ツアーコンダクターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ツアーコンダクターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

観光名所やホテルなどのチェックインなどのサポート役にもなるツアーコンダクターになるには、どんな適性が必要なのでしょうか。ツアーコンダクターになるにはどんな学校に進み、何を学ぶ必要があるのかご紹介します。

ツアーコンダクターになるには何が必要?

ツアーコンダクターとしての就職先は2種類ある

旅行会社に就職して営業業務とツアーコンダクターの業務に携わる形と、ツアーコンダクター専門の派遣会社に登録する形と2種類あります。また、ツアーコンダクターには国内のみで活躍するツアーコンダクターと海外で活躍できるツアーコンダクターがいます。

学歴や資格が必要な職業なのかといいますと、大手旅行会社に就職する場合は学歴を問われることがありますが、基本的には就職時に学歴は必要とされないことが多いです。

しかし、海外ツアーに同行できるツアーコンダクターになるには語学力が必要とされるので、海外でも活躍できるツアーコンダクターを目指している方は英語や中国語などを理解していなければいけません。

ときに日常会話レベル以上の語学力が必要になる

海外に同行することができるツアーコンダクターを目指すのであれば、日常会話レベルの英語を話せる必要があります。

ときにツアー中に体調が崩されたツアー客の状況説明やツアー先で盗難被害に遭ってしまったときに、的確に現地の方と状況説明を行うこともあるため日常会話レベル以上のスキルを求められることもあります。

就職時に有利な資格はある

観光庁長官登録済みの機関で旅程管理研修を受け修了し、旅行業法で定めている一定の添乗業務経験を積むことで「旅程管理主任者」の資格を取得することができます。

ツアーコンダクターとして1人で添乗業務を行う際は、この「旅程管理主任者」の資格が必ず必要です。資格を取得していないと旅行業法違反となります。

ツアーコンダクターに必要な旅程管理主任者の資格には2種類あり、国内のみで添乗業務を行う際は「国内旅程管理主任者」、海外でも活躍できるツアーコンダクターになるには「総合旅程管理主任者」の資格が必要です。

どちらの資格も難易度はそれほど高くはありませんが、資格を持ったからと言ってツアーコンダクターの業務をこなせるとは限りません。次にツアーコンダクターに向いている人はどんな人なのかご紹介します。

ツアーコンダクターに向いている人、適性がある人

ツアー先のリサーチ力がある人

国内だけではなく海外に同行する場合も、ツアーコンダクターはツアーが行われる日まで、徹底して観光地の情報や現地スタッフとの打ち合わせを行います。

観光地の情報は特に力を入れる必要があり、海外の場合はその地域の治安、戦争や紛争が起こっていないか、伝染病が流行っていないかなどの衛生状態についても調査する必要があります。

そのためツアーコンダクターになるにはあらゆる状況に備え、観光名所の情報だけではなくどこにどんな病院があるのかなどのリサーチ力がある人に向いているといえるでしょう。

人当たりがよく、対応力がある人

ツアーコンダクターはツアー客を安全に引率する役割があります。しかし、引率するツアー客はほとんどが初対面の方々です。初対面ではありますが、ツアーコンダクターはツアー客から信頼される存在でなくてはいけません。

信頼を得て旅行を楽しませるようにするには、誰にでも明るく接することができる人当たりのよい人柄であり、旅行中に起こりやすいトラブルに臨機応変に対応できる対応力、さらにトラブルが発生しないようにある程度予見できる観察力がある方に、向いている職業といえるでしょう。

統率力のある人

ツアーコンダクターは大勢のツアー客をまとめることも多々あります。人として明るく接するだけではなく、大勢の人々の安全と時間を守るためにも統率力がある人に向いた職業でもあります。

旅行好きであり、気配りを苦に感じない人

ツアーには1日で終わる内容と、泊りがけの内容のツアーとあります。泊りがけのツアーに同行すると、ツアーが終わるまでは常にツアー客への対応やスケジュールの管理などの業務に追われます。

そのため、ツアーコンダクターの休憩時間はほぼないと考えるほど気を休める時間は与えられません。そんな激務に耐えられるような精神力と体力を必要とする職業です。

どんな事態に陥っても冷静に対処できる人

トラブルは大きなツアーに同行するほど遭遇率が高くなります。ツアーコンダクターに詰め寄ったところで解決しないことを言われることもあります。

言いがかりに近いクレームを言われることもありますし、ツアー客同士でのトラブルも発生する可能性もあるので、このようなトラブルが発生した際は感情的にならず、冷静に対処できる心の強い性格の人に向いているといえるでしょう。

ツアーコンダクターになるための学校・教室

学校在学中や観光業未経験者には必要な研修がある

ツアー同行中はツアー客の安全を確保し、より楽しい旅行になるように務めながらツアーのスケジュールをスムーズに進行できるように、気を配らなくてはいけない過酷な職業ではありますが、ツアーコンダクターになるためにはどんな学校で学ぶことができるのでしょうか。

ツアーコンダクターになるには「旅程管理主任者」の資格が必要となりますが、この資格を取得するための研修に参加しなくてはいけませんが、条件があります。

旅程管理主任者の研修にはまず、観光業の経験が必要です。在学中の場合や観光業が未経験の方は「基礎添乗業務研修」を修了しなくてはいけません。この研修はツアーコンダクターになるための基礎知識を学ぶことができます。

この基礎添乗業務研修を修了した条件を満たすことで、「旅程管理主任者」の資格を取得するための研修を受けることができるようになります。

旅程管理主任者の資格は就職後も取得できる

旅程管理主任者の資格は、観光業に携わりツアーコンダクターを目指しているという方は取得することができる資格です。

取得するには国内または総合旅程管理研修を受講し、修了試験に合格しなくてはいけません。さらに、その後一定期間内に「添乗実務」を経験することで終身有効となる「旅程管理主任者」として認められます。

ツアーコンダクターになるための近道は専門学校へ進学する

観光科などの学科がある専門学校には、旅程管理主任者になるための専用のカリキュラムを組んでいる学校があります。

大学や短期大学では観光に関する学問を深めていきますが、即戦力を問われると専門学校に進学した方がいち早くツアーコンダクターとしての業務に携わることができるメリットがあります。

ツアーコンダクターとして必要な旅程管理主任者の資格取得対策を含め、即戦力になるような知識を学ぶことができる大きなメリットはありますが、デメリットもあります。

専門学校へ進学のデメリット

専門学校では企業に採用されやすい実践的な勉強ができますが、目指している職業に関する勉強が中心となってしまいます。

そのため途中で大きな進路変更を行うと、就職に不利になることがあります。ツアーコンダクターの求人はほとんど学歴不問で応募することができますが、将来的にツアーコンダクターとは違う業種に転職する際、学歴を問われることもあるので転職する可能性がある方は慎重に学校を選ぶ必要があります。

語学力を学ぶには大学が有利

海外ツアーを担当することができるツアーコンダクターを目指している方は、大学で語学に関して深く学ぶことができます。観光学を学びながら語学も学ぶことで、大手旅行会社の採用試験に有利に進めることができる可能性が高くなります。

ツアーコンダクターになるには?まとめ

自分の時間を惜しまず人と接するのが好きな人に向いている

ツアーコンダクターの仕事は華やかな職業に思われますが、ツアーに同行し添乗業務を行う際はツアー客を第一に考え、旅行を楽しくいい思い出になるように務めなくてはいけません。

時には「ツアー内容が面白くない」とクレームを言われることもありますが、気にせず今後の自身の実績に繋がるというポジティブな気持ちにすぐに切り替えることができる方に向いている職業です。

ツアーコンダクターとして即戦力になる知識を学べるのは専門学校ではありますが、将来的に転職を考えている方は大学も視野に入れることも必要です。

ツアーコンダクター(添乗員)の参考情報

平均年収300万円~400万円
必要資格
  • 国内旅程管理主任者資格
  • 総合旅程管理主任者資格
資格区分 国家資格
職種旅行・ホテル

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