ブライダル企業社員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

ブライダル企業社員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

ブライダル企業の社員は、結婚式に関するあらゆるサービスを提供する職業です。ブライダル企業社員の給与・年収はいくらくらいなのでしょうか?この記事では、ブライダル企業社員の初任給、平均的な給与、年収の平均相場などについてご紹介します。

ブライダル企業社員の初任給

新卒採用の正社員として、ブライダル企業に就職した場合、初任給はどれくらいなのかまず紹介します。

ブライダル企業社員の初任給の相場は18万円

新卒採用でブライダル企業に就職した場合の初任給の相場は、働く地域や勤務する企業、ホテルなどにより多少の差額がありますが18万円前後です。

一般財団法人労務法人研究所による「2108年度新入社員の初任給調査」によると全産業でみた大学卒の新入社員の初任給の平均は21万1,039円です。ブライダル企業社員の初任給は、大卒新入社員の初任給の平均相場よりも少し低い金額になります。

持っている資格や適性でさまざまな場所に配属される

ブライダル関連の仕事にはたくさんの種類があります。一般職の営業や総務、経理だけでなく、ブライダルプランナー、ブライダルエステ、フラワーコーディネート、ヘアメイク、パティシエ、調理などの仕事もあります。

すでに持っている資格や適性に応じてふさわしい部署に配属され、新入社員は仕事を覚えていくことになります。

ブライダル関連企業の初任給の実例

求人サイトに実際に紹介されているブライダル関連企業の初任給の例として次のようなものがあります。

■アニヴェルセル株式会社(AOKIグループ/ブライダル事業)
最終学歴 初任給の例
大学・大学院卒 月給21万円
専門・短大卒 月給20万円

参考リンク:リクナビ2020

アニヴェルセルは日本で初めてゲストハウスウエディングを採用したブライダル業界では大手の企業です。

アルバイトからブライダル企業社員になる

多くのブライダル企業がアルバイトを募集しています。アルバイトとして採用され、そこからブライダル企業で働くことのやりがいや喜びを経験し、そのまま正社員として採用されたというケースもたくさんあります。

アルバイトでの時給の相場は1,200円から1,300円程度で他のアルバイトの時給と比較するとかなり高額な時給になっています。

ブライダル企業社員の平均給与

ブライダル企業社員の平均給与、基本給以外に支給されるものを紹介します。

経験と実績を積めば35万円前後の給与

ブライダル企業社員として経験や実績を積めば給与の額は上昇していきます。

実際に求人・転職サイトに掲載されている情報には以下のような給与の例があります。

  • 入社6年/月給30万5,000円
  • 入社3年/月給26万4,000円

ブライダル関連企業のアルカンシエルのウェディングプランナーに関する求人募集に掲載されていた例ですが、ある程度経験を積むと月収30万円以上になるようです。

参考リンク:リクナビNEXT

ブライダル企業社員の基本給以外の手当

ブライダル関連企業で勤務する場合、基本給以外にも各手当が付きます。

以下のような手当てが一般的には支給されます。

  • 通勤手当
  • 役職手当
  • 業務手当
  • 食事手当
  • 時間外手当

勤務する会社により支給される手当の種類や数、金額は異なります。募集要項や面接時に確認することができます。

ブライダル企業社員の賞与

ブライダル企業社員として勤務するなら賞与(ボーナス)が支給されます。賞与の相場は、たいてい給料の1ヶ月から3ヶ月分となっています。夏と冬の年2回支給されるのが一般的です。

ブライダル企業社員の平均年収

最後に、ブライダル企業社員の年収の相場、年収をアップさせる方法などを紹介します。

ブライダル企業社員の年収相場は約250~450万円

ブライダル企業社員の年収は、地域、勤務している企業の規模、配属先、役職などにより金額が大きく異なります。ブライダル企業社員の年収相場は約250~450万円がボリュームゾーンとなっています。前世代の平均は300万円を少し超えるくらいとなります。

求人サイトに実際に載せられているブライダル企業社員の年収例には以下のようなものがありました。

  • 428万円/入社6年/月給30万5,000円+賞与
  • 372万円/入社3年/月給26万4,000円+賞与

リクナビNEXT

ブライダル企業でも冠婚葬祭を手掛けている企業で働く社員は、30代半ばでも500万円代の年収を稼いでいる方がたくさんおられます。

またブライダル企業は、若くてもリーダーや店長クラスの役職に就くことも可能なのでマネジメントを経験することができ、それと並行して年収もアップしていくことになります。

ちなみに、厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると平成29年の男女の平均年収は304.3万円でした。

ブライダル企業社員の年収をアップさせる方法

ブライダル企業社員として就職した後、年収上げる方法として次の5つがあります。

  • 昇給
  • インセンティブ
  • 昇進
  • 転職
  • 独立

昇給

就職した会社が昇給制度を採用しているなら、昇給により年収がアップします。昇給時期として一般的なのは4月です。定期昇給を採用している企業であれば、定期的な基本給アップが見込めます。

賞与が支給されており、その支給額が毎月の給与金額に基づいて計算されている企業ならば、自動的に賞与の金額、年収の額も増えます。

■インセンティブ

インセンティブとは営業成績やその他の成果に基づき支払われる報酬のことです。

とりわけブライダル企業で営業職として働いている場合、新規顧客の獲得に成功したならこうした特別報酬を受け取ることができる企業もあります。

昇進

昇進することで役職手当がつき、それも年収アップにつながります。

例えば、リーダー、店長などの役職につくことにより役職手当がつきます。

また、結婚式場の支配人クラスになると、年収600万円以上の企業などもありますから、仕事で成果を残して昇進することで年収アップできます。

転職

今より給与面で待遇の良い会社に転職するというのも年収アップの方法のひとつです。

将来的に拡大する見込みのある会社に転職するという選択肢もあります。当初給与のアップは難しいかもしれませんが、見込み通りに業績が上がっていけば、それに比例して給与も上がっていくでしょう。

例えば、これまでのキャリアと語学力を活かして、リゾートウェディング事業を海外で展開している企業に転職するなどの方法があります。

独立

ブライダル企業で働いた知識や経験を活かしてウェディングプランナーとして独立するという方法もあります。経営者として成功すれば社会人時代よりも年収をアップさせることも可能です。

最近では、ゲストハウスでの結婚式や国内外でのリゾートウェディングなど、今までの結婚式会場やチャペルでのウェディングとはまた違うスタイルが浸透してきています。また新郎新婦のリクエストなども多様化してきています。

ブライダル企業の提供するウェディングプランでは、場合によっては対応できない新郎新婦のリクエストにも、フリーのウェディングプランナーならば柔軟に対応できるという場合もあります。

多様化が進む時代の中で、新郎新婦のスタイルにあったオーダーメイドのウェディングを提供できフリーのウェディングプランナーとして独立するのも年収アップやスキルアップの方法のひとつです。

ブライダル企業社員の給与・年収まとめ

ブライダル企業社員の仕事は成果を残せば給与にしっかり反映される

ブライダル企業社員の初任給の相場はおよそ18万円、給与の相場はおよそ35万円でした。

ブライダル企業では若くてもリーダーや店長クラスの役職につくことができ、営業などで成果を上げれば、それも給与に反映されます。全世代の平均年収も300万円以上と日本の平均年収とほぼ同じ、もしくはすこし高い金額となっています。

ブライダル企業の社員は、新郎新婦に最高の思い出を提供するため、残業してまで働かなければならないこともあります。とはいえ、人生の最高の喜びの瞬間を迎えるお手伝いが出来るとても素晴らしい仕事です。

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ブライダル企業社員の参考情報

平均年収300万円~450万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種企業

統計情報 出典元:

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