書店員の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

書店員の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

書店員に必ず取得しなければならない資格はありませんが、書店員として働くためには採用試験に合格する必要があります。特別な学歴や知識も必要ありませんが、書店員として働くうえで役に立つ資格や知識にはどのようなものがあるのでしょうか。このページでは、取得しておくと役立つ資格などについて解説します。

書店員に資格は必要?

書店員に必要な資格はないが、採用面接に受かる必要あり

書店員に必ず取得しなければならない資格はありません。しかし、書店員として雇ってもらうために採用面接に合格する必要があります。書店員の雇用形態もさまざまです。正社員だけではなく、契約社員やパート・アルバイトなどの求人も多く見られます。

書店の経営体制も、大手のチェーン店から個人が営む書店までさまざまです。規模が大きい書店の正社員を目指す場合は、学歴があったほうが有利に就職活動を進められるかもしれません。

最近では、インターネット通販や電子書籍、活字離れなどが影響し、書店の数は激減しています。また、個人で営む書店はさらに経営が厳しくなっています。そのため、正社員としての書店員の募集は減少傾向にあります。

土日祝日や仕事や学校終わりに書店を訪れる人も多いため、お客様で混雑する時間帯もあります。人手が必要な時間帯などはパート・アルバイトで人員を補充したりすることもあるため、雇用形態を問わなければ求人は少なくありません。

パート・アルバイトとして書店員の経験を積み、正社員に登用してもらったり、他の書店へ転職したりするルートもあるでしょう。

小売業・接客業・流通業で役立つ資格を取得すると業務に生かせるかも

書店員として必ず取得しなければならない公的資格は特にありません。書店は小売業であり、接客業でもあります。将来、店長など店舗運営や経営、売り上げに関するマネジメントスキルが必要となるのであれば、簿記や経営学、マーケティング関連の資格をとったり勉強をしておくのもおすすめです。

特に、書店員が企画したフェアや、お客様の需要に沿った売り場づくりは売り上げにつながることがあります。

書店員に役立つ資格「販売士検定」

「販売士検定」は小売業・流通業でも注目されている、仕事に役立つ検定

書店員になるために必ず取得しなければならない資格はありませんが、取得することで仕事に役立つ資格や勉強はあります。

日本商工会議所が認定を行っている販売士検定はリテールマーケティング検定とも呼ばれています。経済産業省と中小企業庁後援の公的資格でもあります。試験では販売に必要な商品知識や販売技術だけでなく、仕入れや在庫管理やマーケティングなどの知識について出題されます。

デパート、専門店、スーパーなどの小売店だけでなく、流通業界からも注目されている検定試験です。接客に関する知識のみならず、売り場や店舗を管理する知識を身に付けたり、店舗経営に関するお金の動きに関する知識も学ぶことができます。

検定のレベルは1級から3級まで3つに分かれており、どの級からでも受験することが可能です。順序良く勉強していきたい方は3級から受けるとよいでしょう。最上位である1級では経営計画の立案や財務予測などの経営管理や、責任者やコンサルタントという立場で経営にかかわっていく人材を目指します。

書店員としてステップアップし店舗経営だけにとどまらず、企業全体の経営戦略やマーケティングに携わりたいと考えている人は1級取得を目指すことをおすすめします。

販売士検定に合格すると更新が必要?5年ごとに講習会などに参加する必要あり

販売士検定は取得後5年ごとに更新が必要な資格です。講習会や指定の通信教育講座を受講しなければ更新することができません。定期的に新しい知識を学ぶことができるのも販売し検定の魅力の1つでしょう。中には、社員教育に販売し検定を取り入れ流通・小売・卸売業界などでも活用されています。

販売士検定の合格率はどれくらい?しっかり勉強すれば難しくない検定試験

販売士検定の最近の合格率は、3級では50~60%程度、2級は50~60%程度、1級は20%前後です。回によって若干の前後はありますが、2級・3級に関しては半分以上の人が合格しています。認定を行っている商工会議所から公式ハンドブックも出ているため、しっかりと勉強すれば難易度はそれほど高くないでしょう。

書店員として販売士の資格取得に向けて勉強すると、仕事に直結する知識を学べるかもしれません。業務内容に反映できるように学んでいく必要があるでしょう。

その他の書店員に関連する資格

役立つマーケティング知識を身に付ける「マーケティング・ビジネス実務検定」

マーケティングとは、商品が効率的に売れるように市場調査・製造・輸送・販売・宣伝などを行うことです。販売戦略という言い方をされることもあります。

「マーケティング・ビジネス実務検定」は国際実務マーケティング協会(International Marketing Skill Standardizing Association)が主催している民間資格です。流通業やサービス業など、特定の業種にとらわれず、仕事ですぐに役立つトータルなマーケティング実務知識を身に付けることができます。

書店員は過去の売り上げの動向や客層、世間の流行などからどのようなジャンルの書籍・雑誌などが売れるか予測を立てて売り場を作って販売したり、宣伝する必要があります。実務的なマーケティングスキルを身に付けるために、ぜひ利用したい資格試験です。

マーケティング・ビジネス実務検定はA級・B級・C級と3段階に分かれています。受験するために特別な条件はなく、どの級からでも受験可能です。マーケティングについて全く勉強したことがない人や、実務経験がない人はC級から勉強することで順序良く基礎を身に付けることができるでしょう。

C級ではマーケティング・オペレーション基礎レベルとして定形業務ができるレベルを求められます。B級ではマーケティング・オペレーション応用レベルとして業務の運営ができるレベルです。A級ではマーケティング戦略・マネジメントレベルとなり、戦略立案や判断業務ができる知識やスキルが求められます。

書店員として店舗の売り上げを管理したり、積極的に経営戦略を立てる管理者の立場を目指すのであればA級を目指してマーケティングについて学ぶとよいでしょう。

書店員に役立つ資格が取れる学校・教室

資格取得にも力を入れている「東京工学院専門学校 経営情報科」

経営情報科では2年間のカリキュラムで「経営」と「情報」を基礎から学び、あらゆる業界・企業で通用する人材を育成します。資格取得にも力を入れており、お金の流れを理解することができる簿記検定や販売士検定、パソコンの基礎スキルなども身に付けることができます。

また、Wスクールシステムを導入しており、さらに2年間提携の大学、学部で学ぶことで高度専門士と学士の同時取得を目指すことができます。東京工学院専門学校で取得した単位が、大学卒業単位の一部として認定されます。

社会人になってから役立つ実践的なスキルを身に付ける!様々なカリキュラム

経営情報科では「デュアルシステム」を採用しています。デュアルシステムでは実際に企業で実習を行い、修了時に成績評価を企業からもらうことで単位として認定されるシステムです。午前中は学校で勉強し、午後から企業で実務実習を行うことも可能です。働くことで給料も支給されるため、経験を積みながら経済的な負担を軽減することができます。

そのほか授業で実際に得た知識を活用して、実際に学生がカフェを経営します。学生自らメニューを作成したり、接客、経理など社会人になってからも生かせる実務的な経験を積むことができます。

書店員の資格・試験まとめ

マーケティングや経営について勉強すると役に立つ!

書店員になるために必ず取得しなければならない公的な資格はありません。特別な学歴も必要ありませんが、書店員として企業に採用してもらうために学歴があったほうが就職に有利なこともあります。

小売業や流通業で役に立つマーケティングや、店舗を運営するための経営関連の資格を取得したり、勉強して知識を身に付けておくと業務に役に立てることができるでしょう。接客する機会も多いため接客スキルも身に付けておくことをおすすめします。

書店員の参考情報

平均年収250万円~350万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種販売・サービス

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