バイヤーの給与・年収は?初任給やボーナス、支給される手当まとめ

バイヤーの給与・年収は?初任給やボーナス、支給される手当まとめ

百貨店などの多くの商品を取り扱う会社に必要なバイヤー。バイヤーの給与・年収は一体いくらくらいなのでしょうか?今回はこの記事で、バイヤーの初任給、給与、年収、給与アップする方法などについてまとめました。

バイヤーの初任給

アパレル業界のバイヤーの初任給は高くない

バイヤーが活躍する場には様々な業界がありますが、その中でも代表的なものの一つがアパレル業界のバイヤーでしょう。アパレル業におけるバイヤーが仕入れる商品は洋服以外にも靴、帽子、アウター、小物品など様々なものがあります。就職先はファッションメーカーや小さなセレクトショップまでその規模も多岐にわたります。

アパレル業界は一般的な企業より年収が低い業界とされています。いきなりバイヤーとして就職することはほとんど無く、販売員として数年業界の経験をしたのちにバイヤーとして抜擢されることが多いとされています。

販売員としての初任給の平均は約17~20万円とされていますが、就職先の企業規模や勤務地などによってはこの値よりも下がる傾向も見られます。アパレル業界の販売員の特徴として自社商品を着て仕事をする必要がありますが、割引などを活用することができても自費で購入することが基本なので自ずと必要経費が他の仕事より多くかかります。

アパレル業界のバイヤーとしての正確な初任給の数値は発表されていませんが、販売員やその他のプレス、パンタナー、マーチャンダイザーの初任給より高めに設定されている傾向にあります。

百貨店のバイヤーの初任給

様々な商品を多く扱う百貨店のバイヤーになるには最初からバイヤーとして職に就くわけではありません。多くの場合は総合職で入社し、企業内で色々な経験を積みながら本人の適正や希望に添った形でバイヤーへの道がひらかれます。

百貨店に総合職として就職した場合の平均初任給は約21万円とされ、一般企業の初任給と比べてもおよそ標準的な数字と判断することができるでしょう。一例として2019年の総合職での三越伊勢丹ホールディングスの初任給は21万円、高島屋21万円、そごう・西武20.8万円(関東地区勤務の場合)です。

バイヤーの平均給与の統計

アパレル業界のバイヤーの平均給与

アパレル業界のバイヤーに関する正確な統計は発表されていません。参考として厚生労働省が発表した平成29年賃金構造基本統計調査の販売店員の平均給与は24.13万円で平均年齢は38.7歳です。

百貨店のバイヤーの平均給与

百貨店勤務のバイヤーに関する平均給与の統計は発表されていませんが、厚生労働省が発表した平成27年度賃金構造基本統計調査での百貨店店員の平均給与は、24.9万円で平均年齢は41.8歳です。

この数字だけを見れば一般的な民間企業よりも給与額が低いと判断されますが、地方や小さな百貨店も含まれているため、大手の百貨店の場合はもっと高い数字が出ると予想されます。

バイヤーの年収統計

アパレル業界の平均年収

初任給や給与と同様にアパレル業界の年収は一般企業に比べて低い傾向にあります。ただしバイヤーの立場で働くなら、販売員やプランターなどよりはアパレル業界内においては高い傾向が見られます。その理由はバイヤーの仕事内容が経験を積まないとできないことや、企業の売り上げに大きく関わる重要度の高いものと見なされているからです。

正確な統計は出されていませんが、アパレル業界のバイヤーの平均年収は20代後半で300~350万円、30代で400~600万円が目安とされています。ただしこれらの数字は希望規模や勤務地によって個人差が大きいものなので、一概に全ての人にあてはまる訳ではありません。

またアパレル業界では規模が大きくなるほど福利厚生が充実している企業も多くみられます。年収は低くとも各種社会保障の完備、残業手当や通勤手当、役職手当などがきちんとついていることは長く働く上で安心材料となるでしょう。また年に2回出るボーナスは給与の約1ヵ月位を支給する企業が多いとされています。

アパレル業のバイヤーで年収アップするには

アパレル業のバイヤーで年収を上げるなら、仕入れてきた商品をヒットさせて会社の売り上げを上げることが一番の近道といえるでしょう。成果報酬制を取り入れている企業であれば売上が上がることでさらに高い年収を得ることが可能です。また売上を上げることで実績を積むとバイヤーとして役職を得て役職手当がつくこともあります。

バイヤーには上からマネージャークラス、チーフクラス、スタッフクラスなどに分類している会社もあります。役職が上がるにつれて仕事の責任が増し、部下も増えることで仕事内容は難しくなっていきますがその分報酬が上がり年収のアップにつながるといえるでしょう。

一番上のマネージャークラスのバイヤーを経験した場合は転職する際も実績として有利です。バイヤーとして最高位の役職の経験は仕事が認められた証拠となるため、条件の良い会社への転職もしやすくなるでしょう。

大手百貨店のバイヤーの平均年収

百貨店勤務の場合は販売員、事務、営業、総務などの様々な職種がありますが、年収にそれほど差はないとされています。バイヤーに特化した平均年収は発表されていませんので、百貨店に勤めている人の年収がおよそバイヤーの年収と考えてよいでしょう。

2017年3月時点での大手百貨店の平均年収は三越・伊勢丹ホールディングスで約833万円、丸井グループで約709万円、高島屋で約656万円です。いずれの場合も平均年齢は41~46歳です。このように、大手の百貨店では600万円台から800万円位の年収を得ることが可能で他の一般企業と比べても平均的またはそれよりも高い傾向にあります。

ただしこれらの数字は大手百貨店のものなので、規模の小さい百貨店や地方勤務の場合はこれよりも下回る可能性が大いに考えられます。

百貨店のバイヤーで年収アップするには

百貨店勤務のバイヤーとして年収をアップさせるにはやはり仕入れた商品が売り上げを伸ばし、会社に貢献することが一番といえるでしょう。実績を作り役職につくことで、その報酬として年収をアップさせることが可能です。

また百貨店では海外での買い付けも多くあることから、英語などの語学力を身につけグローバル化に対応できる人材となることで、会社にとって重宝される存在になることでしょう。他にも百貨店でバイヤーをした経験と人脈を活用してフリーランスとして独立する人も見られます。

昨今ではネットを活用して個人商店を開き商品を販売することも可能な時代です。ECサイトでは実際に店舗を出すよりも初期費用や人件費がかからないメリットがあることが強みとされています。独立して事業が軌道に乗れば、以前よりも多くの年収を得ることも夢ではありません。

百貨店店員の平均年収

平成29年賃金構造基本統計調査の発表では、大手以外の百貨店を含めた平均年収は316.33万円で、その平均年齢は43.1歳です。店員の平均値ではありますが、百貨店の場合は職種による年収差はそれほどないとされていることから、小規模な店を含めるとバイヤーの平均年収は大手だけの平均よりも大きく下がるとみてよいでしょう。

男性の場合は50代前半をピークに年齢が上がるにつれて徐々に年収が上がる傾向が見られますが、女性の場合は男性よりも平均年収が低く、なおかつ年齢が上がってもそれほど年収の増加が見られない特徴があります。

百貨店店員の平均年収は企業規模に左右される

同じく平成29年賃金構造基本統計調査発表の企業規模別の平均年収では、従業員が10~99人で約281万円、100~999人で約278万円、1,000人以上では328万円と発表されています。規模の小さい百貨店の平均年収は低い傾向にあることから、大手の百貨店の年収が全体の平均値を上げていることが伺えます。

大手になるほど福利厚生が充実している

百貨店にバイヤーとして勤務する場合、年収が低い場合でも福利厚生が充実していることがあります。大手企業の方がその充実度は高いとされていますが、商品の社員割引や家族割引、各施設の割引優待、家賃補助、長期休暇の取得などがある場合があるので、就職する時は年収以外にもどのような福利厚生が整っているのかを確認しておくことが重要です。

バイヤーの給料・年収まとめ

バイヤーの給与・年収は所属する業界や企業規模による

バイヤーの給与や年収はアパレル業界の場合は同じ業界の他の職種よりは少し高い傾向にあり、百貨店勤務の場合は総合職としての平均値とほぼ同等であることがわかりました。また所属する企業規模や勤務地によって差があることも判明しました。

年収をアップするには役職について役職手当をもらう、独立や開業をして自分の店を持つなどの方法が考えられます。

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バイヤーの参考情報

平均年収300万円~600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種販売・サービス

統計情報 出典元:

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