書店員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

書店員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

書店員になると給与や年収はどれくらい稼げるのでしょうか。書店と一言で言っても個人経営の書店から大勢の社員を抱える大企業までさまざまです、就職する書店や企業の規模によっても給与はかなり差が出ます。このページでは、書店員の具体的な給与・年収について紹介していきます。

書店員の初任給

書店員の初任給はどれくらいもらえるか?大企業に就職すれば平均的な水準

正社員の書店員の初任給はさまざまな要素で変動します。特に就職する書店や企業の規模は初任給に大きな影響を与えます。

都市部で就職するか、地方で就職するかによっても異なるでしょう。また、全国に店舗を持っている大企業の社員として採用されるためには学歴も重視され、4年制大学を卒業している人しか新卒採用を行わない場合も多いです。

大型書店員の大学新卒初任給は20万円前後です。一般的な大学新卒の初任給とほぼ同等の水準と言えるでしょう。また、大学院を卒業している場合や、転勤を伴う総合職での就職の場合は、さらに初任給が増えるケースもあります。

個人で経営している書店へ新卒入社した場合は、経営者の判断やその店の経営状況によって異なるため一概に初任給の統計を出すのは難しいです。

パート・アルバイトとして書店員をした場合、給与はどれくらいか

インターネット通販や電子書籍の普及、人々の活字離れなどが進むことで書店にも影響が出ています。ひと昔前に比べると書店の数は激減しています。書店の減少に伴い、正社員の募集も以前と比べると少なくなっています。

しかし、パートやアルバイトの書店員の募集はまだまだ多いです。特に大型書店やチェーン店は年中無休で営業している店も多く、土日に客足が増えたり帰宅ラッシュの時間帯にレジが混雑するなど、お客様の対応に人手が必要となります。本から離れてしまっているような人も多く、人材の確保は各書店が頭を悩ませている問題でもあります。

企業によってはパート・アルバイトから優秀な人材を社員登用している場合もあります。正社員以外の雇用形態で経験を積んだ後、他の企業に書店員として転職する方法もあるでしょう。正社員として書店員の仕事に就くのが難しいようであれば、パート・アルバイトからスタートしてみるルートもあります。

ただし、パート・アルバイトの書店員の時給は決して良いとは言えません。都内の大型書店でも、最低賃金の時給でパート・アルバイトの求人を出していることが多く、地方でも同様の傾向がみられます。県によって定められた最低賃金は異なりますが、勤続年数が長くなっても時給が増えないなど、給与面では良い待遇とは言えないでしょう。

それでも求人に応募する人が少なからずいるのには、本やマンガが好きだったり、業界の裏側を見てみたいと思う人が多いからと言えます。ドラマなどで書店員の仕事が取り上げられたこともあり、本に対する情熱をもって求人に応募する人が多いのは事実です。

書店の形態もさまざま!レンタル事業やカフェを併設しているブックカフェも

書店と一言で言っても、純粋に書籍のみを扱っている書店は最近では少なくなっているかもしれません。

企業によってはCD・DVDやマンガのレンタルをするリース事業から利益を得ることで、利益拡大を図っていることもあります。また、店舗内にカフェを併設し、ドリンクを飲みながら未購入の書籍を楽しめるブックカフェなどさまざまな業態も登場しています。書籍のみを取り扱っているように見えて文房具などの雑貨を販売しているお店も多いです。

そのほか大きな企業では、書店にかかわる仕事には本部で企画・広報・営業をする部署があったり、在庫管理や書籍検索を行うためのシステム管理を担当する部署もあります。書店員はもちろんですが、書店に関する仕事の幅を広げてみるのもおすすめです。

書店員の平均給与

就職した企業によって給与は大きく異なるが、一般的に低めの水準

書店は個人経営の店舗から大企業まで、経営規模がさまざまです。さらに、雑貨などを取り扱うバラエティショップの要素が強い書店や、CD・DVD・マンガなどのレンタル事業を行っている店舗も新刊の書籍や雑誌を販売していれば「書店」と呼ぶことができるでしょう。そのため、一概に平均給与を統計的に求めるのは難しく、また、公表していない企業も多いです。

しかし、一般的に書店員の平均給与は、同世代で同じ勤続年数の別業界に比べて給与水準が低い傾向があるようです。各種求人募集などで月収を確認すると、およそ20~30万円の範囲となっています。

大手の書店の場合、40代以降は店長などの役職がついたり、店舗勤務から本部勤務など裏方の仕事に回ることで手当てが増える可能性があります。しかし、役職に就かなければ突出した増額は見込めない可能性もあります。また、大企業に勤めた場合、月収に加えて残業代や福利厚生など各種手当が支給されることもあります。

書店員は決して楽な仕事ではありません。力仕事もあり、接客も行う必要があります。また、土日は客足が増えることが多いので土日に決まった休みが取れることは少ないでしょう。一般的な給与水準より低いとされる給与額は、インターネット通販や電子書籍などの余波を受けて先細りする業界の現状とも言えます。

本当に本が好きな方は、給与よりもやりがいを求めて働ける人の方が長く業界で働くことができるのではないでしょうか。

書店員の平均年収

一般的な水準から見ても低い?書店員の年収統計はどれくらいか

書店員の年収は20代から40代の間で250~350万円程度を推移するのではないかと推測されます。もちろん、どの企業に就職するかによって大きく差が出ます。日本で働く40代の平均年収は460~470万円前後と言われているため、やはり平均水準よりも低いと言わざるを得ないでしょう。

書店員が年収を増やすために磨くべきスキルとは?転職を視野に入れてもいいかも

書店員の平均年収は全体的に低い傾向があり、勤続年数が長くなっても給与が上がりにくい実態があります。そのような現状の中で年収を増やす手段としては、やはり副店長・店長などの役職を得る必要があります。しかし、どれほどの役職手当がつくのかは就職した企業次第です。

また、立場が上がることで店舗の利益確保のために売り上げを伸ばす努力を積極的に行っていく必要があり、仕事や責任も増えます。場合によっては休みを取りにくくなることもあるでしょう。

そのほか、書店員として仕事をしながらマーケティングについて学びスキルを磨くことで、より戦略的に販売計画を立てられるようになれば売り上げに反映できる可能性もあります。同業種のより待遇がいい企業へ転職する道も開けるかもしれません。

マーケティング力や接客スキルは書店員としてだけでなく、他の小売業や流通業でも役立つスキルです。本とかかわる仕事にこだわりがないのであれば、他の業界も視野に入れて転職してみるのも選択肢の一つでしょう。マーケティングのスキルを磨くことができていれば、商品企画などの仕事に転職して高収入を得ることも可能になります。

書店員の給与・年収まとめ

一般的な会社員と比べて低めの水準!

書店員の給与や年収は一般的な会社員と比べて低い水準にあると言えます。ただし、就職する書店や企業によって大きく異なります。また、地域によって給与に差が出ることもあるでしょう。

書店員のパート・アルバイトの求人では、地域の最低賃金の時給で募集していることも多く、あまり良い待遇とは言えません。マーケティング力や接客スキルを磨いて、より待遇の良い会社や業界に転職するのも選択肢の一つとしておすすめです。

書店員の参考情報

平均年収250万円~350万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種販売・サービス

統計情報 出典元:

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