経理になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

経理になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

事務職の一つである経理には関連した資格も多く、すべての企業にとって必ず必要な存在です。しかし実際に経理になるためには早いうちからその道を目指すか、中途採用を目指すなら、知識のアピールにちょっとした工夫をする必要があるようです。経理になるための方法や、向いている人物像について紹介します。

経理になるには何が必要?

特殊な事務職として知られる経理になるにはどのようなことが必要なのでしょうか。

会計の知識は必須

経理は会社の経営成績や財務状況を、毎日の取引や会計活動の記録を集計して導き出すことが仕事です。そのため、会計に関する知識が絶対に必要です。

会計の知識があることを証明する資格として、簿記検定があります。日本商工会議所が主催する「日商簿記検定」が最も有名な簿記関連の資格です。

日商簿記検定は1級から3級と、入門者用の初級があります。実務レベルを求めるのなら最低3級の取得が望まれますが、経理職の募集要件に日商簿記2級を条件として挙げる企業も少なくありません。

ITの知識はあったほうがよい

近年はほぼすべての企業で、経理・会計の管理がIT化されています。そのため経理希望者もパソコンの操作やネットワークの知識といった、ITに関する広い知識を持っていることが望まれています。

プログラミングの技術や特殊分野の会計資格というところまで募集要件には入ることはかなり珍しいといえますが、効率化が進められる職種であるため、そのような知識があることは強みになるでしょう。

高校・大学から新卒で入るのが王道

経理・会計として企業に入社したい場合、王道といえるのは高校・大学から新卒で入ることといえるでしょう。商業高校や商科大学といった経理・会計を学べる学校で、在学中に簿記検定を取得しておくのがよいでしょう。

未経験の中途採用でも入社できる秘訣

しかしすでに卒業しており未経験者の中途採用枠で入社を目指したい場合には、いくつかのポイントを抑えることで入社の可能性が広がります。

高い級の簿記資格の取得

日商簿記検定の2級は企業経理・会計において、やや複雑な会計処理を含めた記帳の仕方に関する知識が求められます。

それに対し、1級の範囲では会計基準や法律・規則といった高度な知識が求められ、取得に向けた勉強で、経営管理や分析ができるほどの知識が身についていくでしょう。

一般職の作業員としての経理担当者ではなく、経営にも関わっていける経理責任者としてのアピールに使えるほどの高い評価が期待できます。

ITに関する広い知識

募集要件にはなくとも、ITに関する広く深い知識があって損はありません。経理はルーチンワークが多く、単調な作業が続く職業です。その作業を人力ではなくプログラムによりシステム化することで自動化できれば、人件費の削減にもつながります。

経費削減を通じ、会社に対して利益貢献できることをアピールできれば、採用の価値がある人材であると認めてもらえるかもしれません。

自営業における会計処理経験

会社や会計事務所に雇われたことはなくても、自分自身のビジネスの会計処理を行ったことがあるといえれば、経験者に近い扱いをしてもらえる期待がもてます。

自営業者が年1回行う青色確定申告は、企業会計と同じ複式簿記による記帳・集計が必須とされるため、基本的な処理の仕方は非常に似ています。また自分で入金の管理や支払の処理まで行っているならば、知識だけでなく実務の経験もあると主張しやすいでしょう。

経理に向いている人、適性がある人

日々数字をにらみ、計算をし続ける経理の仕事は、事務職全般に求められる適正のほか、経理ならではの性格の向き・不向きがあるようです。どのような人が経理に向いているのでしょうか。

集中力と落ち着きがある人

企業のお金の計算を一手に引き受ける経理は、パソコンの画面内にある数字を1円たりとも間違えることは許されません。

実際に目の前にないお金が数字となっているため現実味がないと感じる人も多いようですが、その数字全てが公的な資料となっていくため、扱いには非常に責任がともないます。

精神的に不安定にならずに、ずっと落ち着いたまま数字を集中して扱える人が経理として望まれる人物像といえるでしょう。

気分転換がうまい人

経理の日常は、毎日同じようなルーチン化された仕事でできています。そのため毎日の作業に飽きてしまったり、その結果集中力を欠いてしまってミスにつながったりすることもあります。

勤務時間外はオンとオフを切り替えてしっかりリフレッシュ、仕事から気持ちを切り離せるような気分転換が上手な人は、結果的にミスもない信頼できる経理として活躍できるでしょう。

勉強と効率化が好きな人

経理に必要な知識は年月が経っても大きく変わることはありませんが、所属している業界で業務に影響するような新しいルールが敷かれ、自社で新しい事業を開始するような場合には、経理の処理が発生することがあります。

変化にも対応できるように、新しい情報を仕入れて順応できる姿勢をもてると、経理とし信頼されていくでしょう。

また独自のプログラム構築や、エクセルのマクロなどによる作業の効率化を図れると、自分の業務も早く終わるようになり、新しい知識を得るための時間を確保できるようになります。

人並みのコミュニケーション能力は欲しい

経理は営業職ではないので、強烈な個性で自分を売り込むことはあまり求められませんが、机の前でキーボードと電卓を相手にするだけの仕事ではありません。

社内スタッフが提出した領収書の用途・意図を確認したり、外部の税理士と数字について意見交換したりというような人とのコミュニケーションは頻繁に発生します。

お互いの意図を伝えあい、理解しあえるだけのコミュニケーション能力は求められると思って間違いないでしょう。

経理になるための学校・教室

経理になるためには経理・会計についての知識が必要ですが、それらを身につけるためにはどのような学校に通うのがよいのでしょうか。

商業高校・商科大学

王道といえるのは、商業高校・商科大学といった、商業系の教育期間で学ぶことでしょう。商業高校では授業のカリキュラムに簿記が組み込まれている上、情報処理やプログラミングといったITに関する知識も授業の中で学ぶことができます。

卒業後にすぐ就職することが前提となったカリキュラムのため、在学中に様々な資格を得ることができるようになっています。

大学ではさらに学問として高いレベルでの簿記を学ぶことができます。資格取得のための講座も充実しており、在学中に日商簿記1級を取得する学生も少なくありません。

専門学校で資格を取得

簿記検定だけでなく、経理に役立つ各種資格を取得するためには専門学校を活用しましょう。

経理に役立つ資格として、以下の資格が代表的なものとして知られています。

  • 日商簿記検定 1~3級
  • 給与計算実務能力検定 1~2級
  • ファイナンシャルプランニング技能士 1~3級
  • 経理・財務スキル検定(FASS検定)
  • 国際会計検定(BATIC)

難易度は資格の種類、等級によって様々ですが、取得することにより国際的な経理の知識や、金融に関する知識を得ることができるものがあります。

社会人向けに夜間や土日に講義を行う学校もありますので、目的にあった学校を探してみましょう。

経理になるには?まとめ

簿記会計の知識は必須

経理は企業会計の知識と記帳の技術が必要とされるため、簿記の資格を取得することが強く求められます。難易度は級により変わりますが、日商簿記検定の2級が経理職へのパスポートといってよいでしょう。

中途採用で未経験から経理職を目指すなら、高度な会計知識やプログラミングによる利益貢献といった、新卒にはない付加価値を持った人材を目指すのがよいでしょう。

落ち着きがある上でコミュニケーション能力が求められる

経理にはその業務の特性から、集中力と落ち着きに加え、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。特定のジャンルや能力に特化しているよりも、バランスの取れた人間性が経理にとって重要といえそうです。

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