映画監督になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

映画監督になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

映画監督になるには映画撮影の様々な困難に立ち向かい、仲間に信頼される事が必要です。映像技術の進歩から基礎学習の大切さも見直されてきました。適性も踏まえて映画監督として活躍するまでに意識したい特徴をご紹介します。

映画監督になるには何が必要?

映画監督は映画制作の統括責任者

映画監督に必要なことは映画を撮る事だけではなく、多岐にわたります。撮り終えた映画を編集作業の末、作品にまでまとめる工程も含まれます。

昨今では映画プロデューサーの役割について兼務する事も多くなりました。映画のスポンサー企業との折衝や、完成後のPR活動に映画監督が登場することも珍しくありません。

映画を撮り始める前から完成後まで、映画制作の統括責任者として現場全体に気を留めながら取り仕切ります。

作品が形になる前からゴールを意識できること

新しい映画という作品は、世に生まれるまで誰も見たことのないものです。無から有を生み出す映画監督には、普通の人には見えないゴールまでの一貫した道のりを意識することが必要と言われます。

ゴールまでの道のりは、目新しい独創性に限る話ではありません。ありふれた日常でも、最後まで見ることにより成り立つ映画はあります。視聴者が頭の中で考えを深めるための助けとなれば成り立ちます。映画監督は、この助けとなるまでの一貫した流れを組み立てることとなります。

変更内容への決断力

撮影中には、映画を撮り始める段階では予期していないトラブルが多数起こります。例えば、想定していた撮影方法が難しくなった場合です。機材の故障やロケ地の利用不可、小道具の準備不備など様々な原因で起こります。

配役していた役者にトラブルがあり、変更となるケースもあります。人が関わる問題だからこそ、映画監督側が予防をしていても防ぎきれない問題もあります。

このようなトラブルに対して、映画撮影前の条件から後のPRまでを総合的に考え、現場で変更の判断を即決しなければなりません。状況に応じた決断力が必要となります。

多くの専門家をまとめる力

映画作品には、工程ごとに様々なプロフェッショナルが担務します。例えば役者の衣装であればスタイリスト、撮影であればカメラマンです。各担務の意見を参考にしながら決断するのが映画監督となります。

個々のプロフェッショナルが力を発揮するための環境を整える事も映画監督には必要です。いくら映画監督に決断力があっても、各専門家が力を出し切れない環境ではよい作品とはなりません。

周りの人がついてきてくれる人間的魅力

映画撮影は多くの人が集い、時間をかけて撮影を行う大変な作業となります。周りの人が、監督のためにがんばろうと思えるような人間的魅力が必要とされます。

何事も精神的、肉体的に追い込まれてきた時にこそ支柱となる存在が必要です。映画制作という困難に対して、この支柱となる役割を映画監督が担えるような人間的魅力を求められます。

信頼されることが大事

映画撮影の現場では、時には厳しい言葉をかけなければならない状況もあります。相手に改善を促す厳しい言葉は、信頼がなければ投げかけた相手に届きません。

人間同士の関係として信頼が前提となります。常日頃、信頼されるような振る舞いが映画監督には求められます。映画監督にとって、信頼されることがよき作品という仕事に繋がります。

映画監督に向いている人、適性がある人

映画を撮る事が好き

朝から晩まで映画について考えていたい、というくらいの映画好きであることが必要です。映画を観ることも当然として、映画を撮ることが大好きであるという好きの程度が大切です。

映画というジャンルは、好きであると言える映画鑑賞のファンが多いです。映画を見るファンであるという次元から一歩踏み込んで、撮るという段階まで好きの程度を上げられる人が適性ありと言えます。

様々な芸術分野に興味をもてる

普段専門として撮る映画のジャンルから離れた芸術分野に対しても興味を持てる人が向いていると言えます。

直接取り入れられる要素がないと思われるかもしれません。しかし、無から有をつくりだすという芸術のプロセスが非常に参考となります。

常に様々な芸術分野からアイデアの引き出しを増やす形で取り入れていく姿勢が大切です。年月が経つにつれて、この継続から蓄積された基礎力の差が出てきます。

精神的に打たれ強い

映画撮影の妙案が浮かんでいても、順調に撮影へ入れないケースもあります。例えばスポンサーがうまくつかない事や、撮影中にトラブルがあり撮影継続が難しいことです。

映画監督の妙案という前向きな気持ちと真逆の事が他者要因により起こるという形です。このような時に落ち込んでいて前に進めなくならない事が大切とされます。

精神的に強さが求められる仕事です。撮影が完了できた後も公開までステップがあるため、途中で気持ちが切れない粘り強さが必要です。

金銭的な困難にも継続していく気持ち

制作コストの削減を求められる事は日常的によくおこっています。金銭面での困難に挫けず、現実の映画撮影環境に合わせていく姿勢が大切です。

金銭面で代替案に切り替える柔軟さが必要とされます。プライドの高さなどこだわりが強すぎても商業ベースで採算が合わず、結果として映画監督に対する評価が下がる形となりかねません。

撮影を継続できる体力

映画の撮影は早朝や深夜など、様々な時間で対応されることも多いです。撮影場所も海外など遠方に長期撮影という形も珍しくありません。予定していた海外撮影のスケジュールが遅れて延長し、予定以上に滞在する必要が出てくるケースもあります。

映画作品は短期間で制作が完了される事の方が稀です。長時間の撮影や環境の変化に持続して対応できる体力が必要です。

無理を続けないことも大事

見た目は体力があると思われる人も多いです。しかし、そのような人が急に調子を崩してしまうケースがあります。蓄積疲労という形で積みあがった疲労をうまく解消できない事が原因となります。

体力があると過信せず、無理を続けないで適度に息抜きできる人が映画監督に向いています。打ち上げなどリフレッシュする機会を大切にする事や、体を意識して休める事が結果として長続きする事になります。

映画監督になるための学校・教室

大学・専門学校で撮影基礎を学ぶ

大学の映画学科や専門学校の映像専攻のように、学校で基礎を学んだ後に映画制作会社に就職するキャリアプランが増えてきました。

以前は学校や教室で学ぶ事よりも、すぐに就職して修行するという流れが主流でした。しかし、学校重視の流れは撮影ノウハウの蓄積が時代と共にされてきた事も背景としてあります。カメラワークや編集方法など、講義も実践的な内容が多くなりました。

映像技術におけるIT化も、基礎学習の大切さを見直すポイントとなりました。最新機器の動作を覚えておく事は、現場においても必要な内容となります。

現場学習から映画監督へ

大学や専門学校を卒業後は、アシスタントとして映画制作の現場に入ります。映画撮影の現場で必要とされる雑用から、様々なプロフェッショナルとの連携方法を学んでいきます。実際の撮影手法を現場でさらに学び、後に助監督としてステップアップを図ります。

助監督として自分が監督だとしたらどう動くかも意識した取り組みを続け、経験を積みます。その後、新人映画監督としての抜擢チャンスを伺う形となります。

映画撮影に携わる中で映画監督への道に進む人も

カメラマンや俳優など映画制作に携わる中で映画監督へ転身する人もいます。映画制作という過程に携わる中で、適所が映画監督だとわかり転身することが多いです。

現場で他のプロフェッショナルの人から認められているという事も、映画監督を目指す他の人と比べてアドバンテージとなります。前職が俳優であれば、俳優の仕事ぶりを周りの人がすでに知っているというのは、仕事上とてもやりやすい環境となります。

自主映画の作品を世に出してデビューする形も増えてきた道

最近の傾向として、自主映画を作成して公開する事による評価から映画監督への道に進む形も増えてきました。

背景として、撮影器機の進化が取り上げられます。映画撮影用のカメラにしても、自主映画として十分見せられるレベルの機材が普及してきました。

youtubeを始めとする自主映画作品を放送できる媒体も増えてきました。自主映画を公開して、一般の方から評価をいただく事が容易になってきた事により、映画監督への道が開けたと言えます。

映画監督になるには?まとめ

困難に立ち向かい、撮影継続できるための信頼が集められるか

映画監督になるには、映画制作の統括責任者として信頼される事が必要です。急なトラブルなど、困難も多くある中で方針転換できる決断力とあきらめない強い気持ちが求められます。

映画撮影の基礎を学ぶ大学や専門学校の授業も近年では充実してきました。肉体的にも精神的にもタフな強さが求められる映画監督ですが、なるための道も充実してきました。

映画監督の参考情報

平均年収400万円~1000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種テレビ・映画・映像

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