マーチャンダイザーの給与・年収は?総合的な理解を必要とするため高収入を得られる

マーチャンダイザーの給与・年収は?総合的な理解を必要とするため高収入を得られる

マーチャンダイザーは、主に小売業において、消費者向けの販売戦略を担う専門職です。市場の動向やニーズを分析、予測し、適切な形で商品を提供し、消費者の訴求に応えていく、大切な仕事を任されています。今回は、マーチャンダイザーの平均年収や給与、年収をあげる方法などを紹介していきます。

マーチャンダイザーの初任給

マーチャンダイザーの初任給の平均は18〜20万円

マーチャンダイザーの初任給は、平均を取るとおよそ18〜20万円と言われています。

上記平均はアパレル業界のマーチャンダイザーを例にしていますが、アパレル業界における新人の給与の平均よりは、比較的高めの水準であることが多いようです。

マーチャンダイザー職が扱う仕事は幅広く、業界の流れや商品企画に対する総合的な理解を必要とします。加えて、販売企画の進め方、商品の仕入れ方やそのタイミング、ディスプレイ方法などに対する深い専門性が求められます。そうした専門性の高さから考えると、新人の待遇はあまり良くないと言えるかもしれません。

新卒のマーチャンダイザー自体が非常に少ないため、統計サンプルもあまり多くはありませんが、上記統計を鑑みれば、新人マーチャンダイザーの初任給は、民間の一般企業の新入社員の平均とほぼ同じか、少し高い程度と言えるでしょう。

マーチャンダイザー職の新人採用は極めて少ない

マーチャンダイザーの仕事は様々な業界で求められていますが、マーチャンダイザー職というのは非常に幅広い情報収集能力と、データの分析結果から様々なアプローチでの販売戦略を提案し、実行する職業であるために、小売店の販売職やバイヤーの経験を経て採用されることが多いです。

マーチャンダイザーの仕事はその性格上、業界全体に対する幅広く深い理解が必要となるため、一般的には新卒採用が非常に少ない職業として知られています。新人採用は皆無ではありませんが、全くの新人が任されることは極めて少なく、より発展的な性格をもった仕事と言えるでしょう。その分、新人採用から雇用に就けた場合、給料は比較的上がりやすいと言われています。

新卒採用の場合、業界全体の総合的知識を身につけるためにまずは販売職など小売店の現場で商品の扱いや展開の仕方を、仕入れの基本から学ぶか、すでに企業において活躍している先輩マーチャンダイザーのアシスタントとしてキャリアをスタートさせる場合もあるようです。

経験やスキルを積む事で給与は確実に増えていく

新人マーチャンダイザーの初任給は、低くはないものの決して高いとは言えない、平均と同等か少し上といった水準ではありますが、経験とスキルを積むことによって、着実に給料は上がっていく職業です。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査や、国税庁の年齢別階層年収等の統計を紐解くと、マーチャンダイザーは年齢が上がるごとに給与が増えていく職業となっています。特に任される仕事の規模や、必要な専門知識量が大きく、的確にニーズに応えていくスキルも求められることから、経験やスキルを身につけると、他の職業よりも早く収入を増やしていくことが可能です。

マーチャンダイザーの平均給与の統計

マーチャンダイザー全体の平均給与は25〜30万円

マーチャンダイザー全体の平均給与はおよそ25〜30万円と言われています。

就業人口そのものが少ないため、確度の高い統計は集めにくいという実態はありますが、概ね全体平均はこの水準であるようです。サラリーマン全体の平均月額給与(手取り)が35万ですから、平均としては少々低めの水準となっています。

就業人口で最も多いのは20代後半〜30代で、比較的若年層で経験を積んだ人が多くマーチャンダイザー職に就いている印象があります。給与は勤務先企業によって非常に大きな差があり、超大手企業で実績をあげると段違いに収入が伸びる傾向にあるので、個人の実力によっても非常に給与のばらつきが大きいのがマーチャンダイザーの特徴です。

アパレル業界のマーチャンダイザーの場合、他のアパレル関連職と比べても際立って給与は高くなる傾向があり、バイヤーと共にアパレル業界では屈指の高収入を得られる職であると言われています。ですので、他のアパレル職からのステップアップとしてマーチャンダイザーの道に進む人も少なくありません。

マーチャンダイザーアシスタントは非正規雇用であることも多い

マーチャンダイザーとしてのキャリアスタートにあたって、最初から即戦力になりうる人材はほぼいないと言っていいでしょう。マーチャンダイザーのキャリアスタートは、先輩マーチャンダイザーのアシスタントとして、先輩に付いて仕事を見て、仕事内容を覚え、徐々にスキルを磨いていくところから始まります。

先述した通り、マーチャンダイザーは新卒採用が非常に少なく、他業種からの転職や、経験者採用が多くを占めていますので、マーチャンダイザーとして採用されても新人の頃は使い物にならないとみなされることが多く、アシスタントとして一定期間の下積みを経験しなければなりません。

マーチャンダイザーのアシスタントは雇用形態が正社員ではなく、契約社員やアルバイト、派遣社員であることも少なくないようです。その場合、時給にして1000〜1200円程度の求人が多く、月給制では18万程度と、待遇は低くなる傾向があります。

マーチャンダイザーの平均年収の統計

マーチャンダイザー全体の平均年収は、400〜600万円

先述した厚生労働省による統計や国税庁のデータ、口コミなどを参照すると、マーチャンダイザーの全体の平均年収は、おおよそ400〜600万円となっています。勤務先や個人の実力によって非常に大きく収入が上下する職業ですが、平均すると概ねこの範囲に収まるようです。

サラリーマンの平均年収と比較すると少し低い水準に思えますが、人によって、サラリーマンを大きく超える年収を手にする人と、サラリーマンの平均に到底届かない低収入の人、普通程度の年収の人など様々な人がいる職業です。また各年代別の平均年収を見ていくと、20代で367万円、30代前半で468万円、30代後半で583万円と、年代が上がるごとに、平均年収は飛躍的に伸びています。

年収の最低値が150万に対して、最大値は2,200万にものぼります。ですので、一概に年収が高い、低いと決めることが難しい職業で、待遇は経験とスキル次第と言っていいでしょう。

スキルアップ、年収アップを目指して他業種から転職する人も多い

先述した通り、マーチャンダイザーは小売業においては商品企画や販売戦略を策定し、店舗を跨いで総合的なブランド方針の決定にも関わる重要な立ち位置にあるので、特にアパレル業界ではバイヤー、販売員として一定の経験を積んだ後、マーチャンダイザーの経験者採用に応募する流れが主流となっています。

マーチャンダイザーの仕事そのものが管理的な側面があり発展的な内容であることも勿論なのですが、マーチャンダイザーはその専門性の高さから待遇も非常に高くなる職業として、特にアパレル業界では販売員→バイヤー→マーチャンダイザーと経験に応じて転身することで高収入を目指す人も少なくありません。

業界を代表する大手アパレル企業の場合、経験者を対象にしたマーチャンダイザー採用の待遇は軒並み高く、大手アパレル企業のマーチャンダイザーとしてスキルを積み、成果を上げ続けている敏腕マーチャンダイザーの場合、年収1,000万を超える場合も珍しくないと言います。

他業種の経験あるいはマーチャンダイザーとしての経験を積んだ上で転職を繰り返し、実力次第で、いくらでも高収入が狙える職業ということができるでしょう。

マーチャンダイザーの給与・年収まとめ

実力次第で年収1,000万超えも可能 経験とスキルを磨きましょう

マーチャンダイザーの仕事は、業界の様々な情報を収集、分析し、リアルタイムなニーズを把握、予測し、的確な販売戦略を打っていくことで業績をあげていく職業です。小売業の根幹を引っ張っていく仕事であり、大きな責任がある一方、待遇も良くやりがいも大きい仕事です。

アシスタント、あるいは現場の仕事からのステップアップも可能です。マーチャンダイザーとして実力を磨けば、年収1,000万円を超えることも夢ではありません。常にスキルアップを意識し、高収入を目指して実績を積むことが肝要です。

統計情報 出典元:

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