漫画家の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

漫画家の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

楽しそうな漫画を生み出すことが仕事であるため、楽しそうにも思える職業の漫画家。しかし、実は地道な努力が求められる職業ともいえそうです。今回はこの記事で、漫画家の仕事内容や苦労、やりがいなどについてご紹介します。

漫画家とはどんな仕事?

物語を作り、絵を描いて、漫画作品を仕上げる

漫画家の仕事は、漫画を制作することです。ただし、一口に漫画を制作するといっても、制作をするには様々な作業が必要となります。

まず、漫画の物語を細かく考えてから、登場人物を細かく考えて、物語のテーマをとらえてコマ割りをすると同時に、ネームと呼ばれる吹き出し部分の台詞を考えます。その後、実際の漫画をデジタルまたはアナログな方法で形にしていきます。

これらの作業を、連載を抱えて多忙であり、アシスタントを雇う必要がある漫画家以外は、編集者のアドバイスを受けながらではありますが、1人でこなさなければなりません。

漫画家の苦労

ずっと机に向かい、絵を描き続ける苦労

漫画家も仕事なので、もちろん仕事をしていく上での苦労もあります。まず、苦労として挙げられることが多いのは、ずっと机に向かって絵を描き続ける必要があるという苦労です。

漫画家は、1人で考えたり作業をしたりする時間が長い職業です。仕事をこなしていると、丸一日誰とも会話をしない日がある人もいます。そのような生活が苦痛であり、刺激的な生活を送りたい人は、漫画家の生活がつらいことでしょう。

言い方を変えれば、ずっと机に向かって絵を描き続けることや、1人で考えたり作業をしたりして、他の人と話さない生活をすることが苦労だと思わない人は、漫画家に向いているといえるでしょう。

物語や登場人物を考える苦労

絵を描き続ける前の工程にも苦労は存在します。それは、物語や登場人物を考える苦労です。

漫画において、物語や登場人物は絵よりも重要であることが少なくありません。大ヒットした漫画作品において、絵が上手であることより以上に、物語や登場人物が魅力的であることが、少なからず存在するからです。

物語や登場人物を考える大変な苦労であり、頭がいっぱいになり、苦しい思いをする漫画家もたくさんいるのです。

人気作家になると発生する人間関係の苦労

今まで挙げた2つの苦労は漫画家特有の苦労といえますが、他の職業でも感じるような苦労も漫画家についてくることもあります。

例えば、漫画家として人気になり、アシスタントを雇った場合は、1人でやっていた作業を複数人でやることになり、チームのリーダーとしての立ち位置が求められます。他にも、アシスタントの給料の管理などといった、1人で漫画を描いていたときにはなかった苦労が生まれるようになります。

漫画家になる人には、1人で何かをするのが得意であるタイプの人が多いため、編集者やスタッフなどとの付き合いに苦労してしまう人もいるようです。

漫画家の仕事の具体的な内容

漫画家にも様々な活躍場所がある

漫画家にも様々な活躍場所があります。ここからは、それぞれの活躍場所別に、漫画家の仕事内容を紹介していきます。

週刊連載の漫画家の仕事内容

週刊誌で連載されている漫画家は、物語のネタを探し、編集者と打ち合わせをして、アイデアが固まり次第絵を描き、原稿を仕上げます。連載が続いている限り、この生活をずっと続けることになり、毎週締め切りに追われることになります。

書籍の漫画家の仕事内容

漫画家と聞いて一般的に頭に浮かぶのは毎週の連載がある娯楽系の漫画家ですが、『漫画でわかる○○』のような書籍のための漫画を描く漫画家もたくさんいます。

書籍の漫画家は、週刊連載の漫画家と違って毎週締め切りに追われ続けることはありません。しかし、学習漫画を描くにあたっては、歴史漫画なら歴史の、化学漫画なら化学のといった、その内容に関する最低限の知識を得る努力は必要となります。

企業広告の漫画家の仕事内容

最近では企業の広告に漫画を使用することも多くなり、企業広告を専門として活躍する漫画家も増えています。

企業広告の場合は、依頼した企業との綿密な打ち合わせを重ねて、漫画を通じて誰に何を伝えたいのかをきちんと理解して、漫画を描く必要があります。ときには、依頼した企業が自社のアピールポイントを上手く把握していない場合も考えられ、その場合は漫画家が上手く話を引き出し、アピールポイントを見つけ出す手伝いをすることもあります。

ウェブサイトの漫画家の仕事内容

インターネットの発達に伴って、漫画の新しいビジネスモデルが誕生しています。有料サイトで月額または1話ごとに課金する方式や、無料サイトで漫画を読めるようにして広告費で収益を出す方式が一般的です。

週刊誌と比べて、印刷や流通にかける費用が少なく済むので、大手出版社からベンチャー企業まで多く参入しています。また、電子書籍の発達により、個人で出版する漫画家も増加傾向にあります。

漫画家の仕事のやりがい

活躍場所によってやりがいも異なる

漫画家は、活躍場所によってやりがいも異なってきます。活動場所別に、漫画家のやりがいについてご紹介します。

週刊連載の漫画家のやりがい

週刊連載をしている娯楽的な側面が強い漫画家のやりがいは、やはり自分の世界観で人の心を動かすことができることといえます。

自分の世界観を生み出すことはつらいときもあるかもしれませんが、それを表現する仕事に就くことができ、世界観を表現することで見知らぬ誰かの心を動かすことができたときは、大きなやりがいを感じることでしょう。

また、素晴らしい漫画作品を作り上げることによって、どんどん読者が増え、漫画雑誌の読者アンケートやファンレターなどといった形で読者の声が届くようになることも、今後の作品作りを頑張る原動力になることでしょう。

書籍の漫画家のやりがい

書籍の漫画家のやりがいは、自分の漫画が誰かの人生の改善に役立つことといえます。

『漫画でわかる○○』のような漫画は、文章だけで説明するとわかりにくくなってしまいがちな書籍の補足をしたり、文章以上に表現の幅を広げたりするために、存在しています。漫画によって、読者は書籍の内容をより早く理解することができ、人生などの悩みが改善されます。

娯楽的な漫画よりも、もっと直接的に読者の生き方を変えることができることが、書籍の漫画家にとっての原動力となります。

企業広告の漫画家のやりがい

企業広告の漫画家は、企業広告に漫画家の名前が載ることも基本的にはなく、週刊連載の漫画家や書籍の漫画家よりも裏方であることが多いですが、裏方ならではのやりがいや喜びがあります。

芸術性に優れた漫画家は週刊連載や書籍の仕事をしていることが多く、企業広告の仕事をする漫画家は漫画の芸術性では週刊連載や書籍の仕事をする漫画家に少し劣っていることが、現実的によくあります。

しかし、その現実の中で芸術性に優れた漫画家が現れた場合、漫画を読む消費者や業界の人々にとって目に留まるものとなり、新聞や雑誌の広告手法の特集記事で取り上げられることがあります。このように、漫画界以外の業界に影響を与えることができるということが、企業広告の漫画家にとってとても大きなやりがいとなります。

ウェブサイトの漫画家のやりがい

ウェブサイトの漫画家のやりがいは、内容によって大きく異なります。週刊連載の漫画家と同じようなジャンルの漫画を描いている場合は、週刊連載の漫画家と同じようなやりがいを、書籍の漫画家と同じようなジャンルの漫画を描いている場合には、書籍の漫画家と同じようなやりがいを感じていることでしょう。

漫画家の仕事内容まとめ

漫画家は様々な活躍場所があり、地道な努力が求められる

漫画家は、漫画を制作することが仕事です。漫画と一口に表現しても、週刊誌や書籍、企業広告などといった、様々な活躍場所があります。

どの活躍場所で漫画を描くことになっても、物語や登場人物を考えたり、内容に対する最低限の知識を学んだり、企業との打ち合わせを重ねたりといった、素晴らしい作品を作り上げるための努力を欠かすことはできません。漫画家は、地道な努力が求められる職業なのです。

漫画家の参考情報

平均年収280万円~7000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種マンガ・アニメ・ゲーム

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