水泳選手になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

水泳選手になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

水泳選手は、子どものなりたい職業ランキングでも上位にくることが多い人気の職業です。誰でも目指せるので、大人でも水泳選手を目指す人が増えています。今回は、水泳選手になるために必要なことや、水泳選手に向いている人、水泳選手を目指せるスイミングスクールについてご紹介します。

水泳選手になるには何が必要?

水泳選手になるには、各都道府県の水泳連盟に選手登録をすることで、誰でもなることができます。しかし、誰でもなれるからこそ、プロの水泳選手になるためにはたくさんの努力が必要になります。

体力をつける

水泳選手に限ったことではないですが、スポーツ選手として活躍するためには何よりも体力が必要になります。特に水泳では持久力が求められますので、すぐにバテてしまわないような体力をつける必要があります。

日々のトレーニングや睡眠、食事などに気を遣うことで、体力のある強い体になることができます。

体幹を鍛える

綺麗なフォームで泳ぐためにも体幹を鍛えることが必要になります。大会で上位を狙うには、体力をなるべく使わずに、より速く泳がなければいけません。体幹を鍛えて綺麗なフォームで泳げるようになると、自然と無駄に体力を消耗することなく速く泳げるようになるでしょう。

自己管理能力の高さ

スポーツ選手として活躍していきたいのであれば、食事制限やトレーニングは欠かせません。スポーツトレーナーに管理してもらうこともできますが、トレーナーに頼りきりになるのではなく、トレーナーの指示も参考にしつつ、自分でもある程度管理できるようになることが大事です。

つい誘惑に負けて食事制限のルールを破ってしまったり、トレーニングをさぼってしまったりしたくなるときがあるかもしれません。そんなときに、欲望のままに行動するのではなく、スポーツ選手としての自覚を持った行動ができるような自己管理能力が求められます。

メンタルの強さ

スポーツ選手は身体面だけでなく、精神面での強さも必要になります。

過酷なトレーニングも挫折せずに続けることができたり、大会で良い成績を出すことができなかったとしても、ずっと落ち込むのではなく、気持ちを切り替えて次の大会に向けてトレーニングを始めたりすることができるような、メンタルの強さと気持ちの切り替えの早さを持つことが大切です。

また、大会前などは緊張してしまうかもしれませんが、緊張しすぎて本番に自分の実力を発揮することができないなんてことになってしまってはもったいないです。どんな状況でもブレずに自分の実力を発揮できるよう、緊張に強くなっておくと良いでしょう。

水泳選手に向いている人、適性がある人

水泳が好きな人

水泳選手に向いている人は、まず何よりも水泳が好きな人です。水泳が好きでもないのに水泳選手を目指すと挫折してしまう可能性が高いです。水泳が好きで、楽しんで泳ぐことができる人は水泳選手に向いているでしょう。

小さい頃から水泳を続けている人

水泳選手は誰でもなれるので、水泳未経験の大人でもスイミングスクールなどに通って水泳選手を目指すことができますが、小さい頃からスイミングスクールに通ったり、部活で水泳をやっていたりした人の方が有利と言えるでしょう。

長年、地道な練習を続けてきた人は、泳ぎがうまいだけでなく、心身ともに鍛えられている人が多いです。これから未経験で水泳選手を目指す人は、諦めずにコツコツと努力をしていくことで水泳選手への道が切り開けるでしょう。

努力を続けられる人

水泳選手は日々のトレーニングが欠かせません。毎日コツコツトレーニングを続けることで、プロの水泳選手へと近づくことができます。自分に適したトレーニングのやり方を見つけ、大会に向けて努力を怠らない人が水泳選手に向いています。

1日でもトレーニングを怠ると、体がなまってしまってベストなパフォーマンスができなくなるという人も多いです。毎日の日課にトレーニングを加えて、少しでもいいから毎日トレーニングをすることを目標にしてみましょう。

また、泳ぎのスキルアップをするためにも定期的にスイミングスクールやプールに通って、泳ぐ時間を作りましょう。

負けず嫌いな人

負けず嫌いな人は、常に「もっとうまく泳げるようになりたい、大会で良い成績を取りたい」という強い気持ちを持って練習しているので、上達がとても早いです。つまり、負けず嫌いな人は向上心が高いです。

負けず嫌いで向上心が高い人は、人一倍練習を行い、強い気持ちで諦めずに水泳選手への道を進んでいくので、優秀な水泳選手になる可能性が高くなります。スイミングスクールの指導者やスポーツトレーナーも、負けず嫌いな人が将来有望だと考えている人が多いようです。

凹凸の無い体形

水泳選手は肩や腕、腰の筋肉をよく使うので、肩幅のある逆三角形の体形になります。水泳選手には筋肉ももちろん必要ですが、筋肉ムキムキの凹凸のある体形は水泳には向いていません。

体に凹凸があると水の抵抗が増えてしまうためです。水の抵抗を減らすためになるべく滑らかな体形を作ることができる人は水泳に向いているでしょう。

水泳選手になるための学校・教室

水泳選手を目指せるスイミングスクールはたくさんありますが、特におすすめなのは細かくクラス分けがされていて、徐々にステップアップすることができるスクールです。

自分のレベルに合ったクラスから始めることができるので、確実に成長することができます。

KITAJIMA QUATICS

KITAJIMA QUATICSは、あの有名な水泳選手の北島康介選手が設立したスイミングスクールです。北島康介選手が設立しただけあって、クオリティが高く、充実した指導内容になっています。

インストラクターも実力のある人が揃っているので、レベルの高い指導を受けることができます。

KITAJIMA QUATICSは、大きく子供向けのクラスと大人向けのクラスに分かれていて、さらにそれぞれ細かくクラス分けがされています。まずは水に慣れたい、基本的な泳ぎを習得したいという初心者向けのクラスから、大会出場を目指す上級者向けコースまで幅広く設定されています。

より確実にスキルアップを目指したい人は、インストラクターと1対1で、個人のレベルや目標に合わせた個別指導をしてくれるクラスを選ぶと良いでしょう。

イトマンスイミングスクール

イトマンスイミングスクールは生後6か月から通うことができるスイミングスクールです。大人向けのクラスもありますが、生後6か月から中学生までの子供向けクラスが充実していて、子供の可能性を引き出す工夫がされた指導内容になっています。

初めて水泳を習う小さな子供向けのベビークラスや幼児クラス、しっかり泳げるようになるためのジュニアクラスがあり、優秀な人はコーチの推薦をもらってトップスイマーを目指す選手クラスで指導を受けることができます。

大人向けのクラスでは、運動不足が気になる人向けのクラスや指導が無く自由に泳ぐことができるクラスなど、クラスが豊富に用意されているので目的に合わせたクラス選びができます。

校舎によっては、水泳以外にも体操やフィットネス、ゴルフができるので、水泳と合わせて挑戦してみてもいいでしょう。

コナミスポーツクラブ

有名なコナミスポーツクラブは知っている人も多いと思いますが、こちらも子供向けのクラスと大人向けのクラスの両方が用意されています。

子供向けのクラスでは、泳ぎの習得だけでなく、スポーツマインドやチャレンジ精神も鍛えることができます。ひとりひとりの年齢や能力に合わせて段階的に指導を進めていくので、無理のない練習を続けることができます。

大人向けのクラスでは、クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4泳法を習得することを目標としたクラスと、健康増進を目的としたクラスがあるので、老若男女問わずに参加できるプログラムが取り揃えられています。

本格的に水泳に取り組みたい人は4泳法の習得ができるコースを選びましょう。

水泳選手になるには?まとめ

水泳選手は心身ともに鍛えることが大切

水泳選手は資格などが必要ないので、誰でも挑戦できます。しかし、プロとして活躍していくためには相応の努力が必要になるでしょう。体力をつけたり、体幹を鍛えたりするためのトレーニングも大切ですが、精神面も鍛えることが大切です。

心身ともに強い水泳選手は大会でも良い成績を残しています。スポーツの世界はとても厳しいので、少しのことではへこたれない強い心になるようなトレーニングもしていくと良いでしょう。

水泳選手の参考情報

平均年収200万円~400万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種スポーツ

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