ピアニストの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

ピアニストの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

お子様のいる方なら、一度はお子様にピアノの練習をさせようかと考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ピアニストとして成功していく人はほんの一握り。今回はそんなピアニストの仕事内容をみていきましょう。

ピアニストとはどんな仕事?

ピアノを演奏する人をピアニストと呼ぶ

ピアニストとは簡単に言うとピアノを聴衆の前で演奏し、メロディを奏でる人です。ピアニストになるのに国家資格や免許などは一切必要ありません。求められるのはまずは高度な知識と演奏技術です。

鍵盤を打つ強さや早さによって様々な音を調整しなければならず、その技術を高めるには非常に繊細な指の動きなどが必要です。ピアニストによっては自身の指に何億円という保険をかけている人もいます。

そんな演奏技術が高い人に共通しているのが、幼少期の頃からグランドピアノを弾き、師に学び、音大に入りコンクールを受賞するということです。

絶対音感の持ち主で楽譜通りに演奏できたとしても、恐らく聴衆の心には響かないでしょう。聴取の前で披露する前にどれだけの経験を積み、どれだけ自分がその楽譜に対しての表現をピアノで演奏できるかがこの仕事の醍醐味になるでしょう。

そしてその演奏でどれだけ聴取を惹きつけることができるかが、この仕事のやりがいにも繋がるかもしれません。

演奏以外にも必要なものがピアニストにはある

例えば、あなたがプロのピアニストが演奏する会場に行き、時間になりプロのピアニストが演奏を始め、その演奏にあなたは心を打たれますが、演奏が終わるとすぐさまにプロのピアニストは会場から去っていきました。

もちろん感動するかたも大勢いらっしゃるかもしれません。ですがそのピアニスト演奏に惚れれば惚れるほど、その演奏者とはどういった人物なのか知りたくはなりませんか?

つまり、プロのピアニストの仕事は演奏技術を高め演奏するだけではなく、見た目や気品、知性やトークスキルなど、聴取にこの人のピアノ演奏を聴きたいと思わせることが必要です。その演奏者のことをよく知ってから演奏を聴くのと、そうでないのでは感じ方もすごく変わってくるでしょう。

特に家でCDなどでその人の演奏を聴くときなどは、その演奏者をイメージできた方がより気持ちが入っていきやすいかと思います。こうしてプロのピアニストは演奏技術だけではなく、聴衆を惹きつけるカリスマ性も仕事をしていく上では、必要スキルとなります。

ピアニストの仕事の具体的な内容

それではここで、そんなプロのピアニストたちの職業をみていきましょう。

ピアノを演奏する仕事

プロのピアニストといえば、皆さん最初にイメージされるのがこの“演奏をするピアニスト”ではないでしょうか。つまりピアノを演奏することで収入に繋がり、それで生計を立てていく人たちです。

しかしここであえてお伝えしますが、ピアノを演奏するだけで生活をしていくのは非常に困難です。血のにじむような努力をして、まれな才能を持っていたとしても、大舞台などで演奏するチャンスがない場合や大勢の人前で演奏する強靱な心臓がなければ、成功は難しいでしょう。

ではその仕事内容ですが、ピアノの演奏会のようないわゆるリサイタルの開催、バレエやオペラ、はたまたミュージカル、時にはテレビなどを舞台にピアノを演奏する仕事など多岐にわたります。また、ソリストの演奏会において伴奏を担当する伴奏ピアニストという仕事もあります。

ソリストと違う点は、高い技術だけではなくソリストの意思や感情を瞬時に読み取り、柔軟に対応することが求められるスキルが非常に求められます。ソリストと息が合えば仕事の依頼も増える可能性がありますが、逆に意気や波長が合わなければ、一回きりということもあります。

人気のピアニストに関しては、自身のピアノの演奏をレコーディングしてCDとして発売しています。有名になるとファンももちろん増えますのでCDの発売が収入になり、安定した仕事となります。

またイベントごと、結婚式の会場や高級レストランやバー、その他にも様々な場所で演奏依頼を受けて仕事をします。演奏会に比べ、比較的お客様と近い距離での演奏となりますので、先ほども述べた演奏以外のスキルが重要となってきます。

日々客層によって盛り上がり方や、同じ曲でも音の乗せ方が全く違うものになりますので経験が何より大事になってきます。

ピアノを教える仕事

忘れてはいけないのが、ピアノを教える講師の仕事です。プロのピアニスト誕生にはこの方々の存在は必要不可欠です。

なぜならこの講師との出会いで、自身がプロとしてやっていく程の実力を手にすることができるかが決まる、といっても過言ではないでしょう。つまりピアノの講師になるには、自身の演奏でいっぱいいっぱいになるではなく、人に余裕も持って教える技術も必要です。

お医者さんなどと考え方が似ているかもしれませんが、教えてらう側としてはその講師がどこの音大出身者か、何か賞を受賞しているのか、その講師から巣立った有名なピアニストはいるのかなど、その講師の経験や実績を見られることになります。

講師という大きな枠組みで見てみると、私たちは幼いころにピアノが弾ける先生にピアノや歌を習ったことがあるかもしれません。すぐ思いつく方はいらっしゃらないかもしれませんが、その先生とは「幼稚園の先生」のことです。幼稚園の先生はピアノ演奏ができることが必須ですから、運よくピアノが上手な先生が幼稚園にいる場合は幼いころからピアノを教えてもらえる可能性もあります。

では一般的な講師の方をみていきましょう。

一般的には音楽教室などで、一人の先生が複数の生徒にピアノを教えていくことになります。自身の子供のみを生徒にするなどの事情がない限り、一人の生徒だけをずっと指導していくことはないでしょう。教室を開き、一般募集をすることで複数の生徒に教え、それぞれの年齢や持って生まれた才能、目的によって指導方法も当然異なってきます。

一般的に「これを教えておいたら間違いない」ということはなく、その生徒に合ったカリキュラムやスケジュールを組み、才能を引き出していかなければなりません。ピアノの発表会で生徒が結果を残せるかどうかも、講師の腕次第でしょう。

ピアニストの仕事のやりがい

ピアノを弾いたことがない人たちにとってピアニストは、「楽譜を間違えないようピアノを弾ければいい人」というイメージかもしれません。

ですがピアニストが100人いれば、同じ楽譜でも全く違う演奏になるでしょう。それはなぜかというと、ピアニストがその楽譜を弾くときの感情の乗せ方が個々で違うからです。

なぜ違うのか。それはピアニストたちが自身の演奏する作曲家の想いや性格、考え方、育った環境にまで思いを巡らせ、それを自分の中に落とし込んでいきます。さらに時代背景をとことん考え、その考えた結果を演奏で表すからです。同じ楽譜でもピアニストによっては鍵盤の強弱が違うのはこういう所からきているのです。

ピアニストのやりがいとは、自分自身が考えに考え抜いた結果を演奏し、聴衆に伝えること。そしてその聴衆から止むことのないスタンディングオベーションされての拍手や、感謝を述べられた時、かなり大きなやりがいを感じることができるでしょう。

もちろん大きなリサイタルやCDの発売などがなくても、自身の教室で受け持つ生徒の成長が見られればそれで満足と「教えること」に重きを置いているピアニストもいます。

ピアニストの仕事内容まとめ

ピアニストは才能と努力と出会いが大切な仕事

ピアニストは、今回紹介したようにただピアノが弾ければよいという単純な仕事ではありません。演奏家として人々を感動の渦に巻き込み、聴取を魅了し続ける演奏家、才能ある生徒を育てることにやりがいを求める講師、どちらも技術がなければできない大変な仕事です。

ご自身の技術を信じて、聴衆に素晴らしいメロディをお伝えください。

ピアニストの参考情報

平均年収200万円~300万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種音楽・ラジオ

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