グラフィックデザイナーの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

グラフィックデザイナーの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

グラフィックデザイナーの平均的な給与は33~40万円程度と言われており、平均年収は400~450万円程度です。資格や学歴よりもスキルと実績が重視される業界なので、勤務年数が長くなれば自動的に年収が上がるというわけではありません。また、地域性や会社の規模によっても年収水準は大きく変わってきます。本記事では、グラフィックデザイナーの初任給、平均的な給与、平均的な年収など、収入面についてご紹介します。

グラフィックデザイナーの初任給

初任給の平均は22万程度

グラフィックデザイナーの初任給は22万円程度が相場と言われており、厚生労働省が発表している、平成29年賃金構造基本統計調査と比較すると、平均的な水準といえます。

賃金構造基本統計調査によると専門技術サービスの分野において、高校卒業生の給料は19~22万円程度になっており、大学卒業者であれば25万円程度になっています。

グラフィックデザイナーとして、ある程度の仕事ができるようになるまでには時間がかかるため、新卒時から高い給料を貰うのは難しいでしょう。

地域によって初任給にも差がある

インターネットの求人サイトをチェックすると、グラフィックデザイナーの応募が出ていますが、地域によって給料に違いがあります。関東や近畿地区の平均給与は高くなっており、東北や九州地方の平均値は低い傾向にあります。

例えば、神奈川県の平均給与水準は高く、福岡県よりも4~7万円程度、高い傾向があるので新卒のグラフィックデザイナーとして高い初任給を貰いたいなら、大都市で就職するという方法もあります。

グラフィックデザイナーの平均給与

平均給与は33~40万円程度

グラフィックデザイナーの平均給与は33~40万円程度と言われており、一般的なサラリーマンと同じ水準になると思われます。

厚生労働省が発表している、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額を参照すると、デザイナーの全国平均は31万円程度なっておりグラフィックデザイナーの給与もこれに準じたものになるでしょう。

しかし、個人の実力や勤める会社の規模のよって大きな違いがあり、優秀なグラフィックデザイナーであれば50万円以上の給料を貰うことも可能です。

派遣社員やアルバイトでは、時給1,200~1,700円程度

グラフィックデザイナーは正社員だけでなく、派遣社員やアルバイトとして働く方法もあります。インターネットの求人サイトを見ると派遣社員やアルバイトの場合の時給は1,200~1,700円程度となっており、個人のスキルや経験によって差があります。

例えば、1日8時間勤務した場合、21~30万円程度の給料になります。決して、高い給与ではありませんが、全く生活できないというレベルではないでしょう。結婚後、子育てを終えて復帰する人など、ブランクのある人でもグラフィックデザイナーとして働くことが可能です。

年齢別にみるグラフィックデザイナーの給与傾向

グラフィックデザイナーの業界は、年齢よりも経験とスキルが重視されます。そのため、公務員のように年齢を重ねれば自動的に給与が上がるシステムではありません。

参考として年齢別の給与水準をご紹介します。年齢に伴ってスキルが認められた場合、30代で30万円程度、40代後半で33~35万円、50代に入り役職が付くことで50万円以上の給与も可能です。

基本的にグラフィックデザイナーなどのクリエイティブ職の場合、勤務年数に応じて給与があげる傾向が低く、高い給与を目指すのであれば転職や独立などの手段が必要と考える人も多いようです。

グラフィックデザイナーの平均年収

平均年収は400~450万円程度

グラフィックデザイナーの平均年収は400~450万円程度と言われており、日本の平均年収は440万円程度と比較しても平均的な数値となっています。

グラフィックデザイナーの年収は働く環境によって大きく変わり、一部大手の広告代理店であれば勤務10~20年で年収1,000万円近い水準に達することもあるようです。

一方で、小規模のデザイン会社の場合、勤務年収が長くても年収400万円を下回る可能性もあります。

従業員の人数によって年収も変わる

賃金構造基本統計調査の情報を参照すると、専門技術・サービス業に従事する人の年収は従業員数、つまり会社の規模によって差があることが分かります。

例えば、従業員が100人以下の場合の年収は300~370万円以下であるのに対し、1,000人以上の従業員を抱える企業に勤務する場合は350~510万円程度の年収になっています。

グラフィックデザイナーとして平均よりも高い年収を貰いたいのであれば、大手企業への就職を目指すといいでしょう。

年齢別にみるグラフィックデザイナーの年収推移

参考として、グラフィックデザイナーの年齢別の年収推移をご紹介します。個人差がありますが、20代前半では280万円程度。30代後半になると450~480万円程度に年収をもらう人もいます。

また、40代~50代に入ると500~700万円程度の年収に達している人もいます。グラフィックデザイナーとして活躍する女性もいますが、女性の場合は280~400万円程度が相場のようです。

大手の広告代理店では年収1,000万円も可能

年収1,000万円の水準を目指すのであれば大手企業への就職がカギになるでしょう。インターネットの求人サイトを調べるとグラフィックデザイナーが高額年収で募集されていることがあります。

代表的な大手企業としては、テレビ業界、富士ゼロックス、アマゾンジャパンなどがあり、年収800~1,000万円で募集されています。

当然、高いスキルと実力、実績が必要になり、多くの責任を担うためストレスのかかるポジションになりますが、自分の才能を最大限に試したいという人はチャレンジしてみるといいでしょう。

グラフィックデザイナーが年収をアップさせる方法

キャリアアップを目指す

グラフィックデザイナーが年収をアップさせるためには、実力を身に着けキャリアアップする必要があります。

昇進の評価基準は社内判断になるため、しっかりとした評価基準が設定されている企業に就職することが重要になり、実力を身に着けても昇進が期待できないようであれば転職を視野に入れることもできます。

グラフィックデザイナーがキャリアアップできるポジションをいくつかご紹介します。

チーフデザイナー

チーフデザイナーとは、プロジェクトチームの進捗管理を行なうポジションで、スケジュール調整や新人の育成プログラムを管轄します。

グラフィックデザイナーはチームで仕事をすることが多いので、早い段階でマネジメントスキルを身に着けておくといいでしょう。

個人差がありますが、チーフデザイナーになるには5~7年程度のキャリアが必要といわれており、平均年収は400~500万円程度になっています。

アートディレクター

アートディレクターとは、プロジェクト全体を監督するポジションなので、クライアントとのコスト管理や報酬額の交渉なども行います。

グラフィックデザイナーよりもマネジメントスキルが必要となる仕事なので、キャリアアップを目指すのであればマネジメント系の資格を持っておくことをおすすめします。

アートディレクターはデザイナーやコピーライター、カメラマンの仕事内容も監督するため、コミュニケーション能力が欠かせません。6~10年程度のキャリアが必要といわれており、平均年収は500~700万円程度になっています。

大手に努めるアートディレクターであれば、1,000万円近い年収を得ることも十分可能なので高額年収を目指す人にはおすすめです。

待遇の良い環境に転職

会社の規模や経営を考えて、これ以上の昇給を望めないのであれば、よりよい環境に転職するのも一つの方法です。グラフィックデザイナーとしての実績とスキルがあれば、労働環境を変えるだけで、年収が大きくアップすることもあります。

例えば、Web系のグラフィックデザインを担当していた場合、CSSやHTMLなどのプログラミングスキルを活かして、ホームページの制作会社に転職することも可能です。

また、転職を有利に進めたいのであれば、転職エージェントを利用するといいでしょう。一般公開されていない求人情報を紹介してくれることもありますし、面接までのステップを融通してくれる可能性もあります。

フリーランスとして活躍する

グラフィックデザイナーとしての可能性を広げたいと思うのであれば、フリーランスとして独立するという選択肢もあります。大手から定期的に依頼を受けることができれば、1,000万円以上の年収も夢ではありません。

しかし、独立してすぐに収入が安定するとは考えにくいでしょう。最初は、会社勤務していた時よりもはるかに低い年収になる可能性もあります。できるだけ安定して仕事を受けるためには、会社勤めの時から人脈作りに時間と労力をかける必要があります。

自分の顔と名前を覚えてもらうことやインターネットを使ってフリーランスのネットワークを作っておくのも効果的です。大きな可能性を秘めている選択肢ですが、その反面リスクもあるため十分に検討したうえで決定しましょう。

グラフィックデザイナーの給与・年収まとめ

グラフィックデザイナーの年収は実績によって差がある

グラフィックデザイナーの平均年収は400万円程度になっていますが、個人の実力や勤務する企業の大きさによっては500~700万円程度の年収を貰っている人もいます。

また、大手の広告代理店への転職やフリーランスとして独立した場合、1,000万円近い水準の年収を手にすることも十分可能です。

グラフィックデザイナーは年齢や資格、学歴よりも実績とスキルが重視される業界なので、高額年収を手にするためには多くのプロジェクトに参加して、自分にしか生み出せないデザインを作り続けることが重要です。

グラフィックデザイナーの参考情報

平均年収400万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種広告・デザイン・アート

統計情報 出典元:

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