ベビーシッターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説
両親に代わって子どもの世話をするベビーシッターは、大変ですがとてもやりがいのある仕事です。保育園が不足している現代ではベビーシッターの需要が高まってきています。副業として、また家庭や学業と両立も可能であるベビーシッターの仕事を希望する人も多いでしょう。ベビーシッターになるために必要な条件や適性をご紹介します。
ベビーシッターになるには何が必要?
ベビーシッターになるために、必ず資格が必要なわけではありません。今回は資格よりも大切なベビーシッターに必要な条件を紹介します。
子どもが好き
ベビーシッターとして何よりも必要なことは「子どもが好きである」ということです。子どもが好きでないと子どもの世話をする仕事を続けることは難しいでしょう。自分の両親以外の人に世話をされることに抵抗感があったり、緊張してしまう子もいます。そんな子どもにも優しく愛情をもって接することができるかどうかが重要になります。
責任感を持つ
ベビーシッターは他人の子どもの命を預かる仕事です。しっかりと子どもの面倒を見て、安全優先で仕事をやり遂げる責任感が求められます。責任感を持って仕事をすれば、子どもや子どもの両親とよい信頼関係を築くことができ、両親も安心して子どもを預けてくれるでしょう。
臨機応変に対応できる
子どもの世話をすることは簡単なことではなく、マニュアル通りにできる仕事ではありません。もし突然のトラブルが起きてもあわてずに、臨機応変に適切に対応できる能力が求められます。また、子ども1人1人の性格も成長スピードも違うので、その子に合った世話の仕方や接し方をする必要があります。
観察力
子どもの世話をしていくなかで、子どもに何か異変があったり、子どもがベビーシッターに何かを伝えたいとき、ベビーシッターがそのことに気づいてすぐに適切な対応をする必要があります。そのためにも子どもとコミュニケーションを取りながらよく様子を観察し、早めに対応できるように心がける必要があります。
明るい笑顔
ベビーシッターに預けられた子どもは、知らない人に世話をされることに不安や恐怖を感じる子が多いです。ベビーシッターが明るい笑顔で子どもに接することで、不安や恐怖を感じていた子も徐々に心を開いてリラックスしてきます。両親がいなくても安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。表情豊かに、明るい笑顔で接することが大事です。
清潔感のある服装
ベビーシッターとして働くためには、子どもが親しみやすい身なりをするように配慮する必要があります。両親に安心して任せてもらうためにも、不潔感があったり、子どもが怖がるような格好はせず、明るく優しいイメージを持ってもらえるような服装をしましょう。
約束を守る
人によっては「〇〇はさせないでください。」や「〇〇をさせてください。」などのお願いがある場合もあります。これはベビーシッターと両親との約束ですので、必ず守りましょう。万が一約束を破ってしまった場合、両親が納得できる理由が無いと信頼を失ってしまいます。
子どもと遊べる
子どもはどんな遊びをするのか?どんな遊びをすると楽しいのか?を考えながら仕事をする必要があります。子どもの遊びを覚えれば一緒に遊べますし、より子どもと楽しい時間を過ごせるでしょう。両親がいない不安で退屈な時間を楽しい時間に変えてあげることもベビーシッターの仕事の一つです。
ベビーシッターに向いている人、適性がある人
ベビーシッターは、実際に保育士や母親として、子どもと密にかかわった経験がある方が特に向いているといえます。座学だけでは学べない、子どもとかかわったさまざまな経験をフルに活かすことができる仕事です。
子育て経験がある人
ベビーシッターになるために、必ず子育て経験が無いといけないわけではないですが、子育て経験がある人の方がベビーシッターに向いているでしょう。
自分の子どもを他人に預けるということは、両親は大変不安を感じるものです。子育て経験のある人は、子育て経験のない人よりもそのことを理解でき、子どもの命を預かるという責任感や子どもとの関わり方がわかっている方が多いので、ベビーシッターに向いているといえます。
保育士資格を持っている人
子育て経験が無くても、保育士資格を持っていたり、保育士として働いた経験はベビーシッターの仕事でも活かすことができます。保育士も他人の子どもを預かって1日面倒を見ることが仕事なので、ベビーシッターと似ている仕事といえます。
保育士として子どもを預かる責任感や子どもとの関わり方を学び、しっかり仕事をできた人はベビーシッターも向いているでしょう。また、保育士以外にも、幼稚園教諭の資格、子育て支援施設や児童館などのボランティア経験など、子供に関わる資格や経験がある方は向いています。
体力がある人
子どもの世話をすることは想像以上に大変なことです。1日子どもの面倒を見るだけでもかなり体力を消耗してしまいます。もし風邪を引いて子どもに移してもいけないので、しっかり体調管理をしましょう。子どもと思いっきり遊べ、あまり風邪などを引かない体力に自信のある人が向いています。
ベビーシッターになるための学校・教室
ベビーシッターになるために学校に通う場合は、保育や教育学を学べる学校を選ぶと良いでしょう。保育の学校であれば、座学だけではなく保育実習も充実しているところが多いので、確実に成長できます。
横浜保育福祉専門学校
横浜保育福祉専門学校は保育や福祉に特化している3年制の専門学校です。1年生から保育や教育について学ぶことができるので、確実にベビーシッターになるための勉強をすることができます。
保育園や放課後児童クラブも併設しているので、毎日学内で子供と触れ合うことができます。インターンシップ制度もあり、学内だけでなく、実際に働きながら地域の子どもたちと触れ合うことができる機会が豊富に設けられています。
実習授業はもちろん、保育士資格も取得でき、就職率もとても高いのでベビーシッターを目指す人にぴったりの学校です。3年制なので、じっくり学習したい方におすすめします。
大原こども専門学校
大原こども専門学校は、2年制または3年制で保育をじっくり学べる学校です。大原こども専門学校は、厚生労働大臣指定の保育士養成施設なので、卒業と同時に保育士資格を取得することができます。
保育士資格と幼稚園教諭資格のW取得が目指せるコースがあり、保育士や幼稚園教諭を目指す方はもちろん、ベビーシッターを目指す方にもおすすめのコースです。短期間で早く資格取得をしたい方は2年制コースを、じっくり勉強して資格取得をしたい方は3年制コースを選びましょう。
付属の幼稚園も運営されているため、実習の授業やイベントなどもたくさん行われる充実したカリキュラムになっています。ベビーシッターになるだけでなく、資格取得もしたい方におすすめの学校です。
三幸学園のこども専門学校
三幸学園のこども専門学校は、8つのコースから自分の目的に合わせて選ぶことができ、保育士や幼稚園教諭の資格取得はもちろん、より専門的なスキルに特化して学ぶことができるコースもある充実した学校です。
全国にある豊富な実習先から自分の希望するエリアや実習先を選んで実習を受けることができます。実習先がそのまま就職先になることも多く、実践的なスキルを身につけるだけでなくて就職までサポートされているところが魅力です。
校舎内に保育園が併設されているため、保育現場の現状を体感し、より実践的なスキルを持った保育者として成長することができる環境が整っています。実際に子どもとかかわることで、子どもとの接し方や世話の仕方を学び、ベビーシッターとして働くときに活かせるようにしましょう。
三幸学園のこども専門学校は札幌から沖縄まで全国に12校あるので、自分が通いやすい学校を選んでください。
ベビーシッターになるには?まとめ
なによりも「子どもが好き」であることが大切
ベビーシッターは保育士のように必須の資格が無いため、ハードルが低く感じるかもしれませんが、ベビーシッターも保育士と同じで子どもを預かる責任重大な仕事です。
ベビーシッターは保育士資格や子育て経験があると良いですが、なによりも子どもが好きで、愛情をもって接することができる人でないとベビーシッターとして働けません。子どもが好きで、子どもと関わる仕事がしたい方には、とても向いている仕事といえます。
ベビーシッターの参考情報
平均年収 | 250万円~300万円台 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 教育・保育 |
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