では今まで行われていた紙媒体や口コミでの集客以外にも、ホームページやSNSでの情報発信などが必須です。ピアノの体験レッスンでは「いかに多くの人に興味を持ってもらえるか」ということが最大の焦点となり、その結果が生徒の増加やピアノ教室の運営に大きく影響してきます。

レッスン

ピアノ教室でのレッスンはピアノ講師のメインとなる仕事です。一般的なレッスン時間は30分から1時間で、生徒の年齢や教室の種類ごとによって異なります。

ピアノ初心者であれば教則本のバイエルから始まり、ブルグミュラー・ツェルニー30番・ツェルニー40番・ツェルニー50番・ショパンエチュードと徐々に難易度を高くしていくのが一般的です。

生徒は家で練習を行い、レッスンの中でピアノ講師からアドバイスや指導を受けます。

グループレッスンはカリキュラムによって進める

グループレッスンは、大手楽器店などが未就学児童にピアノを教える時に多く見られる指導方法です。複数人の生徒を1つの教室に集めて定期的にレッスンを行います。このような場合のレッスン内容は、企業が設定したカリキュラムや用意した教材を使って行われるため、ピアノ講師は企業の方針に従って指導をします。

個人レッスンの場合は生徒の上達具合によって進める

全ての場合に当てはまる訳ではありませんが、個人レッスンの場合はピアノ講師の指導における自由度は高くなります。それは、生徒の集中力や上達度によって、教材を自分で選んだりレッスンの進め具合の調節ができたりするからです。

大人の生徒はもちろん、大手企業では主に小学生以上の子供に個人レッスンを行っています。生徒のレベルに合わせて丁寧に指導できることが、ピアノ講師にとっての個人レッスンの魅力です。

発表会を行う

ピアノ教室では1年に1回、または数年に1回の割合で定期的にピアノ発表会を行っています。組織に所属しているピアノ講師であれば、ある程度は会社が準備を行ってくれますが、個人経営の場合は準備などを全部自分で行う必要があります。

発表会は生徒数や資金の関係で他のピアノ教室と合同で開催したり、ピアノ講師の個人宅でささやかに開催したりする場合も珍しくありません。大きな会場を使用する場合は約1年前からの予約が必要とされているので、準備には期間を要します。他にも、プログラム作成・ステージ用の花・司会・受付などの準備も必要です。

ピアノ発表会は生徒が日頃の練習の成果を家族や友人、他の生徒に見てもらう場です。また、発表会での演奏では生徒自身が達成感を味わったり、自信をつけたりする場でもあります。個人経営のピアノ講師にとっては、発表会の準備が負担に感じることが多いかもしれません。

しかし、発表会を行うことは生徒やその保護者の今後のやる気や、教室の活性化につながるので、ピアノ教室にとって欠かせないものとされています。

経営管理

個人でピアノ教室を開催している場合は、経営管理も教室の存続に関わる大切な仕事です。「月謝はいくらで設定するのか」「どれくらいの人数を集めるのか」「教材などの費用はいくらかかるのか」など、金額に関する全ての事柄を決定し、上手に経営を進めていく必要があります。

また、画定申告をするための毎月の帳簿管理も必要です。他にも、生徒を集客するための教室のPRも欠かせません。生徒が集まらなければ教室の運営は成り立たなくなってしまいます。そのため、ホームページ作成などあらゆる手段を講じて、教室の存在を広める必要があります。

教室の管理

教室の管理も個人経営のピアノ講師にとっては大切な仕事です。特にピアノは色々な人が直接手で触れる楽器。教室内をいつも清潔に保つことは個人教室のイメージにも大きく関係してきます。

また、ピアノには定期的な調律が必要です。音が狂ってしまっては正しいレッスンを行うこともできなくなります。一般的な調律のペースは半年から1年に1回とされています。しかし、ピアノの教室などの稼働時間が長い場合は数ヶ月で音がずれてきます。

ピアノ講師はこまめにピアノの調律を調律師に行ってもらい、正しい音でレッスンを行うことが大切です。

勉強をして知見を広める

ピアノ講師として働くためには生徒にピアノを教えるばかりでなく、ピアノの腕が落ちないように自分の練習をする必要もあります。

また、音楽の視野や教えるジャンルを広げるために、専門分野以外の演奏技術を習得することや、音楽の幼児教育に多い「リトミック」の指導方法を学ぶことなどが、今後の仕事の幅を広げ、良い講師になるための糧となるでしょう。

ピアノ講師の仕事のやりがい

生徒の成長を感じることができる

ピアノ講師と生徒の関係では、何年にもわたって師弟の立場として関わりを持つことも少なくありません。特に生徒が幼児や子供の場合は、技術面の上達だけでなく、人として段々と成長するのを見ることができるのは、ピアノ講師として多いにやりがいや喜びを感じることができるポイントとなります。

また、ピアノ講師は多くの人と接しながら生徒と一緒に自分も成長する喜びを感じることができる仕事です。

自分の好きなことに仕事で携われる

ピアノ講師になる人の多くは、幼少期から長い間ピアノに接してきた人がほとんどです。好きなことをそのまま仕事にできること・常にピアノに触れることができる環境に身を置けること・勉強をし続けられることはピアノ講師にとってとても幸せなことです。

また、今まで培ってきた音楽の知識や技術を多くの人に伝えることができ、生徒が音楽やピアノを好きになったり、感謝を述べられたりした時も、ピアノ講師としてのやりがいにつながります。

ピアノ講師の仕事内容まとめ

ピアノを通して生徒と一緒に成長する

ピアノは年代に関わらず、多くの人から愛されている楽器です。ピアノ講師はレッスンを通して幼児から大人まで幅広い年齢層にピアノの技術を教え、音楽の素晴らしさを伝えることができます。

レッスン期間が長ければ長いほど生徒の成長を感じることができることや、自分の好きなピアノに携わっていられることが、ピアノ講師としてのやりがいにつながるでしょう。

ピアノ講師の参考情報

平均年収200万円〜300万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種音楽・ラジオ

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