版画家の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

版画家の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

版画家として必ず取得しなければならない資格はありません。美術系の大学や専門学校で版画の勉強がしたい人は、入学試験に合格する必要があるでしょう。版画家は版画で作品を作ったり自己表現を行う人であれば誰でも名乗ることができます。このページでは、版画家に役立つ資格などを解説していきます。

版画家の資格とは?

版画家に必ず取得しなければならない資格や、受けなければいけない試験はありません。強いて言うのであれば、版画についての知識や技術、芸術家としての教養を身に付けるために美術系の大学や版画を教えてもらえる専門学校で勉強する必要があります。

美術大学に入学するためには、筆記試験とともに実技試験を受けなければならないことが多いため、実技試験対策も筆記勉強と並行して行う必要があります。日本でも有数の人気が高い美術大学に入学を希望する場合は、美術大学専門の予備校に通うなど、早くから実技試験に向けて腕を磨き、対策を練らなければなりません。美術大学や専門学校以外に美術を専攻できる学科としては、教育学部の美術科などもあります。

版画家を名乗るための資格・学歴はない

版画家を名乗るための資格・学歴などは特にないため、版画を通して自己表現を行っている人であればだれでも版画家と名乗ることができるでしょう。

版画家を名乗ることは簡単でも、版画家としての収入のみで生計を立てられる人はほとんどいないでしょう。自分の作品を販売したり、依頼に沿って作品を制作した場合、版画家としての収入が入ります。

有名な版画家であれば版画家として講演会や特別授業の依頼が来ることもあるかもしれません。しかし、たいていの版画家が、副業として他の仕事をしていたり、本業を持っていたりします。

例えば、美術の教師や講師です。中・高校では美術専門の教師が1人以上在籍していることがほとんどです。小規模な学校の場合、非常勤講師を雇い、授業をしていることもあります。公務員としてフルタイムで美術教師をする人もいれば、非常勤講師という形で生徒に美術を教えている人もいます。

次章では、生計を立てるという意味で役立つ資格として美術教師になるための資格について解説していきます。

版画家に役立つ資格「美術教師の資格」

美術教師として働くために必要なのは教員免許と教員採用試験に受かること

小・中・高校で美術教師として働きたい場合、一般的な教員になるルートと同様です。4年制大学や大学院、短大などで、必要な単位を取得することで教員免許を取得することができます。

小学校で工作の授業を担当したい場合と、中・高校で美術の授業を教えたい場合とでは履修しなければならない授業が異なります。小学校の場合、基本的にすべての授業を1人の教師が担当するため、工作以外の授業も教えることが前提になります。

美術の授業のみを担当したいのであれば中学校・高校の教員を目指す必要があります。高校で教えられる教員免許を取得した場合、自動的に中学校の教員免許も取得できるため、中学校の先生を目指している人が高校の教員免許を取得しているケースも多いようです。

教員免許を取得する難易度は、高いわけではありません。しかし、大学や専門学校、もしくは通信教育などで多くの単位を取得しなければならなかったり、教育実習に行ったりと、時間と労力がかかります。そのような点を考慮すると、簡単に取得できる資格ではないと言えるでしょう。

また、教員免許を取得したからと言って教師になれるわけではありません。教員採用試験に合格する必要があります。正規職員の募集人数は地域や年度によって異なりますが、採用倍率が10倍を超えることも珍しくありません。

公立学校以外では私立学校の募集があったり、非常勤職員としての募集がかかることもあります。いずれにしても競争率はかなり高いと思ってよいでしょう。

その他の版画家に関連する資格

日常生活からプロフェッショナルまで活用できる「色彩検定」

「色彩検定」は色彩検定協会が1990年から実施している文部科学省後援の「色」の公的資格です。インテリアやファッションコーディネートなど、日常生活に使えるだけではなく、デザイナーとしてカラーリングしたりする仕事の人にもおすすめできる資格です。

美術系の学校では色彩の授業を受けている人も多いかもしれませんが、色彩についてより理解を深めたい方や、色彩検定の資格を履歴書に記載したい方は勉強して取得するのもよいでしょう。色彩検定では色の基礎から色の組み合わせ方など、日常から専門分野で利用できる内容を学習します。

1~3級があり、どの級から受けても構いません。3級は色彩に関する色の分類や色彩心理、色彩効果など基本的な内容を中心に構成されており、初心者向けです。2級は実務に応用したい方向きで、基礎に加えてインテリアやビジュアルデザイン、配色イメージ、色名などが内容に含まれます。

1級はプロフェッショナル向けです。色彩実務担当者として色彩設計に携わることができるレベルの内容を学習します。1級では2次試験で実務試験もあります。デザインやアートについて勉強し始めたばかりの方は3級から順番に勉強していくことで、順序良く学ぶことができるでしょう。

版画家の技術や資格を学べる学校

「創形美術学校 版画専攻」でクリエイターとして版画表現の可能性を広げる

創形美術学校は少人数制で「アート」と「デザイン」を学べる学校です。プロフェッショナルのクリエイターを育てるため、基礎力を身に付け自ら創造できる才能を磨くことができます。プロのクリエイターによって一人一人顔を合わせて指導を行います。生徒のレベルや個性に合わせて相談したり指導することで、生徒の中に眠っている才能を引き出します。

創形美術学校の「版画専攻」は、国内初の版画科として有名です。1年次は基礎力を身に付けながらクリエイティブな活動のベースを作り上げます。2年次からは自分が表現したい作品の雰囲気や技法によって、自分に合う版画技法を探っていき、3年次からは自主製作や卒業制作を通じて可能性を広げていきます。

版画と一口に言ってもその種類は多く、銅版画や石版画、シルクスクリーンなどさまざまです。版画専攻の学生たちが目指す将来の進路は版画家のみならず、版画イラストレーターや絵本作家、出版・印刷関連企業などがあります。

版画家の資格・試験まとめ

生計を立てるために役立つ資格取得がおすすめ!

版画家に必要な資格はありません。版画を用いて作品を作ったり自己表現を行えば、誰でも版画家を名乗ることができます。版画は絵本の挿絵に用いられるなど、活用される場もさまざまです。

版画家の仕事だけで生計を立てられる人はほとんどおらず、美術教師や版画の講師としての本収入があることも多いです。会社員として版画とは全く関係のない仕事をし、プライベートで作品制作をする版画家もいます。

まずは、生計を立てるのに役立つ資格を取得した上で、版画家に役立つ資格を取得するのが得策でしょう。

版画家の参考情報

平均年収-
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種広告・デザイン・アート

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