車掌になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

車掌になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

多くの人にとって憧れの職業である車掌になるには、どんな努力が必要となってくるのでしょうか。今回この記事では、車掌になるために考慮すべき事柄や心構えといった大切な情報と適性について、ご紹介させていただこうと思います。

車掌になるには何が必要?

鉄道会社に入社する

鉄道会社には、それぞれの地元の私鉄(私有鉄道)とJR(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州の6箇所の旅客鉄道会社と日本貨物鉄道会社の全7社)がありますが、いずれかの鉄道会社にまずは入社する必要があります。

JRは配属エリア内での転勤があるので、転勤を避けて地元の私鉄を選択する人もいますし、新幹線の車掌を目指すのであればその新幹線を運行している鉄道会社でなければなりません。どの鉄道会社にするかを選択する時にそうしたことも考慮する必要があります。

入社すると1~2年位は駅員の業務をこなし、それから車掌の登用試験や研修、最終試験を経て車掌として仕事に就くことができるようになります。

採用試験

鉄道会社の採用試験では、大抵、筆記試験(一般教養も含む)、適性試験、面接試験を受けます。適性試験では、クレペリン検査などが含まれますが、それらを通して計算能力、注意力、集中力、精神の安定性を検査します。

一生懸命に業務をこなす

入社すると1~2年位は駅員の業務をこなします。大抵、上司の推薦制度でスキルアップの道が開かれるので日頃の仕事に対する姿勢はとても大事になっています。一生懸命に業務に携わるならそれを上司が認め、スキルアップへの声がかかるでしょう。

そのためまずは、駅員の仕事を一生懸命に取り組むことで目的の車掌へと上司から声がかかるように頑張ることです。それから車掌の登用試験や研修、最終試験を経て車掌として仕事に就くことができるようになります。

その後、さらに上司に認められるなら車掌から運転士を目指すこともできますし、様々な種類の列車の車掌を経験できたり指導車掌を目指したりもできます。

学歴と条件

車掌といった現業職の場合は、JRの採用学歴では、全国国公立私立大学院・大学・高等専門学校、短期大学、専修学校、各種学校、高等学校(いずれも全学部全学科)となっています。

本社など総合職に就きたい場合は、JRの採用学歴では、全国国公立私立大学院・大学・高等専門学校で、どちらも全学部全学科となっているので特に特定の学科で学ぶ必要があるわけではないようです。ただ、現状では大卒者の採用が多くなっています。

車掌としての仕事に就きたいのであれば、高等学校卒業後すぐに鉄道会社に就職するのが一般的です。ただしその場合は学校に求人がなければなりませんので、まずは学校の先生に相談する必要があります。

中途採用は、鉄道会社にもよりますが人員不足が生じた場合など不定期に募集されることがあるようです。また、男性だけでなく、女性も車掌の仕事に就くこともできます。JRの採用実績でも毎年、全体の3割以上が採用されていますのでチャレンジする価値はあります。

必須条件として車掌の仕事には「信号確認業務」というものがあり、遠くからでも信号を見分けなければなりません。そのため、色覚が正常である事と矯正眼鏡視力が1.0以上なければなりません。

体調管理と時間管理

車掌の仕事は、大抵どこの鉄道会社も一昼夜交代勤務で早朝の勤務や泊まりの勤務などのローテーションで組まれていますから、とても不規則な生活を送ることになります。

全ては時間通りにスケジュールが決まっていますから、時計を確認しながらの行動をとる必要もあります。毎日が決まったスケジュールで動くのではなく変化に富んでいますしほとんどが立ち仕事なので体力も必要ですから、それが苦になる人とかえって色々で楽しいと感じる人とに分かれるでしょう。

また、車掌の仕事は多岐にわたるので場合によっては、予定の食事時間、休憩時間、仮眠の時間(大抵4~5時間)さえも短くなってしまうということもあります。

ですから、体調管理と時間管理を徹底する必要があります。休日にしっかり栄養のある食事をし、ゆっくりと体を休ませなければなりません。体調不良では集中力が低下し判断能力も落ちますからミスをしがちになり、思わぬ事故に繋がってしまう恐れがあるのです。

安全第一の責任感

車掌さんが何より神経を使うのが、発車前に安全確認をしてドアを閉める時であるといいます。駆け込み乗車や酔っぱらいなどがよたよたと電車に近づいて、黄色いラインの内側に入り込むといった思わぬ危険な事態が生じてしまうことがあるからです。

ついうっかり見逃してしまうという事が無いように、常に緊張感を持って、この仕事に携わるには安全が何より第一であるという強い責任感が必要です。

最近は大人から子供までの全体で道徳意識が低下していると言われるほどマナーの悪さが目につくようになりましたから、どんなに注意を払っても全てを完全に防ぐのはとても難しいことでしょう。

誇りを持つ

利用者の安全こそ第一にというこの責任感がある限り、誇りをもってこの仕事に携わることができます。もし、責任感が弱まってしまうなら、自らの不注意でつらい経験をしてしまう可能性があるでしょう。

車の運転でも「人や車は出てこないだろう」「多分、大丈夫だろう」という過信が、注意すべきところで注意を怠り、事故に結びつきます。それで、「人や車が出て来るかもかもしれない」という予測をすることによって減速し気を配るなら事故を回避できる可能性が高まるのです。

やりがいに繋がる

車掌の安全確認は、乗降時のドアの開閉だけではなく、出発信号の確認や出発の合図、危険回避のために列車を非常停止させ、その後の安全処置、必要であれば旅客の避難誘導等々たくさんあります。

毎日、何度も何度も神経を使い責任感を持って安全確認をしてくれているその姿に利用者はきっと感謝しています。人は、見ていないようで見ているものです。言葉に出さなくても感じています。

責任感を持ってこの仕事に携わる時「ありがとうございます」と声を掛けてもらえる事もあります。努力が報われ「やっていてよかった。」と喜びを感じる時が必ずあるのです。

車掌に向いている人、適性がある人

電車が大好き

車掌の業務に携わっている人の 多くが「子供の頃から電車が好きだった」「車掌に憧れていた」と語っています。

その時から抱いている車掌への憧れは、みんなの安全に気を配るかっこいい仕事、人の役に立てる仕事というイメージなので、そうした車掌を目指すという誇りと責任感を抱いていることでしょう。

好きなこと、憧れていたことを仕事にできるので、この仕事に携わるスタートからモチベーションも上がります。

人の役に立ちたい

車掌の仕事は、多種多様ですがそのほとんどが利用者への安全と気遣いの仕事です。駅を使い慣れた人達ばかりではなく老人、女性、子供、障害者という弱い立場にある人達も多く利用しますし、中にはあまり利用する事のない人たちや外国人もいます。

人の役に立ちたいという思いを持っている人には、思いやりと気遣いを持って様々な人を援助するにも率先して誠実に対応することができるでしょう。

車掌になるための学校・教室

専門学校は全国に30校以上

鉄道マンになるための専門学校が全国に30校以上あり、鉄道会社からの求人があるので就職実績もありますから、どこの鉄道会社にどの位就職しているか、どんな講師(元鉄道マンなど)が務めているか、必要な設備は充実しているかなど、確かめてみるといいでしょう。

高校卒業後すぐに鉄道会社に就職する場合が大半とはいえ、鉄道会社からの求人がありますから専門的に意欲をもって学んでいるので即戦力とみなされるようです。

車掌になるには?まとめ

努力は報われる仕事

車掌になるには、日々の真剣な努力によって実現しますがそれは、他の人に安全や安心を与え、時には喜びを与える素晴らしい仕事です。

車掌という仕事は、乗客に寄り添うこれからも必要とされる大切な仕事なのです。車掌にずっと憧れていた、鉄道が大好きな人にとっては、それが仕事になるならさらにやりがいを見いだせるでしょう。

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