ブライダルスタイリストの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説
ブライダルスタイリストは、新郎新婦をコーディネートするため結婚式の中では欠かすことができない存在です。ブライダルスタイリストが実際にどのような仕事内容を行なっているかご存知でしょうか。本記事では、ブライダルスタイリストの具体的な仕事内容、仕事のやりがいなどについてご紹介します。
ブライダルスタイリストとはどんな仕事?
ブライダルスタイリストが実際にどのような仕事を行なっているのかを紹介していきましょう。
まず、ブライダルスタイリストの業務には大きく分けて3つの仕事があります。
新郎新婦の衣装を提案する仕事
ブライダルスタイリストの業務として最も重要なのは、新郎新婦の衣装を提案する仕事です。
新郎新婦にとって当日に着るウェディングドレスは一生に一度の晴れ着になるので、どのような衣装を着るべきか1着ずつ丁寧に見定めることになります。
この時、どのような衣装を着るべきかを提案するのがブライダルスタイリストの仕事です。自分の意見を新郎新婦に押し切って提案するのではなく、新郎新婦がどのような衣装を着れば2人が納得するのかを考えながら提案しなければなりません。
どのような衣装を提案するかはブライダルスタイリストの腕の見せ所になるので、ブライダルスタイリストとしてのスキルが試される場所でもあると言えます。
ヘアコーディネート
当日の結婚式にふさわしい髪型をコーディネートすることも、ブライダルスタイリストの仕事です。髪型は普段2人がしないような髪型にアレンジをすることもあります。
式当日は式が終わるまでつきっきりで対応しなければならず、場合によっては限られた時間でヘアスタイリルをセットしなければならないので、当日は集中力が求められることになります。
親族側の衣装をコーディネートすることも
ブライダルスタイリストの仕事として、親族側の衣装をコーディネートするケースもあります。
この仕事はマストではないですが、当日衣装をレンタルすることを希望している親族の中には、コーディネートをしてもらいたいという希望が求められるケースがあるので、担当するカップルによっては臨機応変に対応することも必要になります。
ブライダルスタイリストの具体的な仕事内容
ブライダルスタイリストの仕事内容を結婚式の流れに沿いながら具体的に紹介していきましょう。
カウンセリングを行う
ブライダルスタイリストとして結婚式の際にまず行う仕事は、カウンセリングです。
当日どのようなウェディングドレスを着たいのかを新郎新婦から意見を聞いて、ふさわしいドレスを提案します。この時、2人の体型などを判断してふさわしいドレスをいくつか提案する作業も求められます。
当日和装なのかドレスなのかを聞き、それに合わせた髪型をイメージしながら打ち合わせをしていくことがブライダルスタイリストには求められます。
季節感に合わせた衣装を提案する
結婚式の衣装を決める中で、季節に合わせた衣装を提案することも大切です。
その季節にぴったり合う色合いのドレスを提案することもブライダルスタイリストに求められるスキルです。季節ごとに応じた衣装を提案することができるバリエーションと、ファッションセンスが必要になることを認識しておきましょう。
新婦の最適な衣装を選ぶ
打ち合わせである程度新郎新婦の要望を聞いたところで、試着を行いながら衣装を決定します。この時、最も時間を割かなければいけないのが、新婦のドレス選びです。いくら良いドレスが1着見つかっても新婦に押し付けることはできないので、いくつか候補を提案する必要があります。
候補の中で実際に試着をしてもらい、新婦が良いと思う衣装を選びます。その際、ブライダルスタイリストが衣装を着た状態のチェック、当日どのようなことに気をつけなければいけないかをチェックする必要があります。
場合によっては当日着ることが難しいということもあるので、試着段階でブライダルスタイリストがイメージをしながら試着作業を行うことが重要になります。
アクセサリーまでコーディネートする
ブライダルスタイリストは衣装を選ぶだけではありません。新郎新婦が当日つけるアクセサリーを検討することもあります。特に、新婦が当日アクセサリーとしてつけた方が良いと思うアクセサリーは、ブライダルスタイリスト側から提案することもあります。
トータルコーディネートがブライダルスタイリストに求められるので、衣装だけでなく髪型や服装、アクセサリーなど全体のバランスを判断した上で、衣装はどれが最適なのかを提案する仕事だと認識しておきましょう。
結婚式当日の仕事
衣装を決めたあとは、いよいよ結婚式です。当日はブライダルスタイリストとして新郎新婦の髪型を仕上げなければなりません。
新郎新婦の入り時間から挙式までの時間が限られているので、決まった時間で仕上げる必要があります。ブライダルスタイリストの中には1日複数組を担当することもあるので、集中力を持って仕事に取り組む必要があります。
裾さばき
ウェディングドレスは普通の服装とは異なり裾が長く、新婦が普段着るような服ではないので、歩く時に裾をさばいでサポートするという仕事を行うこともあります。また、入場前に髪型をチェックし、乱れた箇所を整える仕事もブライダルスタイリストが行います。
スタイリストによっては歩き方や当日の動きをサポートするケースもあるので、臨機黄応変に対応することができるよう、結婚式の一連の動きを把握しておく必要があると認識しておきましょう。
ブライダルスタイリストの仕事のやりがい
ブライダルスタイリストの仕事は、どのようなところにやりがいがあるのでしょうか。ブライダルスタイリストの仕事のやりがいを紹介しましょう。
感謝される
ブライダルスタイリストは新郎新婦に寄り添って仕事をすることになるので、結婚式が無事終わると新郎新婦から感謝されることになります。
特に衣装選びで悩んでいた新婦さんが当日参列者にドレスが良かったと評価されれば、ブライダルスタイリストに感謝することもあるので、自分の積み重ねてきた仕事が無駄ではなかったと感じるでしょう。
人の一生のイベントに携わることができる
ブライダルスタイリストの仕事のやりがいは、他人の一生に一度のイベントに携わることができるという点にあります。
新郎新婦にとっては一生に一度しなかないイベントなので、結婚式は一生思い出に残るイベントになります。ブライダルスタイリストとして活躍すれば、「あの時のスタイリストさんは優秀だった」と新郎新婦の思い出に残る可能性もあります。
ブライダルスタイリストの仕事内容まとめ
自分の努力が結果につながる仕事
ブライダルスタイリストの仕事内容は、主に結婚式の準備から当日まで携わることです。
同時進行で業務を進めていかなければならないので、仕事に取り組む上で要領の良さが求められます。自分が仕事に対して一生懸命取り組むことができれば、ブライダルスタイリストとして評価される可能性があります。
結婚式という一生に一度のイベントに携わり、お客様に感謝されることでやりがいを感じられるブライダルスタイリスト、そのような素晴らしい職業を目指してみてはいかがでしょうか。
ブライダルスタイリストの参考情報
平均年収 | 250万円~400万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 美容・ファッション |
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