アイリストの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説
アイリストはまつ毛エクステやまつ毛パーマなどの施術ができる、美容のプロといえるでしょう。仕事内容は施術だけではなく、お客様にカウンセリングを行って要望を叶えたり疑問に答えたりするカウンセリング・接客の要素もある仕事といえます。
アイリストとはどんな仕事?
アイリストの仕事とは?まつ毛エクステを施術できる美容のプロ
アイリストとはまつ毛エクステの施術を行う仕事です。まつ毛エクステとは自分のまつ毛に人口のまつ毛を1本1本専用の接着剤で付けていく美容法のことです。髪の毛でも「エクステ」の施術があり、自分の髪の毛に毛束をつけて長さや量を自在に調整できますが、その技術をまつ毛に行うためまつ毛エクステです。
そのほか、まつ毛が上向きをキープするようパーマをかける「まつ毛パーマ」を施術するコースがあるサロンや店舗が多いです。時代の流れや流行によって人気のあるメイクは変化します。現在はアイメイクに力を入れる女性も多く、つけまつ毛や瞳を大きく見せるためのメイクが定番化しています。
つけまつ毛を使用することで仕上がりのイメージががらりと変わりますが、目の周辺はデリケートでつけまつ毛用の接着剤にかぶれて目の周辺が肌荒れを起こしたり、毎日のメイクに時間がかかってしまったりとデメリットも多いです。つけるのにはコツが必要で、日中つけまつ毛が外れてしまうこともあります。
まつ毛エクステは施術から通常3週間~1か月の間、特に手入れなどせずに装着したまま生活できます。その代わり定期的につけまつ毛の施術ができるサロンやお店に行って、付け替えや手入れが必要になります。
まつ毛エクステを付けることでメイク時間が短縮できる、自然なまつ毛がデザインできるなど、現代の忙しい女性のニーズに合った、ヘアカラーやネイルと並ぶ美容法の一つといえるでしょう。
まつ毛エクステの施術ができるアイリスト、どんなところで働く人が多いか
アイリストが就業することが多いのはまつ毛エクステ専門店や、まつ毛エクステの施術ができる美容サロン、ヘアサロン、ネイルサロンなど「美容」に関係するお店です。
まつ毛エクステが広まり始めたのは10年ほど前からです。最近ではすっかり定着して、まつ毛エクステの施術ができる店舗は増加傾向にあります。まつ毛エクステ専門店だけでなく、ヘアサロンやネイルサロンに併設して、髪やネイルを整えるのと同日にまつ毛エクステを受けられるようにする店舗も増えています。
そのほかエステや美容サロンでも施術を行っていることがあります。
アイリストになるには美容師の国家資格が必ず必要です。まつ毛エクステが広がり始めた当初、知識や技術を持っていない人が施術したことにより、皮膚に炎症が起きるなどのトラブルが続出してしまいました。
その後、法が整備されたことでまつ毛エクステの施術は美容師の資格がなければ行うことができなくなりました。そのため、まつ毛エクステが施術できる設備を整えて、新しくまつ毛エクステのサービスを始めるヘアサロンも多いです。
働き方もさまざま!将来的にどうなりたいのか考えて就業先を選ぶと良い
現在まつ毛エクステができるお店は増えていて、アイリストの求人募集も多い傾向があります。正社員として働くのはもちろんですが、アルバイトやパートの募集も多いです。アイリストを含む美容業界で働く人材を専門に派遣する派遣会社もあり、派遣社員として働くこともできます。
アイリストの中には将来独立開業して自分のお店やサロンを持ちたいと思っている人も多いようです。正社員として店舗経営を任される店長の役職に就けば、独立開業する時にも使える経営方法を学ぶことができます。派遣社員としてさまざまな職場を見学してスキルを磨いていくのもおすすめです。
子どもが小さいなどの事情で短時間だけ働きたい場合はアルバイトやパートの働き方が良いかもしれません。
まつ毛エクステのお店が忙しくなるのは基本的に週末です。また仕事帰りの女性が来店することも多いため、午後8~10時くらいまでの予約に対応する店舗もあります。それらの事情を加味してどのようにキャリアを積むべきか、どのような働き方をしたいか考える必要があります。
美容師やスタイリストから転職する人も多い!独立開業も目指せる仕事
アイリストになる人のルーツはひとによってさまざまです。アイリストになるために美容師国家資格を取得し、働き始めるケースも最近では増えているようです。それ以外にも美容師やスタイリストとして経験を積んだ後にアイリストに転職する人も多いです。
美容師自体は技術が問われる職業なので腕とセンスを磨く必要があります。しかし美容師国家資格は一度取得すれば一生使える資格なので、手に職を付けたい人にはおすすめです。また美容師やアイリストは独立開業できる仕事です。
ヘアカットとアイリスト、さらにはジェルネイルの施術なども行うことができれば、お客様の要望に応えることができるので、集客にもつながるでしょう。
アイリストの具体的な仕事内容
ヒアリングで完成イメージや要望などを汲み取る!お客様をカウンセリング
来店したお客様に対してカウンセリングを行います。まつ毛エクステが初めてのお客様には施術方法やアフターメンテナンス、料金体系などしっかりと説明して不安を取り除き、安心して施術を受けてもらう必要があります。
また施術後の完成イメージや普段のアイメイクをヒアリングすることで、アイリストからまつ毛エクステを付ける本数や長さなどをおすすめすることがあります。例えば、毎日つけまつ毛を使用しアイライナーもしっかり付けることが多いお客様には、本数が多く化粧映えしやすいデザインをおすすめします。
逆に、普段からナチュラルメイクが基本で、不自然にならないように目を強調したいという方にはナチュラルに見える本数や長さを選ぶ必要があります。カウンセリングはお客様との信頼関係を築く第一段階ですので、非常な重要な業務といえるでしょう。
アイリストとしての腕が試される!速さと正確さが大切な「施術」
まつ毛エクステを行う際には、ベッドやリクライニングチェアなどに仰向けの姿勢で行われます。上まつ毛にエクステをする場合目をつぶった状態で施術が行われ、目の下をテープなどで保護します。まつ毛エクステがつきやすいように、まつ毛についた油分や汚れを専用のクリーニング液でふき取ります。
先の細いピンセットのような道具を使って、接着剤でまつ毛エクステを付けていきます。コースにもよりますが、左右のまつ毛で合計100~180本のまつ毛エクステを1~2時間ほどで付けてもらうことが多いです。
集客のためにメールで営業を行うことや、掃除なども雑務もこなす必要がある
勤める店舗や会社によって異なりますが、接客・施術以外の仕事を行うことも多いです。
例えば集客のための営業活動です。来店歴があるお客様にメールでキャンペーン情報を送るなどして再来店を促す、新たなキャンペーンを考案する、などです。そのほか店舗内の掃除や、施術に使う道具の管理など雑務的業務もスタッフが協力して行っていることが多いです。
アイリストの仕事のやりがい
来店前より美しくなることで、お客様に喜んでもらうことができる
目の印象はその人のイメージや雰囲気を左右します。まつ毛エクステを施すことで目の印象が華やかになり、目が大きく見せることができたり目力が増したりします。施術後に自分の姿を見て喜ばないお客様はいないでしょう。
またつけまつ毛と違って付け心地も気にならず、メイクの負担も軽減されます。日ごろの手間を軽減できて、華やかな目元になることでお客様の喜ぶ顔を見ることができるでしょう。お客様が望む完成イメージやまつ毛のクセを見極めて、まつ毛エクステを付ける量・位置・長さなどをアイリストが判断し、アドバイスすることもあります。
お客様に喜んでもらえる提案ができることはアイリストのやりがいの一つです。
アイリストとして腕を上げると指名が増えて、給与に反映されることもある
就業する会社や雇用形態にもよりますが、アイリストの仕事は歩合制の手当てがつくことがあります。
例えばお客様に指名された場合です。当然のことながらアイリストによって技術スキルはさまざまです。早く、正確につけることができるベテランアイリストもいれば、時間がかかってしまう新人アイリストもいます。
アイリストとしてスキルが高く、コミュニケーション能力がある人は、給与という形で仕事の頑張りが反映されるかもしれません。
あこがれの美容業界の仕事に携わることができ、お客様に施術できる!
美容に関心が強い人の中には、将来美容業界で働きたいと思っている人も多いです。
あこがれの業界で働けることはアイリストのやりがいの一つといえるでしょう。プロの一人としてお客様を美しくするための技術を磨いていく必要があります。
アイリストの仕事内容まとめ
アイリストの仕事内容はまつ毛エクステの施術と接客がメイン!
アイリストの仕事内容はまつ毛エクステの施術を行うことです。現在、まつ毛エクステができるお店は増加傾向にあり、正社員・派遣社員・パート・アルバイトなど働き方もさまざまです。人によっては将来独立開業を志望する人も多いです。
施術をすることでお客様が喜んでくれた瞬間はアイリストがやりがいを感じる瞬間の一つといえるでしょう。アイリストとしての腕を磨くことで指名が増えるなど、はっきりと結果に反映される楽しさもあります。
アイリストの参考情報
平均年収 | 200万円~350万円 |
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必要資格 |
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資格区分 | 国家資格 |
職業職種 | 美容・ファッション |
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