リフレクソロジストになるには?必要スキルや向いている人の特徴などを具体的に解説
リフレクソロジストは、お客様にリフレクソロジーを行う施術者です。そんなリフレクソロジストになるには、資格が必要というわけではありません。では、どのようなことが求められるのでしょうか。このページでは、リフレクソロジストになるために求められるスキルや資格、向いている人の特徴などについてご紹介します。
リフレクソロジストになるには何が必要?
リフレクソロジストになるための特別な免許や資格といったものはなく、学歴や性別なども不問で、基本的には誰にでもなれる職業です。
そのため、男女関係なくリフレクソロジストになることはできますが、お客さんの身体に直接触れる仕事ということもあり、女性が多い傾向にあります。
リフレクソロジストの資格を取得して基礎を学ぼう
リフレクソロジストになるには、日本リフレクソロジスト認定機構をはじめ、さまざまな民間団体の認定する資格を取得する方法があります。リフレクソロジストについて学ぶ場合、通学して本格的な実技を学んだり、通信講座を受講したりするなど、いくつかの方法で勉強していくことができます。
本格的な実技を学んでいく場合は、週に何日か通学する本格的な養成コースを受講し、認定試験に合格してライセンス登録することになります。通信講座では、およそ5ヶ月から1年かけてリフレクソロジストの基礎から実際の手技までを学んでいくことになります。
また、サロンなどで働きながら実務経験を積むことで、資格を取得せずともリフレクソロジストとして働いていくことはできます。しかし、人の身体に影響を与える仕事ということを考えると、資格を取得しておくことが望ましいです。
リフレクソロジーの代表的な資格認定機関
リフレクソロジストの資格はさまざまな団体が認定しているとお伝えしましたが、代表的な資格認定機関として3つの団体があります。
先にお伝えした日本リフレクソロジスト認定機構は1999年の発足以降、日本のリフレクソロジストの地位向上に尽力し、さまざまな活動を行ってきています。加盟スクールで学ぶことで、日本リフレクソロジスト認定機構の認定資格を取得することができます。
日本ヒーリングリラクセーション協会では、緩和ケアや補完療法などが行える「JHRS認定リフレクソロジー資格」を取得することができます。世界中の実力派リフレクソロジスト会員が所属する「英国IEB」の資格を取得することもでき、世界的に活躍できる人材となることも可能です。
日本能力開発推進協会の認定資格では、身体の仕組みの基礎や反射区の専門知識など、リフレクソロジー技術を兼ね備えたプロのセラピストを目指した資格認定をしています。指定教育機関の講座を受講することで、在宅で受験することも可能です。
リフレクソロジストに向いている人
リフレクソロジストの施術では、お客さんの身体のバランスを整えて体調を良くするお手伝いをしていきますが、それと同時にお客さんの心のケアも行わなければなりません。
そういう意味では、お客さんと適切にコミュニケーションを取り、お客さんの心をホッとさせることができるコミュニケーション力の高い人はリフレクソロジストに向いているといえます。
ここではコミュニケーション力の高い人など、リフレクソロジストに向いている人、適正がある人について紹介していきます。
コミュニケーション力が高い人は向いている
リフレクソロジストの施術を必要とする人には、仕事のストレスで疲れた人、毎日の家事や育児に疲れた人など、さまざまなストレスや悩みを抱えた人が多く、身体への施術だけでは充分対応することができないお客さんもいます。
そのようなお客さん一人一人の悩みや相談を聞いて、本当に望んでいる物が何かを見極めながら施術していくことも必要です。ちょっとした愚痴を聞いてもらうだけで満足し、リラックスできるといったケースもあるので、高いコミュニケーション力でお客さんから多くの情報を引き出せる人はリフレクソロジストに向いているといえます。
昔から人に頼られることが多かったり、人から好かれやすかったりといったことを自覚しているなら、自分がリフレクソロジストに向いていると考えてもいいでしょう。
他人の心と身体を癒やしたいと思う人
人間には、人に何かをしてもらうことで喜びを感じる人と、人に施しをしてあげることで喜びを感じる人とがいますが、後者の場合はリフレクソロジストの適正があるといえます。
例えば、お客さんがリラックスできるよう、お店の雰囲気を意識したり、内装やインテリアにこだわったりする人は、人に施しをすることで喜びを感じる人です。
中にはアロマやハーブティーなど専門性の高い知識を持つ人もいて、そのような人は、自分の知識で誰かを癒やしたいという気持ちを持っていることになり、リフレクソロジストの適正があるということができます。
営業能力が高い人もリフレクソロジストに向いている
リフレクソロジストとして長く仕事を続けていく場合、たくさんのお客さんから指名してもらうための営業力も必要になります。どんなに技術がしっかりしていても、無愛想でコミュニケーション力が低ければ、次にお客さんから指名してもらうことは少なくなるでしょう。
コミュニケーション力と重なる部分もありますが、お客さんの仕事や趣味に加え、体質や持病など多くのことを覚えていれば、お客さんに喜んでもらうことができ、次の指名もしてもらいやすくなるでしょう。
お客さん側の情報を積極的に引き出し、気持ちよく施術を受けてもらって次の指名につなぐことができる営業力があれば、多くの顧客を獲得することができるため、リフレクソロジストに向いているということができます。
リフレクソロジストになるための学校
リフレクソロジストになるために学校へ通うのであれば、民間のリフレクソロジスト養成学校へ通うといいでしょう。ここでは認定資格を取得することができる日本リフレクソロジスト養成学院について紹介していきます。
日本リフレクソロジスト養成学院とは
日本リフレクソロジスト養成学院で学ぶことで、日本ヒーリングリラクセーション協会の認定資格である「JHRS認定リフレクソロジー資格」を取得することができます。
日本リフレクソロジスト養成学院にはさまざまなコースが用意されていて、通学コースの「週1日5ヶ月コース」「週2日2.5ヶ月コース」「自由選択マンツーマンコース」などの他、スキルアップコースやセミナーなどの講座も用意されています。
通学コースの「週1日5ヶ月コース」と「週2日2.5ヶ月コース」の受講時間と料金は同じで、受講時間が72時間、教材費を含めた料金が320,000円(税別)となっています。
通学コースの内容について
日本リフレクソロジスト養成学院のコースには通信講座もありますが、通信講座では通学コースほど実技についてじっくり学ぶことはできません。自分の目で見て学ぶことができるという意味では、通学コースの方がリフレクソロジストとして、より高い技術を学ぶことができます。
また、受講生が独立開業する場合のことも考えられていて、学院卒業後のことを相談することもでき、リフレクソロジストの技術を学びながら開業に向けた準備をしていくことも可能です。
リフレクソロジスト養成学校で学ぶメリットについて
日本リフレクソロジスト養成学院のような養成学校で学ぶメリットとして、業界内に人脈を作ることができるということが挙げられます。養成学校の卒業生は広く全国で働くことになるため、卒業後は受講生同士で連絡を取り合い、各地域特有の情報などを交換することができます。
通学するコースでは自分のことを養成学校側に知ってもらうことができ、運が良ければ養成学校からの紹介で仕事を見つけられることもあるそうです。通信講座と比べて負担は大きくなりますが、業界内に人脈を作ることは、その後を考えると大きな強みとすることができるでしょう。
リフレクソロジストになるには?まとめ
民間の養成学校で学ぶことが一番の近道
リフレクソロジストになるには、特別な免許や資格を取得する必要はありませんが、だからといって独学で技術を学んでも、良いリフレクソロジストになることはできないでしょう。
民間の養成学校で学び、できれば通学コースへ通って自分の目で見て、実際に体験しながら技術を学んでいくことがリフレクソロジストへの近道となるでしょう。
リフレクソロジストの参考情報
平均年収 | 250万円~350万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 心理・福祉・リハビリ |
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