イベントプランナーの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

イベントプランナーの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

アーティストやコンサートや新商品のPRイベントを企画するイベントプランナーの仕事。初任給や給与はいくらなのでしょうか?今回の記事では、イベントプランナーの給料や年収について紹介しています。さらに収入アップの方法や他業種からの転職に関する情報もまとめています。

イベントプランナーの初任給

新人イベントプランナーの給料は平均20~25万円

イベントプランナーとして働く場合、初任給は20〜25万円程度が相場といわれています。

厚生労働省が作成した「平成30年の賃金構造基本統計調査(初任給)」のデータによると、大学卒の平均初任給は20.6万円です。さまざまなイベントを企画して観客を楽しませるイベントプランナーですが、給料についても安定しているといえます。

イベントプランナーは、イベント企画会社や大手広告代理店に勤務しているケースが多いです。大手の広告代理店の場合は初任給も高めの傾向で、20代後半の時点で平均年収が300~400万円になるところもあります。ただし有名な広告代理店は就職の応募人数も多いため、採用される可能性は極めて低い傾向にあります。

新人イベントプランナーの仕事は多忙

広告代理店に勤務する新人イベントプランナーの場合は、最初は営業の仕事を中心に行います。クライアントの情報管理やスケジュールの管理を任されたり、企画やプロモーションの調整役を務めたりすることがほとんどです。

他の部署と連携して働くため待機することも多く、深夜まで仕事をすることもあります。そのため、新人イベントプランナーの収入は多めですが、仕事はかなりハードといえます。

未経験でのイベントプランナーへの転職は狭き門

異業種からイベントプランナーを目指す人もいますが、未経験の場合は大変厳しい世界であるといえます。イベントを企画するためには、アーティストや選手の演出方法や商品などのPR方法についての知識が必要となるため、ある程度のスキルがないとイベントプランナーとして働くのは難しいでしょう。

異業種からの転職は給料がダウンする可能性もある

異業種からイベントプランナーへの転職を考えている人は、まずはアルバイトスタッフとしてイベントに関する知識や技術を覚えることが始めるのがおすすめです。ただしイベントスタッフの場合は給料が大幅にダウンするため注意が必要です。

またスタッフとして働き続けてもイベントプランナーに確実になれるという保証はないため、慎重な判断が必要です。

イベントプランナーの平均給与

イベントプランナーの平均給料は約24万円

厚生労働省が作成している「平成30年賃金構造基本統計調査」 のデータによると、イベントプランナーを含む広告業の平均給与は、全国平均が約38.5万円となっています。

イベントプランナーの仕事は、イベントを成功させるためにクライアントと綿密な打ち合わせや他の部門や企業との連携を図ることが多く、イベントの前夜になると徹夜で泊まり込みをして仕事をこなすなど忙しいこともありますが、給料についてはかなり高めのといえます。

イベントが無事に成功をすれば依頼をしたクライアントだけでなく、参加したお客さんにも喜ばれたり感謝されたりすることがあります。頑張って働いた分が給料として反映されるため、やりがいを見つけやすい仕事です。

企画したイベントの規模によって給料が変わることも

イベントプランナーの仕事は、イベントの規模によっても給料は大きく変わる傾向にあります。小さなイベントの場合はそれほど忙しくはありませんが、集客力も低いため給料にはそれほど反映しません。

一方で大きなイベントの場合は、集客力や注目度が高くなるため給料に大きく反映することもあります。ただし大きなイベントには失敗のリスクもあり、沢山の資金を費やしたものの成功しなかった場合には、クライアントが離れていくだけでなくイベントプランナーとして働くことも難しくなることもあり得ます。

そのためイベントプランナーは収入が多い分、責任も大きい仕事といえるでしょう。

就職する場合には特別収入のチェックを

賃金構造基本統計調査には、イベントプランナーを含む広告業に関する「賞与、その他特別給与額」の記載もあり、それによると全国平均で約133.4万円の特別収入があります。イベントプランナーは残業が多い仕事のため特別収入の金額も高めの傾向にあります。

ただし企業によっては各種手当や残業代が支給されない場合もあるため注意が必要です。就職や転職をする際には、必ず給与欄や特別手当の欄などを確認しましょう。

平均給与は働く企業の規模によっても変動する

イベントプランナーの収入は、勤務する企業の規模によっても変動します。賃金構造基本統計調査では、企業の規模別の平均給与も記載されています。それによると、広告業のうち1,000人以上の従業員がいる企業の平均給与は54.2万円となっております。賞与についても273.8万円となっており、平均よりも高い金額です。

有名大手広告代理店などは人気も高く応募しても採用される可能性は極めて低いですが、就職した場合にはかなり高い収入を得ることができるでしょう。

イベントプランナーの平均年収

イベントプランナーの年収は300〜600万円

イベントプランナーを含めた広告業の平均年収を、厚生労働省の統計一覧の平均給与と年間賞与から算出すると約600万円です。

新人の場合月々の給料が20~25万円であれば、年収は300万円台になることも考えられるため、イベントプランナーの一般的な年収は300~600万円程度と予想されます。

イベントプランナーの仕事は、他の業種と比較しても高めの傾向にあります。働いた分だけ収入につながる仕事なのは魅力的です。

経験やスキルを身につければ年収1,000万円超えも

イベントプランナーの中には、さまざまなイベントを成功させてスキルアップに成功している人もいます。ある程度の経験やスキルを身につけるようになると、マネジメントや後輩の育成を任されることもあります。

企業を支えるキーマンとして働くことになり、有名企業で勤務する人ならば年収も1,000万円を超えることもあります。

独立すればさらなる高収入のチャンスも

イベントプランナーの中には、経験やスキルを身につけた後に独立してフリーランスとして働く人もいます。大きなイベントを成功させれば多くの企業から信頼されるようになるため、独立しても沢山の企画を抱える有名イベントプランナーとして活動ができます。

フリーランスとなったイベントプランナーの中には年収が2,000万円を超える人もいます。ただし仕事はあくまでも実力勝負のため、結果を残せなかった場合には収入が減ってしまう可能性もあります。そのため与えられた企画を着実に成功させていくことが高収入のカギといえます。

収入だけでなくやりがいも得られる仕事

日本ではイベントプランナーが不足している状況にあります。そのため独立しても安定して働くことのできる職業といえます。さらに、大きなイベントを企画するようになれば、やがて国際的な大きなイベントを企画できるチャンスも生まれます。

一流アーティストや有名なスポーツ選手のイベントに関わる仕事を行う可能性もあるため、実力をつければ収入だけでなく大きなやりがいも得られる夢のある仕事といえます。

イベントプランナーの給与・年収まとめ

初任給や給与は高め、独立すれば数千万の収入も得られる

イベントプランナーの平均給与や年収レベルは高めです。精神的にも肉体的にもハードな仕事ですが、収入に反映されるため高いモチベーションを持って仕事ができます。

スキルや実績を積めば責任ある立場で働くこともできます。さらに独立してフリーランスとして働くことも可能です。有名イベントプランナーになれば数千万円の年収を稼ぐこともできます。

イベントプランナーという職業は実力が収入へとつながるやりがいのある仕事といえるでしょう。

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イベントプランナーの参考情報

平均年収300万円〜600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種広告・デザイン・アート

統計情報 出典元:

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