予備校講師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

予備校講師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

こんな先生から学んでいたらもっと楽しく勉強ができただろう、と思わせてくれるカリスマ予備校講師が存在します。それは、彼らの日々の努力と熱意によるのです。今回は、予備校講師の仕事内容ややりがいについてご紹介します。

予備校講師とはどんな仕事?

予備校講師の仕事とは、自分の専門とする得意分野を教えることです。予備校講師になるために、教員のように教員資格は必要とはされていません。ただ、4年制大学卒業以上の学歴や家庭教師、塾の講師の経験は必要とされます。

講師を務める予備校によって違いがありますが、正社員として常勤で働くか、非常勤講師として複数校を兼任したり塾や家庭教師を兼業したりするケースもあります。非常勤講師の場合は、給料はほとんどが歩合制ですから初めは受け持つ授業数が少ないので兼業は必須となります。

また、たいていの予備校の雇用は1年契約なので、講師としての実力が残せないと契約を更新してもらえないという事もあるほど厳しいといえます。

真剣に取り組む必要がある

予備校生にとって受験に合格するという事は、自分の人生がかかっているわけですから教える側として真剣に取り組む必要のある大変な仕事です。

さらに、少子化などの影響で予備校業界も経営をかつてより縮小していますから、各予備校では優秀な講師の獲得が激化しているという現状があります。ですから、予備校講師を目指すためには熱意と真剣な努力が必要です。

予備校には、中学・高校・大学・大学院の進学受験、医科歯科大学、体育大学、芸術・美術大学、音楽学校、各種資格試験などの受験専門の様々な予備校があります。

それらの大学出身者や各種資格取得者、そうした学科を得意とする人で、これから受験を目指す生徒たちのために受験対策としてより専門的な知識を深めることができる責任感のある人は適任の仕事といえます。

予備校講師の仕事の具体的な内容

合格を目指して教える

予備校というと、中学・高校・大学・大学院の進学受験を目指す生徒を教える進学予備校が一般的です。

他にも、医科歯科大学、体育大学、芸術・美術大学、音楽大学、音楽学校(宝塚音楽学校の受験専門)といった専門的な大学・学校受験のための予備校や各種資格(高卒認定、公認会計士、税理士)試験、公務員試験、司法試験などの受験専門の様々な予備校があります。

予備校講師は、担当する科目の受験問題の出題傾向について熟知しておく必要があります。そのため、試験科目の過去問題などについて徹底的に研究しておくことが大切です。

さらに、生徒が理解できるように「わかりやすく教える」「楽しく学べる」「興味を持たせる」といった点で助けために教える技術を常に向上させるための努力をしなければなりません。

特に芸術系の専門予備校の場合、試験の中には実技試験があるのでそのための対策を検討し、準備する必要も出てきます。

講義のための準備

授業の準備として予備校で使用する教材の問題を解きながら分析し「授業の進め方」「教え方」「課題の選別「時間の配分」などを決めていきます。時にはオリジナルで捕捉教材などを準備する必要があるかもしれません。

個々の生徒に合せて「つまずきやすいところはどこか」「わかりやすくどう教えるか」など工夫しながら教えることも必要となってくるので、そのために試行錯誤して準備しなければなりません。

授業スタイル

予備校の授業は、それぞれの予備校によって「9時から18時」や「16時から22時頃まで」で夜間に自習室を開放しているところもあります。

「夏季講習」「冬季講習」「年末年始の集中講座」「春季講習」と1年を通してスケジュールが詰まっていますから全体として予備校講師は多忙でハードな仕事と言えます。

授業時間は、進学予備校や他の専門的予備校によって60分から120分と様々です。予備校の講義は、多くの生徒に対して教える「一斉授業」、少子化による生徒の減少や効率化や他の予備校との対抗策として「マンツーマンの個人指導」、「ビデオやDVDでの講義」、「オンライン講義」といった形態があります。

一斉授業

一斉授業の場合、講師が一人で多くの生徒を教えますがカリキュラムに従って講義を進めるので講師の負担は少ないかもしれません。

ただ、講義を受ける生徒で理解できる人はいいですが、理解できなかった人は講義の後で質問するなどして自分で理解するための行動をとる必要が出てきます。

ですから、講師はそうしたことも踏まえて一斉授業であっても、あらかじめ生徒がつまずきやすいところを分析しその傾向と対策を練っておくことは大切です。

わからないところをほっておくとその後の勉強に大きく影響してしまいますから、質問することを促しつつ実際に近づいて来た生徒に必要なフォローができるようにしておくべきです。

マンツーマンの個人指導

マンツーマンの個人指導では、講師と生徒が一対一で学べるので講師のペースではなく生徒のペースで学べるので生徒は安心して授業を進めていくことができます。

講師にとっても、生徒の理解の程度や陥りやすい欠点などに気付きやすいので早めに対処することができますから問題の克服がしやすいでしょう。

ただ、授業ペースが落ちてしまうという欠点があるので、講師は月間のカリキュラムをこまめに見直し必要な対策を事前に準備しなければなりません。

ビデオ、DVDやオンライン講義

人気の高いハイレベルの録画授業を観ながら学ぶことができ、しかも何度も見直すことができるので理解をしっかり深めることができます。

生徒のペースで勉強が進むので講師による学習管理のサポートや進度をチェックして適切にこなすための配慮が必要になってきます。

勉強を教えること以外の業務

授業後の質疑応答はもちろん進路についての相談に乗る必要も出てくるかもしれません。模擬テストなどのあとは、採点や添削などの業務もあり生徒の成績をデーターとして記録しその生徒の弱点の傾向と対策を考慮します。

予備校によりますが特に進学予備校の場合は、進路相談、教育相談の面談を行うこともあります。その場合、そのための資料の作成などを準備する必要があります。

予備校によっては、模擬試験のテストや予備校で使用する教材の開発、作成を任されることがあるようです。さらに、入学や受験シーズンになると予備校の資料を各種学校などで配布する広報活動などを行うこともあります。

予備校講師は、ハードなスケジュールで仕事をこなさなければなりませんから体調管理を万全にしておくことも仕事のうちとして取り組む必要があります。

予備校講師の仕事のやりがい

生徒の成長

生徒が喜んで授業に打ち込む様子は、自分自身のやる気や向上心が刺激されるので自分のためにもなり一層やりがいを感じます。

それでも、 予備校講師にとっての一番のやりがいは、やはり生徒が自分の授業によって実力をつけ、成長していくのを見ることができることでしょう。

生徒の成績がアップしたり、着実に合格まで助けることができた時、生徒と共に大きな喜びを味わうことができます。

講師としての評価につながる

さらにそのような講師としての実績は予備校講師としての評価となりますから大きなやりがいにつながります。

このような経験は、自分の専門分野を極めることにも喜びを感じるようになりますから、さらに教えることや知識を増し加えることにも情熱をもって取り組むことができるようになるでしょう。

予備校講師として教え方や実績などの実力に定評を得るなら昇給もありますし、人気講師として知られるようになれば高校、大学や他の予備校からのオファーを受けるようになり、優遇してもらえることもあるようです。

また、教本などの執筆の依頼を受けることもあります。このように、収入にも影響を受けるようになりますから、そうした意味でもやりがいとなります。

予備校講師の仕事内容まとめ

生徒を合格へ導くやりがいのある仕事

予備校講師の仕事内容は、生徒を合格へ導くために多くの時間をかけて様々な準備をしながら生徒に寄り添う仕事です。そのため、ハードスケジュールをこなしつつ多くの業務をこなさなければなりません。

それでも、生徒の目標が達成した時、それまでの苦労が吹き飛ぶ程の喜びや満足感、達成感が得られます。それが最も大きなやりがいとなってまた次の生徒の目標に寄り添っていくことができるのです。

予備校講師の参考情報

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必要資格 必要資格なし
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職種教育・保育

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