力士の資格・試験とは?力士になるための資格 新弟子検査の概要と合格の秘訣

力士の資格・試験とは?力士になるための資格 新弟子検査の概要と合格の秘訣

力士の資格や試験はどのようなものか、ご存知でしょうか。実は、力士になるために必要なことは新弟子検査を通過することです。しかし、これだけではありません。力士として活躍するために必要な力を備えなければいけません。

力士の資格や試験とは?

力士にはどのような資格や試験が必要なのか、詳しく紹介していきます。

力士になるための資格は、他の仕事に比べてハードルが低めです。そのため、男性であればその気になれば誰でも応募することができます。

新弟子検査に通過をする

力士では、新弟子検査に通過すれば相撲協会の所属力士として採用され、各部屋に新弟子として受け入れられます。試験というものはなく、この新弟子検査を通過すれば力士になることができるということをまずは覚えておきましょう。

新弟子検査で主におこなう検査とは

新弟子検査では、体格検査と健康診断による内臓検査が行われます。この審査に問題なく通過すれば、晴れて力士の仲間入りです。

この検査は、1年に6回行われ、場所開催前に開催されます。そのため、大阪、福岡、名古屋でも新弟子検査を受けることができるので、近くのエリアで場所が開催された時に新弟子検査を受けるようにしましょう。

検査を受けることができる人

検査を受けることができるのは、男性です。身長167㎝以上、体重67kg以上という条件があります。最近では、日本人だけでなく外国人の新弟子希望の方も増えているのでワールドワイドな人材が集まっています。また、身長が満たない方でも過去には頭にシリコンを入れて 167㎝という壁を突破したというケースもあります。

身長、体重だけでなくはなく年齢制限もあります。新弟子検査を受けることができるのは、中等教育卒業〜23歳未満です。一部例外はありますが、基本的にはこれを逃してしまうと、新弟子検査を受けることができないので気をつけましょう。

検査を通過した後の流れ

検査に通過をした後は、相撲教習所というところに通わなくてはいけません。ここでは、実技と教養を学び、力士として必要なスキルを学びます。この相撲教習所は全員通う必要はありません。大学相撲部に所属をしていた学生は免除され、半年間の学校に通わなくても良いというメリットがあります。

ここでは、大学の講師、現役親方、幕内力士が講義を担当することになるので、実践的な話を聞くことができます。

最初は、序の口からスタートをすることになりますが、相撲部などで優秀な成績をおさめていた力士は「付出」ということで、三段目、幕下からスタートすることも可能です。相撲経験があれば、有利に力士人生をスタートすることができると覚えておきましょう。

力士の資格の難易度・合格率

力士の資格の難易度は、身体検査なので難しいということはありません。しかし、本当に難しいのは検査ではなく弟子入りした後です。幕内力士として活躍するまでは厳しい試練が待ち受けています。このような待遇を乗り切ることができるかどうかが、力士になることができるか、逃げ出してしまうかが決まります。

弟子たちの厳しい現状

相撲部屋に入門すると、彼らは幕内力士の付き人として先輩力士の世話をしなければなりません。雑用をしながら自分の力士としての稽古もこなしていかなければならないので、休む暇はありません。このような状態が十両力士になるまで続くので、早く済む力士もいれば何年も付き人としての仕事をしなければいけない力士もいます。

このような厳しい状態からなかなか抜け出すことができない力士がやめてしまうので、諦めない気持ちと幕内力士として活躍したいという強い思いがなければ力士は務まらないということだけ覚えておいてください。

力士に資格は不要であるが、やる気が必要

そのため、力士にとって必要な資格は特にありませんが、やる気が最も必要になります。どのような厳しい状況を乗り越えるためには「力士になる」という絶対的な強い思いがなければ、途中で根をあげてしまう可能性があるので、やる気を持って力士人生を踏み出すようにしましょう。

その他の相撲関連資格

力士には、意外と知られていない資格があります。例えば、相撲協会を運営するための「年寄」や「相撲部屋の親方」としての資格もあります。ここからは、引退後に力士が歩むことになる可能性が高い役職に注目をして、関連の資格を紹介していきます。

年寄になるために必要な資格

相撲協会の構成員でもある年寄になるためには、次のような条件を満たす必要があります。

  • 三役(小結以上)を1場所以上経験している
  • 幕内としての通算成績が20場所以上ある
  • 十両、幕内としての出場経験が30場所以上ある。ただし、師匠、現役の年寄の願書があれば28 場所でも認められる

これらの条件にどれか1つでも該当すれば、年寄として相撲協会の構成員として仕事に携わることができます。30場所以上十両、幕内として出場しておく必要があるので、5~6年は十両以上になっておく必要があるということになります。

年寄はどのようなことをするのか

年寄が行う仕事とは相撲に関する運営です。巡業などの手伝いや所属していた相撲部屋の後輩たちの育成指導などが含まれます。年寄になることで協会から給与が発生し、継続的に相撲に携わることができるので、力士を引退した後の第二の人生として歩むことができます。

親方の資格

力士の中には、引退した後に相撲部屋を開く力士もいます。力士を囲うことになり、強い相撲部屋になれば安定した収入を期待することができます。しかし、誰もが親方になることができるということではありません。親方になるためには次のような資格が必要になります。

  • 最高位が横綱か大関であること
  • 三役を25場所以上
  • 幕内通算60場所以上

親方は、年寄以上に力士として成績を残しておく必要があります。そのため、入幕出来なかった力士では相撲部屋を開くことができません。しかし、入幕できない力士でも既存の部屋を継承して相撲部屋を運営する場合にあたっては、相撲部屋の運営を持つことができます。

親方の仕事

親方の仕事は年寄と大差はありません。協会員として相撲の運営に携わるだけでなく、自分の相撲部屋の力士を育てるということが主な仕事になります。もちろん、強い力士を輩出し人気の部屋にしなければ、新しい若手も入門してくれないので、弟子入りした力士たちの能力を上げるという重要な仕事があります。

力士の資格が取れる学校

力士の資格を取ることができる学校はとくにありません。しかし、最近では大学卒の力士も増えています。最短ルートで幕内力士になるためには、次のようなプランが良いといえるのでご紹介します。

学生時代に相撲のノウハウを学ぶ

高校、大学と相撲部に所属をしてスキルを学べば、弟子入り検査後の相撲学校の教習をパスすることができます。また、地位も少し高い位置からスタートすることができるので、中学を卒業して弟子入りするのではなく、相撲部に所属をして、力士として必要な能力を身につけましょう。

相撲部に入ることのメリット

もちろん、力士人生としては20代に入門するので遅くなってしまいますが、それまでに力士として本当に自分が合っているか、それとも違うのかを見極めることができます。そのためにも、相撲部で学生の大会にたくさん出場して自分の能力を見極めておきましょう。

中卒ですぐに力士は、不利?

このように聞くと、学生以外の力士が不利なのではと考える方もいるでしょう。もちろん、こちらの方法が不利であるというわけではありません。

15歳というのび盛りの体が出来上がる頃から相撲漬けの生活を送ることができるので、成長スピードが早い方であれば大学生で相撲部の力士志望の方よりも成長スピードが早いため、決して不利ではないといえるでしょう。力士として重要なことはやる気なので、その気持ちを維持し、力士を目指しましょう。

力士の資格まとめ

力士は、新弟子になってから本当の試練が始まる

力士は他の仕事とは異なり、身体検査を通過すれば学歴は不問で新弟子となれます。また、優秀な成績をおさめていけば、1人前の力士として認めてもらうことができます。

このような力士になるためには、稽古を積んで毎場所で優秀な成績を納めなければなりません。新弟子検査に合格してからが力士としての実力が問われるので、日々の稽古に全力で取り組みましょう。

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