人材派遣会社社員の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

人材派遣会社社員の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

人材派遣会社は、労働力を探す企業と職場を探す求職者の間を仲介する企業です。ただ労働者を派遣するだけでなく、企業の問題を解決する提案をしたり、企業と労働者のマッチングを図ったり、登録スタッフのキャリア形成支援をしたり業務は様々です。本記事では、人材派遣会社社員の具体的な仕事内容、仕事のやりがいなどについてご紹介します。

人材派遣会社社員とはどんな仕事?

企業と労働者の間をつなぐ仕事

人材派遣会社は労働力を探す企業と、働く場所を探す求職者をつなげる役割を果たす企業です。クライアント企業からの人材に求めるスキルや経験などの要望をまとめ、派遣会社に登録している派遣スタッフの中から需要に適した人材を派遣します。

人材のマッチングはただ右から左へ労働者を流すだけではなく、クライアント企業に本当に必要な人材は何か分析するのも仕事の1つです。企業側が同じ業界での経験者を要求しているが実は別の業界の経験者でも対応できるというケースもあります。企業側と労働者側が両方得をするようなマッチングを行うためには、労働環境や産業についての理解が求められます。

様々な新技術が生まれ、産業構造が変化する中、無くなっていく仕事と新しく生まれる仕事があります。雇用の流動化が本格化する中、人材派遣会社は労働需給のミスマッチや労働環境の変化に対応することが重要な役割になっていくでしょう。

また、派遣されるスタッフ側からの要望を聞いたり、研修を受けさせたりしてキャリア形成を助けるのも人材派遣会社社員の仕事です。こうした仕事をキャリアコンサルタントと言います。

2016年に国家資格となったキャリアコンサルタントですが、厚生労働省は2024年度までにキャリアコンサルタントを5万人弱から10万人に増やす計画を立てています。派遣労働者のキャリア形成支援が義務化されたこと、人材派遣ビジネスの需要が高まることから、キャリアコンサルタントの需要も高まっていくことが予想されます。

増えていく人材派遣ビジネスが活躍する場

人材派遣会社が活躍するのは事務系だけでなく、医療・介護や製造業、教育、研究など様々な分野に進出しています。派遣会社によっては特定の分野に特化しているところもありますし、大規模な会社では複数の分野にまたがって事業を行っています。

派遣業の需要は高まっていますが、人材不足で倒産する人材派遣会社も出てきています。人材派遣業界全体は活性化し様々な分野に進出していくでしょうが、その分人材派遣会社同士の競争も激化していくと思われます。

人材派遣会社社員の具体的な仕事内容

人材派遣会社社員の具体的な仕事としては、以下のようなものがあります。

営業

クライアント企業の人事担当者相手に人材派遣やコンサルティングの提案をします。

一般的な営業職は商品を売るのが仕事ですが、人材派遣会社の営業は相手の抱える問題や要望を解決する提案をするのが主な仕事になります。営業活動はさらに細かく以下の内容などに分かれます。

新規開拓営業

新規顧客を見つけるためにいわゆる「飛び込み営業」を行います。飛び込み営業というと1つでも多くの企業を回り、時に無視され時に怒られる仕事というイメージがありますが、近年の営業活動では業界を分析して好調な企業を挙げ、さらにその企業を分析した上で企画を提案するという量より質を求められる仕事になっています。

もちろん、新規開拓という仕事の性質上、事前にアポイントメントを取れずに向かわなければいけないというのは変わりません。

ルートセールス

既存の顧客を対象に新しい企画や企業の現状の分析と改善などの提案などを行います。派遣スタッフが足りないようであればさらに増員を提案しますし、派遣しているスタッフから労働環境などを確認してなにか問題があればクライアントに改善の提案をします。

マッチング

クライアント企業からこうしたスキルの持ち主が欲しい、こういう業務の経験者が欲しいなどの要望を受け、需要にマッチしたスタッフを派遣する仕事です。人材コーディネーターが行う業務でもありますが、営業が担当する場合もあります。

人材コーディネーター

クライアント企業が求める人材と求職者が求める職場をマッチングさせる仕事です。登録した派遣スタッフと面談を行い、どんなスキルや経験を持っているのか、どんな職場を求めていてどんな働き方を希望しているのか把握し、適した派遣先を探すのが業務です。派遣したスタッフのカウンセリングなども行います。

企業側の要望と求職者側の要望は常に一致するわけではなく、クライアントの求める人材とピッタリ一致するスタッフが見つからない時もあります。そんな時はクライアントの要望しているスキルや、経験は本当にそのスキルでなければいけないのか、代用できる人材はいないのかなどクライアントが本当に求めているものは何かについて分析し、マッチングする人材を探します。

また企業と求職者両方と交渉し、お互いの条件をすり合わせ、両者納得できるやり方を見つけるのも仕事の1つです。人材コーディネーターの仕事をするには相手の情報を聞き出し、条件を飲んでもらう交渉力などコミュニケーション能力が求められます。

スタッフ支援

登録している派遣スタッフの研修や教育、サポートなども人材派遣会社は行います。2015年9月の改正労働者派遣法で派遣社員へのキャリア形成支援が義務化されました。派遣スタッフと面談して教育訓練をしたり資格取得をサポートしたりするなどしてキャリアコンサルティングを行います。

人材派遣会社社員の仕事のやりがい

多くの人と関わることができる

人材派遣会社社員は派遣先の企業や派遣するスタッフなど数多くの人と関わる仕事です。人に興味関心がある人にとってはやりがいのある仕事でしょう。

クライアント企業の担当者や登録スタッフなどさまざまな人と話をし、関係を結んでいく仕事なのでいろいろな人の考え方に触れる中でコミュニケーション能力や人間を見る目が養われていくので、仕事を通して成長したいと思う人にはやりがいがある仕事です。

適したマッチングができた時の喜び

人材派遣会社は企業と労働者の間をつなぐ架け橋になりますが、それは派遣スタッフの能力を引き出し、その人が輝く場所を見つける仕事とも言えます。企業の要望を叶えるのと同時に求職者の希望も叶える最適なマッチングができた時は企業からもスタッフからも感謝され、いい仕事ができたという達成感があるでしょう。

企業に貢献することで社会全体を支える責任ある仕事

人材派遣会社は企業と労働者の間を結びつけるだけでなく、企業に提案をし、事業に貢献する仕事でもあります。雇用の流動化、産業構造の変化が進んでいくこれからの日本で人材派遣会社は社会的に大きな役目を果たすようになるでしょう。企業に貢献することは社会全体に貢献することであり、責任とやりがいのある仕事と言えます。

人材派遣会社社員の仕事内容まとめ

企業と求職者の間を結び、様々な業界を支える仕事

人材派遣会社は労働力を求める企業と職場を探す求職者の間にたち、両者が満足できるマッチングを果たす仕事です。産業構造が変わり雇用の流動化が進むこれからの日本で人材派遣会社は労働需給のミスマッチを改善し、労働環境を変えるなど重要な役割を果たすようになるでしょう。

人材派遣会社社員の仕事は「営業」「人材コーディネーター」「スタッフ支援」などに分けられます。営業業務は新規クライアント企業を探したり、既存のクライアントに新しい提案をしたりします。

人材コーディネーターは、クライアント企業が求める人材と求職者が望む職場をマッチングさせるのが仕事です。お互いの要望を聞き、条件のすり合わせなどを行います。スタッフ支援は、登録している派遣スタッフに研修や教育などを受けさせキャリア形成の支援をする業務です。

人材派遣業は様々な業界に進出し、派遣サービスの需要は高まってきています。人手不足で倒産する派遣会社も出てきており、派遣会社同士の競争は激しくなると思われますが、人材派遣会社社員の需要は今後も高まっていくでしょう。

人材派遣会社社員の参考情報

平均年収400万円~500万円
必要資格
  • キャリアコンサルタント
資格区分 国家資格
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