ヨガインストラクターの給与・年収は?初任給や平均月収まとめ

ヨガインストラクターの給与・年収は?初任給や平均月収まとめ

ヨガインストラクターは、ヨガを通じて人々の心身のバランスを取る職業です。技術や知識を証明するための資格の取得が求められ、体力的にもハードな仕事として知られますが、給与・年収はどの程度なのでしょうか。ヨガインストラクターの収入について紹介します。

ヨガインストラクターの初任給

初任給は17~21万円

厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」における、平成30年の労働者全体の初任給平均は下記の通りです。

区分 金額
大卒男性 21.0万円
高卒男性 18.2万円
大卒女性 20.2万円
高卒女性 18.0万円

大手新卒向け就職情報サイトの採用情報によれば、ヨガインストラクターの初任給はおおむね17~21万円前後であり、全産業の初任給と大きな違いはないようです。

ヨガインストラクターの平均給与の統計

20万円前後がスタート

厚生労働省発表の「賃金構造基本統計調査」において、ヨガインストラクターが含まれる「Rサービス業(他に分類されないもの)」の平均給与額は以下の通りです。

年齢区分 所定内給与額
全年齢 25.5万円
~19歳 17.8万円
20~24歳 20.2万円
25~29歳 22.0万円
30~34歳 23.7万円
35~39歳 25.7万円
40~44歳 26.9万円
45~49歳 27.9万円
50~54歳 29.3万円
55~59歳 29.3万円
60~64歳 23.7万円
65~69歳 20.3万円
70歳~ 20.0万円

大手求人サイトで募集されているヨガインストラクターの給与は、おおむね20万円前後からスタートすることが多いようです。

多くの求人広告では給与上限が記載されていませんが、公開している場合25万円前後として記載しているヨガスタジオが多く、一般的に給与はそれほど高い水準にないことが推測されます。

年齢の制限が厳しい

ヨガインストラクターは一般的なイメージよりも肉体を酷使する職業であり、またインストラクター個人の人気により、担当する生徒数に大きく差が出るといわれています。

そのため若く美しいとされる年代・容姿のインストラクターに人気が集まる傾向があり、20歳代後半~30歳代がキャリアのピークといわれています。それ以降は生徒の減少にともない収入も減り、引退を余儀なくされるインストラクターも少なくないようです。

ヨガインストラクターの年収統計

300万円前後が一般的

ヨガインストラクターの年収について、改めて賃金構造基本統計調査から検証しましょう。

平均給与額および「年間賞与その他特別給与額」から類推した年間給与額は、以下の通りとなりました。

年齢区分 所定内給与額
全年齢 383.9万円
~19歳 246.8万円
20~24歳 294.3万円
25~29歳 329.5万円
30~34歳 362.2万円
35~39歳 396.6万円
40~44歳 413.8万円
45~49歳 423.9万円
50~54歳 441.4万円
55~59歳 441.6万円
60~64歳 341.1万円
65~69歳 273.4万円
70歳~ 258.4万円

この統計にはヨガインストラクター以外のサービス業の給与が含まれており、また前述の通りヨガインストラクターのピークは30歳代中盤までと考えると、40歳代以降まで給与を伸ばし続けることは難しいでしょう。

大手求人サイトの募集広告に記載されている給与から類推する年収は、300万円~400万円程度であり、40歳程度までは上記の統計に近い金額がもらえることが推測されます。

また、以下に表す全産業の平均年収と比較すると、低めの年収で推移する職業であることがわかります。

全産業の平均年収

年齢区分 所定内給与額
全年齢 491.1万円
~19歳 247.9万円
20~24歳 314.9万円
25~29歳 391.3万円
30~34歳 450.5万円
35~39歳 495.1万円
40~44歳 536.4万円
45~49歳 576.2万円
50~54歳 606.4万円
55~59歳 583.1万円
60~64歳 409.2万円
65~69歳 348.7万円
70歳~ 348.2万円

ここまではあまり高額の給与が期待できない情報が並びましたが、ヨガスタジオの種類によって給与額も大きく変わるようです。

インストラクターを募集するスタジオの中でも、ダイエット効果が高いとされるホットヨガを扱うヨガスタジオには、生徒が多く集まることが期待できます。その中で人気講師になることができれば、1回のレッスンあたりの売上も大きくなるため、給与アップにつながるでしょう。

またヨガを専門に扱うスタジオではなく、トレーニング全般を行える大手フィットネスジムの中にあるヨガクラスの担当は、収益性の高い大手フィットネスジムの恩恵を受けることができます。

フリーランスのインストラクターとして

また、ヨガインストラクターにはフリーとして活躍する選択肢があります。フリーになると複数のヨガスタジオとの契約や、海外への進出など働き方の幅が広がります。

スタジオとレッスン単価で契約

フリーランスの一般的な働き方はヨガスタジオとのレッスン単価での契約です。固定給ではなく、1回のレッスンごとの報酬を受け取る形式になるため、複数のスタジオと契約することで収入を増やすことができます。

フリーランスのヨガインストラクターを募集している求人広告では、1レッスンあたり2,000円~5,000円を提示しています。

仮に5,000円で契約できるスタジオが複数あり、毎日3レッスンを月に22日安定して行うことができれば、月間で

5,000円 × 3レッスン × 22日 = 330,000円

の収入が得られるでしょう。年間にすれば約400万円と、給与水準のピークと同じ程度の収入を得ることが期待できます。

継続契約を続けられ、人気講師として集客力も高められればさらなる単価の向上や、歩合制の契約に変更してインセンティブを受け取ることも考えられます。

人気を直接収入につなげることができるようになるため、ある程度の集客力がある場合にはフリーランスとなることを選択肢に入れてよいでしょう。

海外でヨガインストラクター

ヨガインストラクターの資格で最も有名な資格である「全米ヨガアライアンス認定資格」は、世界80カ国以上で通用する国際的な資格です。

そのため海外でヨガのインストラクターとして働く際にも、ヨガの技術や知識があることを証明し、スタジオへの所属や個人でレッスンを主催することができるでしょう。

海外でのレッスンは外国人対象だけではなく、現地に済む日本人を相手にすることもあるでしょう。日本人向けのクラスを持つことで固定客をつかみ、またレッスンの場が一つのコミュニティとなっていくことから、長期的な収入が期待できます。

収入は現地の通貨価値に左右されることが多いため、日本円に換算すると安くなるかもしれません。しかし現地の物価なら十分に生活できるだけの収入になることが多いため、ただ安いというだけで心配することはないでしょう。

需要が増える高齢者向けヨガ

これからも日本は高齢化が進むことが予測されていますが、反面適度な運動をするための方法としてヨガが注目されています。

県や市から報酬をもらい、地域の体育館や公民館などで週1~2回の定期的なレッスンを行うことが、今後ますます増えていくでしょう。

ヨガインストラクターが1,000万円を目指すには

とはいえ、それでもヨガインストラクターとしての収入は頑張っても500万円前後になることが予想できるでしょう。他の職業のように、ヨガインストラクターは1,000万円というような高額の収入を得ることはできるのでしょうか。

スタジオの経営

1,000万円に最も近い方法は、やはり自身でスタジオを経営することでしょう。

大手ヨガスタジオのレッスン料金は、月間何度でも通える無制限会員で8,000円~20,000円前後、月間4回までの制限会員で4,000円~6,000円程度、1回毎のレッスンチケットが2,000円~3,000円程度という価格帯が多いようです。

月間平均10,000円の生徒を300名集めることができれば300万円、講師の給料やスタジオ賃貸費などを含め200万円で抑えることができれば月間100万円の収入が期待できるようになるでしょう。

スタジオ経営側につくことができれば、年齢による引退も必要なくなるため、長い時間ヨガを通じて収入を得ることができるでしょう。

ヨガインストラクターの給料・年収まとめ

ヨガインストラクターの収入は残念ながら一般的に見て高い部類になく、さらに稼げる年齢もある程度限られています。そのため人気のある大手スタジオへの就職や、歩合で収入を決められるフリーランスという選択肢を積極的に選ぶことが望ましいでしょう。

また将来的にスタジオ経営に進むことができれば、大きな収入を長期間得られることが期待できます。収入面では厳しいとみられる職業ではありますが、選択次第でしっかり稼ぐことができるのもまたヨガインストラクターという職業なのです。

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ヨガインストラクターの参考情報

平均年収250万円~400万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種スポーツ

統計情報 出典元:

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