雑貨デザイナーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説
雑貨デザイナーになる人の多くが受験する資格試験は、主にPhotoshopクリエイター能力試験とIllustratorクリエイター能力認定試験です。試験に合格していないと業務に就けない訳ではありませんが、持っていれば就職や転職に役立つと言えます。このページでは、雑貨デザイナーに役立つ資格・試験についてご紹介します。
雑貨デザイナーに役立つ資格「Photoshop(R)クリエイター能力認定試験」
画像加工や編集能力を認定する試験
サーティファイが実施している資格試験のPhotoshop(R)クリエイター能力認定試験は、画像編集や加工能力を認定する試験です。雑貨デザイナーとして活躍するには、Photoshopの使用は必須で使っていない人がいないくらい大切なソフトです。
試験に合格すれば多くのメリットがある
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は雑貨デザイナーとして必要な資格であり、取得する人も多いです。活動の場を広げることが出来るメリットもあり、スキルを証明できることから将来的にフリーランスとしても活躍できるでしょう。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は、就職や転職に有利に働く資格でもあるので、取得することをお勧めします。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験の概要
合格率 | 約68% |
---|---|
受験資格 | 誰でも受講可能 |
受験費用 |
|
出題範囲 |
■エキスパート■スタンダード |
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験の難易度・合格率
スタンダードとエキスパートで分かれている。十分な試験対策を
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は大きく分けてスタンダードとエキスパートの2種類の難易度に分かれています。スタンダードではソフトを使用して指示された作業が出来るかを見られる試験になっています。
基本的な操作が必要な試験なので、基礎的な理解が必要になります。エキスパートではソフトを使用してクライアントの要望に応えられるコンテンツを作成できるかを見る試験です。基礎的な知識に加えて、技術力も必要になることから難易度は高いです。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験のエキスパートを合格するためにはしっかりと対策する必要があります。Photoshopクリエイター認定試験の合格基準はスタンダードでは実技問題の得点率が65%以上、実践問題の得点率が70%以上になっていて難易度はそこまで高くはありません。
エキスパートになると知識問題と実技問題共に65%以上の得点率が必要になります。スタンダードに比べると難易度は高い傾向にありますが、合格率はどちらも68%となっています。
テキストを活用して試験対策を
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験の試験対策としてはテキストを利用することがおすすめです。問題集や参考書は販売されているので、繰り返し解くことで試験に慣れることも出来ます。問題集を完璧にできれば試験の合格率も上がります。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験のエキスパートの合格を目指す場合には特に入念に学習しておきましょう。
雑貨デザイナーに役立つ資格「Illustrator(R)クリエイター能力認定試験」
グラフィックコンテンツの制作能力を測定する試験
サーティファイが実施しているIllustrator(R)クリエイター能力認定試験は、デザイン業界で標準のソフトとなっているIllustratorの実務能力を測る試験です。
デザインなどで事実上の標準ツールになっているIllustratorですが、雑貨デザイナーとしても活用することが多い事から取得するべき資格と言えます。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
合格率 | 約65% |
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受験資格 | 誰でも受講可能 |
受験費用 |
|
出題範囲 |
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合格すれば認定証が授与される
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験は、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツが制作できる資格ですが、受験から1か月以内に得点率が記された結果シートと合格していれば認定書が授与されます。
雑貨デザイナーとして仕事に使用することが多いIllustratorなので取得しておくと有利に働く可能性は大きいでしょう。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の試験難易度、合格率
試験の難易度は低め。合格すればいろいろな業界にも通用する資格
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験ではスタンダードとエキスパートに分かれていて、難易度的にはスタンダードのほうが難易度は低めです。
スタンダードでは第1部は実技から始まり、編集をしてデータを提出する問題形式です。2部は実践でIllustratorを操作して作品を制作します。エキスパートも2部構成で第1部はウェブデザインやDTPに関する問題が出題されて選択問題形式です。
第2部では問題文に沿ってIllustratorで編集して解答を送る実践問題です。エキスパートのほうが難易度が高いですが、どちらも65%以上の合格率です。
その他の雑貨デザイナーに役立つ資格
雑貨デザイナーに関する資格はさまざま
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験やIllustrator(R)クリエイター能力認定試験の資格以外にも、雑貨デザイナーの仕事に役立つと思われる資格はいくつかあります。
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 日商PC検定
- Excel表計算処理技能認定試験
- PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
一覧にあるマイクロソフトオフィススペシャリストはWordやExcel、PowerPointなどのオフィスの利用スキルを証明する資格で、雑貨デザイナーとしてデザインや企画書を作成する際に使うことが多いです。
日商PC検定はビジネス文書や資料の作成や業務で必要になるデータの分析などを証明する資格です。ビジネスの現場を想定した出題が特徴的な資格です。
雑貨デザイナーに役立つ資格やスキルが学べる学校
専門学校東京デザイナー学院
専門学校東京デザイナー学院では雑貨デザイナーを目指す人のために雑貨デザイン専攻が用意されている専門学校です。
可愛い雑貨や小物の製造方法、ガラスや樹脂の加工を通して企画から販売まで経験することが出来ます。企画や制作、販売まで経験することが出来るので、雑貨デザイナーとして経験値を上げられ、資格取得もしやすい環境と言えます。
しっかりとした就職サポート体制が魅力
専門学校東京デザイナー学院ではキャリアサポートセンターが設けられているので、実践的なカリキュラムを確実に就職へ繋げる事が出来る、就職サポートも魅力の一つ。
千人ものキャリアカウンセラーがひとりひとりに合った求人を紹介してくれるので内定までしっかりとバックアップ。就職セミナーなども多く開催されていて、就職率は93%と高い就職率を誇っています。
専門学校東京モード学園
専門学校東京モード学園では、雑貨デザイナーを目指す人のためにグラフィック学科が設けられていて、広告やイラスト、デザインまで全ての事に感度の高いデザイナーを育成しています。
実習が多いカリキュラムによって資格を取得する環境が整っています。新宿駅より徒歩3分という好立地にある専門学校東京モード学園は50階の総合校舎で、のびのびと学習することが出来ます。
完全就職保証制度が魅力
万全の指導体制でプロ就職をサポートしてくれるのが専門学校東京モード学園の魅力の一つ。万が一卒業できない場合には卒業後に就職が決まるまで必要な学費を負担する完全就職負担制度を採用しています。希望者就職率は100%を誇り、安心して雑貨デザイナーとして学ぶことが出来ます。
雑貨デザイナーの資格・試験まとめ
雑貨デザイナーになるなら2つの資格、Photoshop(R)・Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の合格を目指そう
雑貨デザイナーの仕事自体は特別な資格や試験を合格していなくても業務に就くことは可能ですが、専門的な仕事であるため就職や転職などに資格を取得している方が良いと言えます。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験やIllustrator(R)クリエイター能力認定試験に合格していれば、雑貨デザイナーとして一定の知識やスキルの証明に役立ちます。
雑貨デザイナーに関連する資格試験は、その他にも様々な試験が行われています。自分の理想の雑貨デザイナーを目指して資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
雑貨デザイナーの参考情報
平均年収 | 300万円~400万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 広告・デザイン・アート |
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