水泳選手の資格・試験とは?水泳選手には特別な資格は必要ない

水泳選手の資格・試験とは?水泳選手には特別な資格は必要ない

水泳選手として社会に活躍するためには、どんなことが必要になるのでしょうか?厳しいトレーニングだけではなく、水泳選手になるためには大会ごとに設けられている水泳の標準記録をクリアするなどの条件があります。水泳選手に必要な資格・試験をご紹介します。

水泳選手の資格試験とは?

資格はないが、選手登録が必要

水泳選手になるためには特別な資格が必要ありません。水泳選手として競技活動をしたい方は、各都道府県の水泳連盟(協会)に選手登録することで水泳選手になることができます。

スイミングスクールに所属している、高校や大学で水泳部に入部し活動している方は大学卒業まで水泳選手として活動できます。しかし学校を卒業後、企業で社員選手として競技活動するには大会に出場して標準記録を突破しなくてはいけません。

社会人で水泳選手として活動するには

スポーツで生計を成り立たせるのは難しく、水泳選手もその1つです。高い記録を持っていても水泳選手だけでは生活できないため、競技活動を支援しくれる企業に就職している選手は多くいます。

水泳選手として競技活動支援してくれる企業に就職するにはオリンピック代表を狙えるくらいのレベルの高い記録を持つ実力が必要になるため、大学を卒業したあとも水泳選手としての競技生活を続けられる選手は一握りになることが多い傾向です。

水泳選手として大学卒業も活動するためには数多くの大会出場し大会記録を出せるほどの技能が必要ですが、大会レベルが高くなればなるほど求められる標準記録が高くなって大会出場資格が難しくなってきます。どれほどの標準記録でどんな大会に出場できるのかご紹介します。

水泳選手の資格試験の難易度・合格率

2019年第42回JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技大会の場合

年齢別で標準記録は異なりますが、15~16歳の部で自由形50m長水路(水路の長さが50m以上のもの)の種目の場合は、男子が23.64秒、女子が26.89秒の記録を突破しなくてはいけません。15~16歳の部の個人メドレー200m長水路の場合、男子が2:07.57、女子が2:19.70の記録を突破しなければいけません。

2019年第95回日本選手権水泳競技大会の場合

自由形50m長水路の場合、男子が23.09秒、女子が26.19秒の記録を突破する必要があります。個人メドレー200m長水路の場合は、男子が2:03.5、女子が2:16.26の標準記録を突破する必要があります。

大会に出場するための出場資格はただ趣味で泳いでいるだけで標準記録をクリアできる選手は稀です。これらの記録をクリアするにはスイミングスクールで水泳選手として活躍できるように、強化コースで練習を積み重ねる必要があります。

その他の水泳選手関連資格

水泳選手だけでは生活をしていくことは難しいですが、水泳に関わった仕事をしたい方は選手を育成する立場になる方もいます。しかし教える立場になるには資格が必要です。水泳に関わる仕事をするために取得できる資格をご紹介します。

水泳インストラクターの資格

水泳に関わった仕事の一つである、水泳インストラクター。水泳インストラクター自体には資格は必ず必要ではありませんが、水泳を指導する上で泳法だけ理解するのではなく、事故も起こる可能性がある水の中に対して指導時の危機管理ができなくてはいけません。

適切な水泳指導をするために、必要な知識や技能を見つけている証明としての資格があります。公益財団法人日本水泳連盟の「基礎水泳指導員」という資格です。この資格を取得しておくことで、将来的に水泳教師の資格試験を受験する際に一部の科目の受験が免除されるなどの汎用性が高い資格でもあります。

資格取得の流れ

基礎水泳指導員の資格を取得するには、日本水泳連盟に加盟している各地方自治体の水泳連盟に対して申し込みをする必要があります。申し込み期限、講習・試験の実施日が各加盟団体によって異なるので気を付けましょう。

各加盟団体へ申し込みが完了したあとは9科目の講習について32時間の講義と実技、レポート提出の家庭学習8時間が課せられます。検定試験は講習を受けた9科目から出題され、学科試験は5科目、実技試験は4科目で行われます。

検定試験には面接も行われるので、面接に備えた準備も必要です。これらの試験を行ってその結果から合否が決定されます。合格通知が届いた後は、加盟団体に登録申請を行います。登録申請をする際は、申し込みをした加盟団体の指示に従います。登録申請をすることで基礎水泳指導員の登録が完了し、加盟団体から資格証が交付されます。

基礎水泳指導員は更新がある

基礎水泳指導員の資格には有効期限があり、4年に1回義務研修を受けることで資格の更新を行うことができます。基礎水泳指導員の有効期限があることは忘れずに覚えておきましょう。

日本体育協会の水泳教師資格

スイミングスクールやスポーツジムなどの商業施設で、水泳に関する指導を行う水泳インストラクターの資格の中で、本格的に水泳選手を目指す方を指導するプロコーチになるための資格です。

水泳教師資格には2種類あります。1つは、専門的な水泳指導を行う「水泳教師」の資格。もう1つは専門的な指導ができるとともに、水泳に関する各種事業の計画や立案を行える、各地域にあるスポーツ施設の経営コンサルとのような仕事も行うことができる「水泳上級教師」の資格です。

水泳教師と水泳上級教師それぞれ取得するには

どちらの資格も日本体育協会の「公認スポーツ指導者養成講習会」の共通科目と、日本水泳連盟と日本スイミングクラブ協会が共催している「専門科目講習会」どちらも受講する必要があります。受講後、それぞれ行われる認定試験に合格して取得することができます。

それぞれ取得資格があり、水泳教師の資格を取得するにはまず満20歳以上であることが必要です。水泳上級教師の資格を取得するには、満22歳以上であることが必要です。

水泳教師の資格を取得するためには集合講習40時間、自宅講習132.5時間の計152.5時間の共通科目の講習会を受け、さらに集合講習50時間、自宅講習32時間の計84時間以上の専門科目の講習会を受ける必要があります。

水泳上級教師の資格を取得するためには集合講習60時間、自宅講習132.5時間の計192.5時間の共通科目の講習会を受け、集合講習32時間、自宅講習32時間の計64時間の専門科目の講習会を受ける必要があります。どちらの資格も受講料が17万円かかります。

水泳選手の資格が取れる学校

水泳選手そのものに資格は必要がありませんが、将来はトップ選手を目指している場合どうしたらいいのでしょうか?トップクラスの選手を目指すための学校についてご紹介します。

トップ選手を目指すなら強化選手を輩出した名門スクールに通う

資格ではなく登録をすることで誰でも水泳選手になることはできますが、水泳選手になってから活躍するには、よりレベルの高い大会に出場して記録を残さなければ社会人になってから競技活動するのは難しいとされています。

いろんな大会で記録を残せるような水泳選手を目指すには、多くの方がオリンピック選手を輩出したスイミングスクールに通うか、強化選手を育成するコースを設けているスイミングスクールに通っています。水泳選手としてさまざまな大会に出場するために、スイミングスクールの選手コースに進むことで標準記録をクリアできるタイムを出すことができるように練習が組まれます。

水泳選手を目指すからには覚悟が必要

レベルの高い大会に出場するには、標準記録を突破する必要があります。そのためには当然厳しい練習を積み重ねる必要があるのです。選手コースに進むということは、日々の生活に必ず水泳の練習時間を組まなければいけないので中途半端な気持ちでは続けられない生活になる覚悟を持つことが必要になります。

水泳選手の資格・試験まとめ

選手登録をすることで誰でも水泳選手にはなれる

水泳選手には特別必要な資格はありませんが、社会人になっても水泳選手として企業から支援をもらい競技活動を続けたい場合はオリンピックを目指せるくらいのレベルの記録を持つ必要があります。

また社会人になっても競技生活を送れている選手は一握りしかいない、厳しい世界であるといえるでしょう。

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